印象線は生命線に寄り添って現れる、か細くて薄い線です。
手相のなかでも見分けづらい線のひとつであり、様々な表情を見せて、それぞれに意味が異なるのが印象線の特徴です。
印象線は愛情運や感受性を表します。恋愛や結婚、異性との愛情の長さや気の多さなどを司り、年齢でいうと30代の頃の運勢を表すと手相学上ではみなします。
一方、感受性は精神的な世界への関心や興味の深さ、感受性の強さや神経の鋭さなどを表しています。
それでは、印象線がどこにあり、どのような意味を司るのかを早速見ていきましょう。
もくじ
- 1 【手相占い】印象線の位置や基本的な意味とは?女性・男性の違いは?】
- 2 【印象線が現れる場所とは?生命線から始まり手首で終わるのが一般的】
- 3 【印象線の見方・見るべきポイント?線の長さ・短さ】
- 4 【印象線が長い場合は愛情関係が長続きする】
- 5 【印象線が短い場合は別れと出会いを繰り返す!】
- 6 【印象線の見方・見るべきポイント?線の濃さ・薄さ】
- 7 【はっきりと濃く表れている時は影響を受けやすい人】
- 8 【薄く表れている時は影響を受けにくく自立している人】
- 9 【印象線が無い場合は現実的で地に足が着いている】
- 10 【印象線の見方・見るべきポイント?左右の手の違い】
- 11 【印象線の見方・見るべきポイント?他の線や丘との関係】
- 12 【印象線の見方・見るべきポイント?線の形状や状態】
- 13 【まとめ】
【手相占い】印象線の位置や基本的な意味とは?女性・男性の違いは?】
印象線が現れるのは、生命線のそばが基本ですが、例外もあります。
印象線の基本的な意味は、愛情や感受性、精神性です。愛情運に関しては、30歳からの恋愛や結婚が長続きするか、障害があるのか、離別死別を見ることができます。
とはいえ、たとえ印象線がなかったとしても問題はありません。
愛情運を占うことができると言われていますが、印象線がなくとも恋愛運や結婚運は別の線で見ることが出来ます。また、印象線は、性別による違いはありません。
では、どのような人に現れるかを紹介します。具体的には、精神的な世界に縁が深い人や、霊的な感受性を持っているなど、感覚が鋭く、繊細で神経が敏感な人に現れやすい傾向があります。
反対に、現実的なものの見方をする人、物質にこだわり目に見えないものを信じない傾向にある人にはあまり見受けあれません。
印象線は恋愛運を司る手相線でもあるので、浮気や気の多さを表す線だとも言われていますが、それを含めて愛情運や感受性をうかがい知ることができる手相線です。
【印象線が現れる場所とは?生命線から始まり手首で終わるのが一般的】
印象線は、生命線のそばから手首に添って伸びていくのが基本です。生命線の5mm以内のうすい縦線を印象線として見ます。
手のひらに刻まれた印象線は、生命線に寄り添いながら、やがて手首の方まで下へと伸びていきます。
しかし、なかには生命線から離れた印象線が現れる場合もあるので、一概にどこに現れると断定できない線でもあります。
また、印象線は縦線として出る場合と、鎖状や二股に別れるなど、変わった印象線が出ていることもあります。
そのため、素人目には見分けが大変難しい線のひとつです。
また、変わった印象線の例として、生命線の横に現れたり、二重に刻まれていたり、シマといって丸いわっか状の線があったります。
さらに、印象線をさえぎるように横線が入っていることもありますし、途切れとぎれになっていることもあります。
【印象線の見方・見るべきポイント?線の長さ・短さ】
印象線の見るべきポイントのひとつは、印象線の長さです。しかし、印象線の長さはまちまちです。
基本の縦線である印象線が長くなめらかなら、二人寄り添い、愛情運も長続きすることを示しています。
長く伸びる印象線が生命線に近づけば近いほど、歳月とともに愛情が深まるでしょう。
反対に、印象線が短い、印象線が生命線から離れているときは、二人の心の距離には隔たりが生じます。
一時は気持ちが盛り上がっても長続きせず、気持ちが次第に冷めていく運命を暗示しています。
また、印象線が長くても末端が枝分かれしている場合、生命線から離れている以上に、別離別居の可能性が強まります。
そして、印象線の長さに関わらず、印象線が途切れているときは、愛情も途切れとぎれになるという意味合いがあります。
とはいえ、一度別れてから、別の人との出会いが待ち受けている場合もあれば、再会してつながることもあるでしょう。
たとえ印象線に横線が入っていても、線のズレがなければ物理的な障害、精神的な隔たりも乗り越えて愛を深めると見ます。
【印象線が長い場合は愛情関係が長続きする】
印象線が長い場合は、恋愛や結婚をしても愛情が長続きすることを意味しています。
シマがない、なめらかな曲線が生命線に添っている、手首に向かって伸びているなら、二人の関係は長続きするでしょう。
長い印象線であっても、生命線から離れていく場合は、愛情も長続きせず、気持ちが冷めていくことを暗示しています。
しかし、その反対に、始まりは生命線から離れていても、手首に向かうにあたって生命線に近づいていく印象線もあります。
この場合は、気持ちが徐々に近づいていき、関係が深まることを意味しています。
【印象線が短い場合は別れと出会いを繰り返す!】
印象線が短い場合は、相手との関係が長続きしないことを意味しています。
生命線から離れていればはなれているほど、その傾向は強まります。
短い印象線がぶつぎりになっていたり、間隔が空いている場合は、愛情関係の一時的な破綻を示しています。
印象が途切れていても、線がまっすぐ続いているのなら、再び関係がつながるでしょう。
また、短い印象線が親指と生命線の間に現れている場合、恋多き運命をたどる可能性が高いことがうかがえます。
【印象線の見方・見るべきポイント?線の濃さ・薄さ】
印象線の濃さ薄さについて、印象線は見逃しやすい薄い線であることが特徴です。
そのため、両手のどちらに現れようとも、基本的に薄いと考えていいでしょう。
しかし、中には二重の印象線が重なっていて濃い印象線に見える場合もあります。
また、まれに印象線が濃く現れているケースもありますが、これは「影響の受けやすさ」を意味しています。
印象線は愛情運を判断する一方で、感受性を判断するのにも用いられます。
よって、印象線が濃いということは「他者からの影響を受けやすい」感受性の持ち主であると言えるでしょう。
最も身近な家族や恋人、伴侶からの影響を受けやすい、繊細な感覚が印象線の濃さに現れているのです。
そのため、印象線が濃いほど、人生への影響もとても受けやすいと性質だと判断します。
【はっきりと濃く表れている時は影響を受けやすい人】
印象線が薄く現れている場合は、自分を確立して恋人や伴侶と付き合うことを意味します。
相手の感覚や価値観に左右されることは少なく、精神的に自立しているでしょう。
だからといって愛情が薄いわけではありませんので、心配することはありません。
精神的な世界に関心があったり、共感性はあるものの、濃い人に比べれば外部から受ける影響は少ないと言えます。
適度な距離をもって相手と付き合えることができる、バランスのとれた感性の持ち主と言えます。
【薄く表れている時は影響を受けにくく自立している人】
印象線がない人は、精神的なものや神秘的なものにあまり興味がない傾向があります。
なぜかというと、印象線は現実的な感覚の人には非常に現れにくい線であるためです。
よって、印象線がない人は他者からの影響も受けにくく、地に足着けた生活を好むでしょう。
また、印象線がない人は、目に見えないものに影響されにくく、馴れ合うよりは適度な距離感を好む人もいます。
恋人だから、伴侶だからとベタベタせず、自立した生活を好む特徴があります。
【印象線が無い場合は現実的で地に足が着いている】
印象線がない人は、精神的なものや神秘的なものにあまり興味がない傾向があります。
なぜかというと、印象線は現実的な感覚の人には非常に現れにくい線であるためです。
よって、印象線がない人は他者からの影響も受けにくく、地に足が着いた生活を好むでしょう。
また、印象線がない人は、目に見えないものに影響されにくく、馴れ合うよりは適度な距離感を保つことを好む人もいます。
恋人だから、伴侶だからとベタベタせず、自立した生活を好む特徴があります。
【印象線の見方・見るべきポイント?左右の手の違い】
印象線の見るべきポイントに、左右の手の違いがあります。
具体的には、右手は後天的な運命、左手は先天的な運命を意味しています。
右手は、生まれてから現在までの生き方で印象線が出てくることがあります。もし、印象線がなくとも、別の線で愛情運を診断できますので心配はいりません。
一方で左手は、生まれる前に与えられている運命を意味しているので、変化はあまり見られないでしょう。
なだらかな湾曲の長い印象線が両手に現れていた場合、運命の人と相思相愛になり、長い愛情関係を築くことを現します。
また、両手に印象線があり、印象線が左右で明らかに違う場合、結婚運か仕事運を判別する必要があります。
右手に印象線があるときは、相手からの熱烈なアプローチによって結婚する傾向があります。
反対に、左手に印象線がある場合は、自分から相手に対して情熱的なアプローチをして結婚するという意味になります。
【印象線の見方・見るべきポイント?他の線や丘との関係】
印象線の見るべきポイントは左右の手の違いのほかに、印象線と他の線、丘との関係があります。
印象線を単独で見るよりも、より細かく運命の傾向を判断することができます。
印象線が月丘まで伸びていると、性欲旺盛を意味します。
一人の人では満足できず、恋愛や浮気にのめりこむ状態を暗示しています。
寂しがりやな性質の人が多いので、自身の気持ちと向き合うことも重要になってきます。
一方で、親指の付け根から伸びた印象線が生命線に向かっている場合、精神的なストレスを味わうかもしれません。
伴侶や恋人からの悪い影響に注意しましょう。
若い頃のこのような印象線は恋愛の経験と捉えることもできます。
また、印象線に短い横線が入る場合、障害線とみなします。
障害線は一時的に二人の距離が開くことを意味していますが、破局や別離には至りません。
【印象線の見方・見るべきポイント?線の形状や状態】
印象線の見るべきポイントの最後は、印象線の形状や状態です。
印象線が短い線で横切られて、印象線が途切れているときは、死別離別を暗示しています。
このさえぎる横線から新しい印象線が出ている場合、新しい恋人、伴侶が現れることを現します。
また、印象線が生命線から逸れている場合は愛情が冷めることを意味します。
さらに末端が二手に別れている場合は、恋愛、結婚の期間が短いことを示しています。
印象線に現れるシマは、裏切りや災難を意味し、恋愛や結婚における大きな障害を印象線に出るシマで判断します。
生命線に沿いながら末端にシマのある印象線は、愛する人との死別を意味している場合もあります。
しかし、運命は手相によって決まるわけではなく、自分たち次第であることを肝に銘じておいてください。
【まとめ】
手相の中でも見つけにくく、基本的に薄い線であることが多い印象線です。
誰にでも現れるわけではなく、性別による違いはありません。
印象線を持っている人は、精神的、神秘的な世界に縁のあるというのが特徴です。
印象線は恋愛や結婚のご縁の長さ、愛情の深さ、関係の長さなどを司る線で、別名「影響線」とも呼ばれています。
主に、印象線の愛情運は30歳からの愛情関係がどうなるかを診断します。
そのため、二人に起こる可能性のある障害や別離も浮かび上がらせます。
また、影響線とも言うだけあり、印象線のある手相の主が周囲からどれくらい影響を受けやすいかを見ることもできます。
すなわち、恋人や伴侶からの影響の受けやすさ、感受性の強さを意味しています。