手相

二重運命線の基本|初心者でも分かるイラストで手相の見方を解説

【手相占い完全版】二重運命線の見方とは?基本の意味と見るべきポイント

手相において、運命線が二本入っているものを『二重運命線』と言います。運命線の意味は「仕事運」や「社会との関わり」となっており、自身の社会的な成功や評価を表している手相です。

その運命線が二本あることで、どのような意味を表しているのでしょうか。

そもそも運命線の見方がわからないという方も少なくありません。手相は各々で全く異なり、時間が経つと変化すると言われていますので、見方のポイントについても触れていきます。

それを踏まえて、二本の運命線、『二重運命線』が表す基本的な意味や見方について、詳しく見ていきましょう。

【手相占い】二重運命線の位置や基本的な意味とは?女性・男性の違いは?

まず初めに、二重運命線の基本的な位置ですが、中指の付け根(土星丘)から入っているものが一般的です。形状や状態はその人によって異なりますが、基本は手のひらの中心(火星平原)に位置すると考えていいでしょう。

手首側(地丘)が月丘に曲がっている場合もあり、八の字を描くこともあります。

押さえておきたいポイントは、中指の付け根から入っていなければ運命線ではない、という部分です。

また、二重運命線は濃いか薄いかで意味が変化します。濃く深い二重の運命線が入っていた場合は本業、副業共にうまく進む暗示ですが、薄い場合はうまく行かない暗示です。

薄くハッキリしない二重運命線が入っている場合は、安易に他のことに手を出さないほうが無難でしょう。バランスが取れず失敗に繋がってしまいます。

この二重運命線は、男性女性で意味が少し異なります。

基本的な意味は同じなのですが、女性の場合「家庭よりも仕事優先」となり恋愛や結婚の相性が良くないと言えます。

ただキャリアウーマンとして大きく結果を残せると考えていいでしょう。男性は本業と副業で大きな成果を得られるので収入は安定します。

二重運命線が現れる場所とは?中指下から始まり生命線で終わるのが一般的

二重運命線が現れる場所は決まって「中指の付け根」です。ここから始まる線が運命線の基本であり、一本でも二本でも変わりません。一本は中指下から始まり、もう一本は違う指の場合は二重運命線ではありません。

必ず中指の下にあることが二重運命線の定義です。二重運命線の手相を持っている方は稀なので現れる位置もわかり易いでしょう。

始まる場所は中指の下ですが、終わる場所の基本は生命線に当たる辺りです。手のひらの中心から2センチほど下辺りが目安です。

もちろん一般的ということで、長い人もいれば短い人もいます。また手相は時間が経つと変化するので、同じ人でも長さが変わることがあります。ここで重要なポイントは現れる場所です。

終わる位置は人によって変化しますが、現れる位置は必ず中指の下です。

ここが変わることはないので、二重運命線の判断として「始まりは中指の下」と覚えておくといいでしょう。

二重運命線の見方・見るべきポイント・線の長さ・短さ

二重運命線の見るべきポイントとして、一つ目に挙げるのは「線の長さ」です。二重運命線は決まった長さではありません。

長さによって二重運命線の細かい意味も変化します。双方が同じ長さである場合もあれば違う場合もあります。

この長さや短さが表すことは、「仕事」や「やりたいこと」などに使う時間がどのくらいなのか、ということです。

そのため、中指から手首の間であればどの長さでも運命線として捉えることができます。長さや短さによって、その人の根本的な仕事や社会的貢献度に費やす時間がわかるということなのです。

ここでのポイントは長さ=時間と考えてください。ちなみにどちらが良いというわけではなく、どういうタイプなのか、と捉えていただくと良いでしょう。

二重運命線が長い場合は長期型

二重運命線が長い人は長期的に本業や副業をこなしていくタイプと言えます。基本的に仕事や趣味、やりたいことなどを長期的に積み重ねて結果を出す性格を持っていると考えられるでしょう。

相性的にも長期的にじっくりやると大きな成果が得られると言えます。

また他にもブレがなく一直線に進む傾向があると考えていいでしょう。メインの仕事と趣味をブレずにじっくり進めていくと言えるので、どのような職種、物事であっても焦らず落ち着いて進められると言えます。

二重運命線が短い場合は発見型!

二重運命線が短い場合は、今後自分の人生で一番やりたいと思う職業や趣味などを見つけられることを表しています。現状で何をすればいいのか迷っている方もいらっしゃるでしょう。しかし焦る必要はありません。

二重運命線の短い手相を持っている人は、人生をかけて取り組める仕事ややりたいことが見つかると考えていいでしょう。

また運命線が短い線で途切れながら伸びている場合は、本業の転職が多いことや趣味がコロコロ変わる多趣味型です。

短い線が連なっているので、新しいことを見つけて取り組む前向きな手相と言えます。

二重運命線の見方・見るべきポイント・線の濃さ・薄さ

二重運命線の見方、見るべきポイント二つ目として「線の濃さ」が挙げられます。線が濃い場合はより大きな成功や意思、目標の定まりを表しています。

逆に薄い人は仕事ややりたいことに意欲があまりないと考えられます。

働くことができないと言ってもいいでしょう。線の濃さ、薄さではその人が人生の仕事に対しての姿勢や成功を意味しています。一見、線が濃いと良く、薄いと悪いと思われがちですが、実はそうとも言えません。

線が薄いとマイナス面に捉えられがちではありますが、十代の若い人に多く見られる手相でもあり、まだ明確な目標が定まっていない場合があります。

さらに、定年退職した人にもよく見られる手相であり、人生でやり切った人は線が薄い場合があります。

他にも「あまり働かずに生きていける」という意味があります。これはレアなケースではありますが、不労収入や運良くお金に困らず生きていけると考えられます。

ごく稀ではありますが、線が薄いと悪いというわけではありません。

はっきりと濃く表れている時は大きな成功

二重運命線がハッキリと濃く現れている場合は、本業、また副業で大きな成果や成功を表しています。多くの収入を得られることができたり、逆に趣味としてやっていたことが本業になる可能性もあります。

特に夢を追いかけている人はチャンスと考えていいでしょう。一つの大きな壁を乗り越えられることができ、良い結果が得られるでしょう。

また他にもじっくりと着実に成果が出ていることを表していますので、焦らずそのままで良いと捉えられる手相です。

薄く表れている時は考える時期

二重運命線が薄く現れている時は、今はまだ目標や、やりたいことが定まっていないと考えられます。

あまり意欲がないとも捉えられますが、マイナス面ではなくプラスに捉えましょう。今は何をすべきか悩み考える時期と捉えるほうが気持ちの面でもより楽です。

思春期の年頃や学生時期に多い手相なので、薄くても落ち込むことはありません。誰にでも考える時期や悩む時期はあるので、今はその時だと考えられます。

手相は変化するのでずっと薄いままのことはありません。現状は考える時期である、という風に考えましょう。

二重運命線が無い場合はラッキー?

二重運命線が全くない場合は、働くこと自体に興味、意欲がないと表れています。これはお金が絡む「仕事」という捉え方ができるので、専業主婦や大きな財産を持っている人に多い手相と考えられます。

また他にも働かずして生きていける意味もありますので、運の良い手相でもあります。

高齢者の方にも多い手相なので、残りの人生をゆっくり生きるという意味もあります。二重運命線が無い基本的な意味は「あまり働かない」ことを指しています。

しかし上記のように様々な意味もありますので、自分の現状と照らし合わせてみるとわかり易いでしょう。

二重運命線の見方・見るべきポイント・左右の手の違い

二重運命線の見方、見るべきポイントの三つ目は「左右の手の違い」についてです。基本的に手相は左手が「精神的、生まれ持つ性質」を表しており、右手は「肉体的、現状の自分」を表しています。

つまり左手は内側を、右手は外側を意味していると考えられています。

それらを踏まえると二重運命線が左右で異なってくることもわかります。左手は元々の生まれ持った性質が二重運命線の意味と重なり合っているので、どういうタイプなのかがわかります。

逆に右手は今の自分がどうなのか、というところを表しているので、時間が経つとまた変化すると言えます。

左手は自分自身の根本的なタイプを理解し、改善や姿勢に繋げられることができます。左手は今自分が置かれている状況がわかるので、方向性が判断できます。

二重運命線の見方・見るべきポイント・他の線や丘との関係

二重運命線の見方、見るべきポイントの四つ目は「他の線、丘との関係」です。まず他の線と二重運命線が交差している場合や干渉していることを「影響線」と言います。

人は生きていくと必ず何かに影響されますが、二重運命線と他の線が交わることで時期や場所などを判断することができます。

さらに深く掘り下げると細かい時間もわかります。次に丘との関係ですが、二重運命線のスタート地点の丘が変化することで「どのような仕事で成功するのか」、また「どのような仕事が向いているのか」を判断することができます。

丘によって生まれ持った才能や性格などがわかり、運命線に関係してくると考えられています。他の線と丘、双方を詳しく見ることで、自身の仕事がどうなるのか明確に判断できます。

二重運命線の見方・見るべきポイント・線の形状や状態

二重運命線の見方、見るべきポイントの五つ目は「線の形状や状態」です。二重運命線でも線の形状や状態で細かく意味や表していることが違います。

縦にしっかりと伸びている場合や途中で枝分かれしている場合などがあり、状態によって意味が異なります。

縦に一直線に伸びている二重運命線は「天下筋」と呼ばれており、若くして才能を発揮し死ぬまで能力を発揮し続けます。枝分かれしている場合は分岐した地点の年齢から別の物事を始めるという意味があります。

さらにその新しく始めた物事を成功させることができるという表れでもあります。このように形状や状態によって二重運命線の意味も細かく変化します。

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