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二重生命線(火星線)の基本|初心者でも分かるイラストで手相の見方を解説

<タイトル>【手相占い完全版】二重生命線(火星線)の見方とは?基本の意味と見るべきポイント

世の中には、並外れた活力で苦難を乗り越え、溢れ出るバイタリティーでたくさんの成功を収めていく人がいますよね。そんな人の手に現れるのが「二重生命線(火星線)」と呼ばれる手相です。

この手相は、60人に1人ほどの割合で現れ、通常一つしかない生命線が2つ綺麗に並んでいるという、珍しい手相の一つとして知られています。

そんな二重生命線ですが、現れている場所や形状、左右のどちらの手に現れているかなどの違いで、見るべきポイントや意味が異なります。二重生命線の見方を、様々な具体例と合わせてご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

もくじ

【手相占い】二重生命線(火星線)の位置や基本的な意味とは?女性・男性の違いは?


二重生命線は、生命線とほぼ平行に並ぶもう一つの線がある手相で、その人が通常の人より倍以上の生命力と活力を持った人物であることを示しています。ポイントなのは、「体力」ではなく「生命力」が通常よりも優れていると言うことです。

この線がある人の特徴は、意思が強く、自分の信念を最後まで貫き通せる人で、上下関係を気にせずズバズバと意見を言えるタイプです。そのため、目上の人から一目置かれたり、気に入ってもらえることも多いようです。

男性にこの手相があった場合は、溢れ出るエネルギーやバイタリティーがとても魅力的で、女性からもモテる傾向があります。ただ、そのとめどなく湧いてくる活力が「浮気」という結果を招いてしまうこともあるようです。

女性にこの手相があった場合は、何事にも動じない気丈夫な妻として、生涯パートナーを支え続けられる人であることを表します。また健康運も非常によく、妊娠もしやすいため、子宝に恵まれる将来となることを暗示しています。

二重生命線(火星線)が現れる場所とは?生命線の内側に平行して2本並ぶ形が一般的

二重生命線の正確な形は、生命線に対してある程度くっきりした線が沿うように現れていて、生命線と合わせて綺麗に2本の線が平行して並んで見える形です。この手相において、生命線のことを「本線」と呼び、2本目以降の線のことを「副生命線」と呼びます。

二重生命線の形として一般的なものは、生命線の内側に副生命線が現れるというものですが、稀に生命線の外側に副生命線が現れることがあります。この場合、後者の方がより効力や運気が強く、通常の二重生命線と比べてさらに強い生命力を授かっていることを意味します。

また、生命線の起点から近い所で分岐し、生命線に沿って伸びているような線も、二重生命線として数えられます。二重生命線には似ている手相が複数存在するので、見極める際は以上のポイントを押さえて探してみてください。

二重生命線(火星線)の見方・見るべきポイント?線の長さ・短さ

二重生命線は、副生命線の長さから、活力やバイタリティーの持続期間を判断することができます。そのために見るべきは、「生命線の流年法」です。

生命線は、指先側から始まる線が若い年齢の時期を表しており、ちょうど真ん中あたりが35歳前後で、手首側に向かっていくほど歳を重ねた後の時期のことを表しています。

副生命線が短かった場合には、その線の始まりと終わりを横に並ぶ生命線の流年法を基準にして見ることで、何歳から何歳までの間、活力に満ちた生活を送れるかということが読み取れます。

現れている副生命線が、生命線の長さに匹敵するほどの長さなのであれば、生涯に渡って強い生命力を備え持ち、常に行動し続ける忙しい人生にも幸福を感じながら過ごせるということを示しています。

線が伸びてきたように感じる


もし副生命線が伸びた場合、二重生命線の効力である活力を得られる期間が長くなったことを意味します。手相はその人の行動次第で日々変化し続けており、特に副生命線は、健康状態を測るバロメーターとも言われています。

日頃から適度な運動と食事を心がけるなど、健康に気を使った生活を送り出したタイミングなどで、副生命線がぐんと伸びることも十分にあります。逆に言うと、不摂生な生活を送っていれば、短くなってしまう可能性もはらんでいます。

二重生命線(火星線)の見方・見るべきポイント?線の濃さ・薄さ

線の長さ同様、副生命線の「濃さ」でも含んでいる意味に違いがあります。ただ、線の長さの場合は「効力の持続期間」に深く関係していますが、線の濃さの場合は、その「効力自体の強さ」を物語っています。

二重生命線が濃い場合は、その効力も濃いということになり、強く表面上に現れてきます。あなたの周りの見るからに丈夫そうな人、タフな人の手相を見てみてください。もしかしたら、二重生命線がくっきりと現れているかもしれません。

手相は「長さ」と「濃さ」だけの組み合わせだけでも複数のパターンがあり、読み取るのが難しくもありますが、知っていくうちにさらに掘り下げて知りたくなる、面白いものです。次に、具体的に濃い・薄いでどんな違いがあるのかを、詳しくご紹介していきます。

はっきりと濃く表れている時は並外れた生命力が宿っている証


「二重生命線が濃い」というのは、生命線と副生命線の両方が濃く現れているという状態です。人の倍以上の生命力が宿り、怪我を負った時や病気にかかった時にも、並外れた回復力を発揮し、通常なら何週間も寝込まなければいけないところを、数日で全快してしまった。そんなエピソードを持つ人もいます。

他にも、忍耐力があり、自己管理能力にも長けているなど、仕事や遊びで予定をうまくコントロールすることができ、キビキビと常に忙しい環境に身を置くことを好む傾向にあります。また、確固たる自分の信念を持っていて、何かトラブルが起こった時にも芯がブレないため決断が早く、問題解決能力にも優れています。

薄く表れている時は効力の影響も弱め


生命線と副生命線の両方が薄い場合は、その効力も薄いということ。人並み以上の生命力には恵まれているものの、人から見て「この人は普通の人ではない」と感じさせるほどの生命力や活力はありません。また、線が薄い場合には、生活態度によって消えてしまうこともあるようです。

二重生命線だからといって油断をしていると、せっかくの良い相がなくなってしまいかねません。普段から自分の健康管理には十分に気を配るようにし、いくつになっても健康でいられる生活を今から心がけましょう。

線が濃くなってきたように感じる


自堕落な生活から一変、生活態度を改め、健康を意識した生活を送るようにしていると、だんだんと線が濃くなることがあります。「せっかく二重生命線があるのに線が薄い」と思っている人は、ぜひ試してみてください。

二重生命線を構成する生命線と副生命線には、それぞれに見方があります。本線である生命線が「活力・バイタリティー」といった精神面の状態を表し、副生命線が「体力・健康」といった身体の状態を表しているといわれています。健康になろうと活力を生み出し、実行に移すことで、両方が太くしっかりとした線になる見込みもあります。

二重生命線(火星線)が無い場合は生命力が弱い?


二重生命線がないからといって、決して生命力が弱いわけではありません。生命線自体が長く太く、しっかりと伸びている線であれば、その人の健康面や寿命を心配する必要はありません。

そして、将来のことを考え、健康第一を意識した生活を送ろうとするなら、二重生命線が後々出てくることもあります。さらに現れる可能性を上げたい人は、二重生命線をペンで手に書いてしまうのもありです。そうすることで普段からその線を意識しやすくなり、行動に移しやすくなるという心理的な作用が働きます。

二重生命線(火星線)の見方・見るべきポイント?左右の手の違い


手相は、利き手が現在から未来を表し、利き手ではない方が生まれ持った素質や過去の運勢を表していると言われています。利き手にある手相は、自分の努力で後天的に授かったもので、利き手ではない方にある手相は、元来の素質として持っているものと読み取ることができます。

手相自体が持つ意味に変わりはありませんが、左右のどちらの手にあるかで、その人の置かれている状況や物事に取り組む姿勢などに若干の違いがあります。

自分の置かれている状況を常にリアルタイムで映し出す手相は、行動を起こす際の指標として役立てることができます。何かにつまづいて前に進めない時は、一度自分の手相で現在地を確認してみるのも良いかもしれませんね。

右手に表れている線は自分の努力で培った生命力の強さの証


右手を利き手としてみた時に二重生命線がある場合は、その人の考え方や体の状態が変化したことで現れていると読み取れます。多忙な生活の真っ只中であることを表しており、自分の意思を貫き通すという姿勢が強くなっている状態です。

そんな状況下でみるみる成長を遂げ、自分の中で作り出した活力とバイタリティーが物事を良い方向へと導き、大きな成功をもたらすでしょう。仕事やプライベートにおいて、生き生きと活躍できることを暗示しています。

左手に表れている線は生まれ持った生命力の強さを表す


左手を利き手じゃない方としてみた場合、その人が生まれもった生命力が人並み以上のもので、圧倒的なバイタリティーを発揮できる素質を持っていることを表しています。多忙を好み、自ら進んで出来事の渦中に入っていく人です。

何かに取り組むときも目的のために淡々と物事を進めることができ、最後までやり遂げようとする強い意志の持ち主です。また、要領の良さから飲み込みが早く、一度やったことはなんでも器用にこなす多芸多才な人です。

二重生命線(火星線)の見方・見るべきポイント?他の線や丘との関係

手相にはその効力に影響する線やマークがあり、その相が掌のどこに現れるかによっていろんな意味を持ちます。そして手相の近くに何らかのマークがあった場合は、その線の持つ意味や効力に深く関係するので、手相を読み解く際には非常に重要なポイントになります。

その線の効力を増幅させるものや、逆に減衰させるものもあるので、それぞれのマークを理解し、手相を正しく読み取ることが大切です。もちろん、二重生命線にもその効力をプラスαにさせるものと、マイナスにさせるものがあります。

複数種類があるマークですが、ここでは3つのマークをご紹介します。他にも自分の手相から探してみたくなるマークがたくさんあるので、ぜひこの記事を機会に調べてみてください。

線上にスター(星・アスタリスク)がある


掌にスター線(星紋)があった場合、基本的には良い意味を表します。ですが、もし生命線上にあった場合は、不吉の印。何らかの危険が差し迫っていることを表しています。しかもそれは、命に関わるような大きなトラブルの予兆なので、現状に問題がなくても油断は禁物です。

しかし二重生命線であった場合は、副生命線は生命線を補うという役割を持ちます。もし、何か大きな病や怪我を負ったとしても、持ち前の生命力を発揮し、回復に向かうでしょう。

線上にトライアングル(三角紋)がある


生命線の付近にトライアングル(三角紋)があった場合、「生命線上にあるかないか」で全く逆の意味を持ちます。生命線に重ならないトライアングルは、良いことが起こる予兆で、間も無くその人の努力や頑張りが報われる瞬間が訪れることを示しています。二重生命線であった場合は、よりその効果を強めてくれるマークとなります。

ですが、トライアングルが生命線に重なる場合、生命力が弱まることを意味し、予期せぬ問題や出来事が起こる前触れです。二重生命線であった場合もトライアングルが重なっている時は、過信せず、慎重な行動を心がけましょう。

線上に十字紋(×印・クロス)がある


これもトライアングルと同じで、生命線上にあるかないかで違う意味を表しています。トライアングルの場合は真逆の意味を持ちましたが、十字紋(×印・クロス)は、2パターンとも良くない出来事の兆候です。

生命線上に重ならず、線の内側にあった場合は、身近な人とトラブルが起きそうなことを予兆しています。外側にあった場合は、自分とはあまり関係のないところで問題に巻き込まれる暗示です。

そして生命線上に重なる場合は不吉な出来事の前触れで、健康トラブルや不幸に苦しめられる可能性があります。二重生命線だからといって油断していると後から後悔する状況に陥ってしまいかねないので、前もって心構えをしておくことが必要です。

二重生命線(火星線)の見方・見るべきポイント?線の形状や状態

二重生命線を読み解く際に見ておきたいポイントは、生命線の流年法により、いつ頃の時期にその出来事が待ち構えているか、というのが分かるところです。何歳頃にこんな出来事が起きる。それに備えて心の準備をしておくのと、しておかないのとでは、大きな違いがあります。

形状や状態によってわかるものとわからないものとがありますが、より正確に手相を読むことに注力するのであれば、必ずみるべきポイントの1つです。そんな数ある形状の中で、以下より5パターンをピックアップしてご紹介していきます。

手相の形状は千差万別。一つとして同じものはありません。同じ手相でも、その形状の違いでそれぞれに違うメッセージをもっています。今の自分の状況を細かく読み解く時には、そんな違いにも注目して見る必要があるといえます。

線が二股に分かれている


二重生命線の両方、もしくはどちらかの線が二股に分かれている場合は、生命力の弱まりを意味しています。この形状は、生命線の流年法で何歳ごろに弱まるかという時期も読み解けるものです。例えば、より手首側に近い方で別れているのであれば、その時期が老後に関わってくることを表しています。

生命線の流年法で読み解いた時期に、病気や怪我などの苦難が待ち構えており、生きようとする力そのものが低下するということを暗示しています。

線が二本・三本と複数ある


二重生命線は一般的に生命線と副生命線の二本から成り立ちますが、稀に副生命線が二本、三本と、複数あるという形もあります。この場合、副生命線の本数が多ければ多いほどより活力に溢れ、その生命力も二倍、三倍と強い人であることを表します。

命に関わるような病気や怪我からもあっさりと全快してみせたり、普通の人であればひとたまりもない困難にも軽く乗り越えてしまったりなど、常人離れしたエネルギーで大抵のことは平然とこなしてしまう、特別な存在といえます。

線の始点・終点が枝分かれしている


生命線の始点から親指に向かう線が出ている場合、その人が神経質であり、気苦労やストレスを溜めやすい気質であることを表しています。気が小さく、自分を大きく見せようと話を脚色したり、思い上がりの激しい一面があるようです。

生命線の終点がくっきりした線で二股になっている場合、生命線を補強する線が増えたと捉えられ、それにより生命力も強まり、ストレスにも強い耐性があることを意味します。さらに二重生命線であった場合は、よりその効力も増すと考えられます。

線の途中にフィッシュ(魚紋)がある


フィッシュ(魚紋)は手相において幸運のマークとして知られています。生命線にフィッシュ(魚紋)がある場合は、二重生命線の効力を倍増させる印です。この形状も、生命線の流年法から効力の強まる時期を把握することができます。

その期間は、生命力に加えて行動力も増し、何に取り組むにも全力の力を発揮できるため、大きな成功や幸運もつかみやすい期間と言えます。達成したい目標や夢があるなら、その期間に狙いを定めて前準備をしておくと良いでしょう。

線の途中に島がある


島は島紋やアイランドと呼ばれ、島のように線で丸く囲いをしたマークのことを言います。この形状は、あまり良くない印であり、生命線の流年法から読み取ります。島が現れる時期に積極性がなくなり、活力が低下することを表しています。

また、生命線のちょうど間ん中くらいに島がある場合は、その人が腰痛や偏頭痛などの慢性的な疾患を持っていることを指しています。自覚症状がある人であれば、生命線に島が現れている可能性が高いので、探してみてください。

まとめ

二重生命線は、生命力や活力の象徴です。その手相があることにより、人生はより輝くものであることは間違いありません。ですが、それにおごり、健康を損なうような無理をするのであれば消えてしまうこともあります。

全ての手相に言えることですが、一生変わらない手相というものはありません。自分の行動次第で早ければ2?3ヶ月で様変わりすることもあります。もし現状の手相がとても良いものであれば、それを維持するために適正な行動を取らなければなりません。

もし二重生命線がある手相なのであれば、みなぎる活力により充実した生活を送れることを示唆しています。しかしその環境に満足することなく、より良い未来を目指し行動し続けるのであれば、その効力も長く、強力になり、さらなる幸福が訪れることでしょう。

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