手相

ユーモア線の基本|初心者でも分かるイラストで手相の見方を解説

テレビの世界で活躍するお笑い芸人や漫才師達が、バライティー番組でトークを繰り広げている時に、やはり常人よりも優れたユーモアのセンスを持っているなと感じる瞬間はありませんか?そんな人の手に現れるのが「ユーモア線」と呼ばれる手相です。

この手相がある人は、ずば抜けたユーモアのセンスで人々を笑顔にし、その社交性の高さからいつも周りに人が集まる人気者であるという特徴があります。この記事では、ユーモア線が表す意味や線の見方のポイントについて詳しくご紹介していきます。

【手相占い】ユーモア線の位置や基本的な意味とは?女性・男性の違いは?

ユーモア線は水星丘(小指の付け根の膨らみ)に現れる手相で、感情線の起点付近に見られるのが一般的です。この手相の意味とは、その人が頭の回転が早く賢い人で、巧みに言葉を操りながら周りの笑いを誘い、場の空気を盛り上げるセンスに長けていることを表しています。

手相によっては男女の違いで少し意味が変わるものもありますが、ユーモア線においては男女どちらの手にあってもその能力に違いはなく、誰からも愛される愛嬌を持ち、周りの人を笑顔にできる才能が備わっていることを意味しています。

ユーモア線のある人には、「言葉を使う仕事」が向いているといえます。例えば、卓越した会話術でお客さんとの距離を縮め、その場の空気に馴染むトークで気配り上手な印象を与えられることから、「営業職」には最適の能力です。他にもその柔軟な発想力や表現力を活かし、「シナリオライター・作家」なども良いかもしれません。

ユーモア線が現れる場所とは?感情線の入り口付近に「くの字」で現れる形が一般的


ユーモア線と呼ばれる手相は、2種類あります。1つは、感情線の起点付近に「くの字」で現れる線と、もう1つは感情線から太陽丘(薬指の付け根の膨らみ)に向かって斜め上に伸びている線です。この2パターンをユーモア線と読み取ることができます。くの字で現れているパターンに関しては、その特徴的な形から見つけやすいでしょう。

また、ユーモア線の本数が多ければ多いほど、よりユーモアのセンスに優れているとされ、とある有名なお笑い芸人には6本ものユーモア線があったといわれています。

手相はその人を取り巻く環境や、行動、考え方により日々変化していきます。今現れているユーモア線が1本だったとしても、よりユーモアのセンスを磨こうと努力することで、その本数が増えることもあるのです。

ユーモア線の見方・見るべきポイント?線の濃さ・薄さ

手相の現れ方は人によって多種多様です。同じ手相が現れていたとしてもその線の形は1つとして、ピッタリと重なるものはありません。ユーモア線においても例外はなく、線の現れ方でその意味にも違いが出てきます。

ここでは、ユーモア線の「濃さ」で読み取れる意味の違いを解説します。手相が濃いとは線の溝が深いもので、薄いとは線の溝が浅いもののことです。

もし、現れているユーモア線が濃い場合、その能力も濃く現れやすいことを表し、薄い場合は、ユーモア線が表す能力も薄いことを意味しています。手相の濃さは、その線の力や運気の強弱を表すことが多いとされています。そこから今自分の置かれている状況と合わせ読むことで、起こすべき行動や、心がけるべき意識などを見定めることができるのです。

はっきりと濃く表れている時はユーモアのセンスが人一倍優れている証


ユーモア線の特徴である、人を惹きつける高いコミュニケーション能力がその人の人生に大きな影響を与えることを表しています。生涯にわたりその能力を発揮し続けることをができるので、その才能を活かせる職業に就くことにより、大きな成功や功績を納められるでしょう。

人生においてたくさんの人の目に触れるようなスポットライトが当たる場所で活躍することにより、富や名声を手に入れられることを暗示しています。どんなことにも積極的に挑戦し、その努力により表舞台に上がることができれば、向かう所敵なし状態となるでしょう。

薄く表れている時はユーモア線の意味も薄い


ユーモア線が薄い場合は、その意味も薄くなることを表し、表面的には現れにくい程度の力であることを意味しています。人よりも少し話が上手かったり、人からなんとなく好かれやすいという人には、薄いユーモア線があるかもしれません。

手相はその人の行い次第でどんどん変化していくので、日頃から人を楽しませようと心がけることで、線が濃くなる可能性もあります。才能を持っていることは間違いないので、それを磨く行動を意識してみてください。

ユーモア線が無い場合はペンで書き足すと現れる?


もしユーモア線がなかったとしても、トーク術を勉強したり、ボキャブラリーを増やしたりすることで、ユーモアのセンスが磨かれることがあります。手相は、日頃の行いや考え方次第で、後天的に現れる可能性も十分にあるのです。

また、線がない場合にはその手相をペンで書き足すことにも効果があるようです。日々その手相を目で認識することで、意識的に線が現れやすくなる行動ができるようになるといわれています。ユーモア線が欲しい人は、試してみて損はありません。

ユーモア線の見方・見るべきポイント?左右の手の違い


手相を見るとき、現在から未来のことを知りたい時には利き手を。過去の運勢と生まれ持った素質を知りたい時は、利き手ではない方を見ることで、それぞれを知ることができます。

ユーモア線が利き手にあった場合、備わっているユーモアのセンスがその人の行動や思考の変化により、後天的に授かった能力であることを表しています。知らない間にユーモア線が現れていたという場合は、普段の行動や思考がユーモアを磨くポイントを突いているということなので、そのまま維持することにより、さらに力強い線になる可能性もあります。

ユーモア線が利き手ではない方にあった場合、生まれ持った生粋のお笑いセンスで、周りの人を喜ばせるという能力においては天才的な力を発揮します。誰からも好かれる愛嬌のある人で、周りにはいつも人が絶えない人気者です。

ユーモア線の見方・見るべきポイント?他の線や丘との関係


ユーモア線は、水星丘(小指の付け根の膨らみ)と呼ばれる場所に現れます。ここは、手相において「社交性」や「知性」を司る場所であり、ユーモア線以外に現れる手相も、その意味を増長させるものが多いのです。

そしてユーモア線は、感情線とも接しています。この2つの要素を合わせ読み取ることで、愛情表現として高い言語能力を巧みに駆使し、人を楽しませることのできる魅力的な人物であることを表しているのです。

ちなみに水星丘は、他にも「商才力」「発想力」「交渉力」などの能力の強さを表しており、この部分がふっくらと発達している人は、これらの才能が優れており、それを活かすことで大きな財を生み出せるということを意味しています。

ユーモア線の見方・見るべきポイント?線の形状や状態


手相は線の形状により、その意味をプラスにしたり、マイナスにしたりするものがあります。ここでは、ユーモア線の形状について3つのパターンをご紹介します。

まずユーモア線上に島があるとき、その才能にジェラシーを感じている人物からの妨害があることを暗示しています。人気者に妬みを持つ人は、残念ながら少なくありません。浮かれすぎず、周りの変化にはより敏感に反応できるように努めましょう。

ユーモア線が鎖状になっている場合、周囲を楽しませようと気を配りすぎた結果、体調を壊したり精神が不安定になったり、自分を追い込んでしまっている状況を表しています。健康に害を及ぼしては元も子もないので、無理は禁物です。

ユーモア線が複数ある場合、本数が多ければ多いほどユーモアのセンスに溢れ、人を笑わせる話術や親近感を感じさせるコミュニケーション力に長けていることを表しています。その本数が2本、3本とあるときは、ユーモアのセンスも2倍、3倍となることを意味します。

まとめ

ユーモア線が現れている人は、自分の力によって生み出される人々の笑顔に囲まれた、素晴らしい人生を送ることができるとても幸せな人でしょう。ですが、その場の雰囲気を読み、気を配りすぎてしまうため、どっと疲れてしまうような場面も多々あるようです。

普段はとても真面目でシャイな人が多いのも特徴で、なんとか場を盛り上げようと空元気を出したり、真面目さから期待に沿うため無理をしたりしてしまいがちになるのです。時にはのんびりと、何も考えなくて良い日を作り、休息をとることも必要です。

人とのコミュニケーション力を向上させたい、トーク術を磨きたい、人を笑わせる仕事がしたいなどの目的に向かって日々努力をしている人は、ユーモア線が現れている可能性も十分にあるので、ぜひ、自分の手相をチェックしてみてください。

RELATED POST