手相

【手相占い完全版】運命線の見方とは?基本の意味と見るべきポイントが分かる!

運命線は、生き方や運勢だけでなくその人の自主性・性格・人生の安定度、仕事運などをあらわし、はじめは出ていなくても一定の年齢になればほとんどの人に出てくる相と言われています。運命線は自分が「努力している」と感じていると出てくる相です。なので運命線が出ている人すべてが成功するかというとそうではありません。運命線だけでなく、太陽線やその他の線を一緒に見ることで、開運期や進むべき道を読み解きます。
また、女性にある運命線は「苦労線」と呼ばれ、専業主婦になりたいと思っている女性にとっては必ずしも良い線とも言えません。

もくじ

運命線の位置や基本的な意味とは?

手のひらの縦中央、手首から中指に向かって伸びている線を運命線と呼びます。運命線には職業運や結婚運など、人生における境遇の変化やその人の基本的な運の良さが表れています。線の濃さや、始点の位置、あらわれる場所、さらには運命線がない場合にも意味があります。運命線から、あなたが社会の中でどんな道に進み、どのように人生に向き合っていくか、さらには開運期(出世、転職、起業)までもがわかります。

運命線は手首線から始まり土星丘で終わるのが一般的


運命線が手首の真ん中から中指の付け根部分(土星丘)まで伸びている場合、その人はワンマン型・自力中心でどんどん道を切り開いていきます。
自分から人に頼ろうとはしないのですが、その人が人格者の場合は自然と周囲に人が集まり、周囲からの援助や引き立ても多く、大成功するでしょう。

運命線と流年法・結婚の時期も分かる?


手相を見て、いつ・何が起きるかを知る方法を流年法と言います。
運命線の流年法は、一般的な感情線と頭脳線を持っている人であれば、頭脳線との交差点を35歳、感情線との交差点を55歳としてみます。そして、手首線の交点と頭脳線の交点の中間地点が21歳です。
運命線をみることで結婚の時期を予測することも可能です。月丘や親指側から出る支線が運命線に合流しているものを「影響線」と呼びますが、この影響線が運命線に合流している時期に結婚する可能性が高いといえます。

運命線が平均よりも長い場合は仕事運がいい!


運命線が長い人は、仕事運があります。起業して大成功を収めたり、大企業に入っても出世、昇格を望めるでしょう。また長い運命線の持ち主は、早い段階からやりたい仕事や夢を持っていることが多く、その夢を叶えるために努力をすることができます。長い運命線に加えて濃い運命線の場合、努力を現実に変える力があるので、周囲が驚くような夢を現実にしてしまうこともあるでしょう。

運命線が平均よりも短い場合でも、その時期に活躍できる暗示


運命線が短いから活躍できないと思っている人もいますが、必ずしもそうではありません。
短い運命線でも、その線が出ている時期に活躍できることを示しています。運命線の流年法では、手首に近いほど若い時期を、上に上るほど晩年期をあらわします。したがって手首近くに短い線がある人は人生の早い時期に活躍の時期があり、逆に、上の方に運命線がある場合は晩年型の人でしょう。

運命線がはっきりと濃く表れている時は逆境にも強い


運命線がはっきりと濃くあらわれている人は、自主性を持ち、意欲的な生き方をしている人です。頑固な面もありますが、自分から積極的に人生を切り開いていくという前向きな気力に満ちています。
人生は上手くいかない時期もありますが、この相の持ち主はそんな逆境の中にいても自分なりに努力を続け、困難に立ち向かうことができます。また、常にその人なりに学び、努力を続けているので、充実した人生を送っている人も多いでしょう。
ただし、はっきりと濃い運命線の持ち主が女性だった場合、かかあ天下になってしまいます。

薄く表れている時は周囲に流されすぎないで!


運命線が薄くあらわれている人は、あまり自主性が強くなく、周囲に合わせて生きるのが得意なタイプです。周囲の波の乗ってうまく発展することもありますが、周囲の状況に流されすぎてしまうこともありそうです。また、自分が何をしたいのかわからない…と言った人も運命線が薄い傾向にあります。

運命線が無い場合はやりたいことが見つかっていない


運命線が全くない人は、素直で協調性があります。自分で努力して夢や成功をつかむというよりは周りに合わせて(悪く言うと流されて)生きていく人です。自分で貪欲に働きかけ、仕事をするというよりは、チームワークが大切な仕事をすると良いでしょう。夢ややりたいことがない人にも運命線がないことが多いです。ただし、中年期以降に運命線があらわれてくることも多いので、まだ若い人の手に運命線が無くてもそれはあまり珍しいことではありません。

右手に表れている線は現実的な変化をあらわす

右手にあらわれるのは、後天運と現実的な変化です。右手の運命線の変化は具体的な環境が変化することをあらわします。
好きな仕事につけていないが、社会的貢献はできている・評価されている場合には、左手に運命線がなく、右手にだけあるということもあります。

左手に表れている線は精神的な変化をあらわす

左手にあらわれるのは、先天運と精神的変化です。左手の運命線の変化は精神的な変化をあらわします。
左手の運命線だけが変化してきた場合は、大抵の場合、現実の変化はおきておらず、当人の心のうちに大きな変化が起きています。

運命線が月丘から線が始まっている時の意味


運命線が月丘から始まっている人は、身内ではなく、他人の援助を受け、運を切り開いていくタイプです。この相の持ち主は、人との出会いが思いがけない幸運をもたらしてくれるので、人付き合いを大切にすると良いでしょう。また、人気をもとに成功するタイプの人に多く、芸能人に多い相でもあります。

運命線が地丘から始まっている時の意味


運命線が地丘(手首の真ん中あたり)から始まっている人は、自分の力で運命を切り開く人です。高い目標を掲げ、どんな困難にぶつかっても頑張っていくという強い精神を持っています。この線の持ち主は若い間に苦労したり、努力するほど大きな成功をつかむタイプです。

生命線の内側から始まっている・内側から伸びてくる線と合流している


運命線が生命線の内側から始まっている場合、その人は両親から大切に育てられた人や、身内の援助を受けて運を切り開くタイプです。例えば、親の財産をもとに事業を起こして成功したり、親の名声をもとに信用を得、運が開けたりという人です。いわゆる「親の七光り」で成功する相です。
運命線が生命線の内側から始まっていなくても、生命線の内側から伸びてくる線と合流している場合も、合流した流年に身内の援助を受けて開運することを示しています。また、遺産や財産を相続する可能性もあります。

運命線が生命線から枝分かれするように伸びている


生命線から枝分かれするように伸びている運命線は、「開運線」とも呼びます。開運線は人によっては何本も出ていることがあり、生命線の流年で見た時期に長年の努力が実ることを示しています。それは、婚約、結婚、出産、出世、入学、独立…と人によって何が起きるかは違いますが、他の線も合わせてみることでより正確に、何が起きるか読めるようになります。
開運期には思いがけない援助を得られることも。例えば、独立を考えたときにずっと連絡をとっていなかった人から援助の連絡が入ったりということも珍しくありません。

運命線が手のひらの真ん中(火星平原)から始まっている


火星平原から始まる運命線を流年法で見ると、大体30歳~40歳の位置となります。火星平原から始まる運命線は、その人の運勢が30歳~40歳の時に開けることを示しています。それまでの人生はまだ迷っている時期。大器晩成型の人に多い相です。
また、運命線が火星平原から始まり、感情線より上に伸びていない場合は、30~40歳の間だけ、頑張る相でもあります。

運命線が分岐して人差し指の方(木星丘)に伸びている


運命線が分岐して、木星丘に向かう相を持っている人は絶えず向上心に燃えて、自ら運命を開拓していくタイプです。これは、支線が向かう先(木星丘)の影響を強く受けているからと言われています。将来的は人の上に立つような地位を得るでしょう。

運命線が分岐して薬指の方(太陽丘)に伸びている


運命線の分岐線が太陽丘に伸びているものを、太陽線と呼びます。太陽線は別名「人気線」と呼ばれており、運命線から分岐した年に大幸運、大飛躍を暗示しています。この分岐線はたとえ短くても必ず幸運が舞い込むという暗示で、素晴らしい人と結婚できる、独立して成功する、一躍スターになるなど、長年の願いが叶うことを予期しています。短いと見逃してしまうことが多いので注意してみてみましょう。

運命線が分岐して小指の方(水星丘)に伸びている


運命線が分岐して、水星丘に向かう相を持っている人は交渉上手なタイプです。これは、支線が向かう先(水星丘)の影響を強く受けているからと言われています。商才があり、コミュニケーションが上手なので、起業して成功する人にも多い相です。また、財運にも恵まれます。

運命線が結婚線とつながっている


運命線が結婚線とつながっていることはほぼありません。
結婚線は長くても小指の幅くらいまでとされており、一番長くて太陽線にぶつかるようにまっすぐ伸びているもの(玉の輿線)となります。結婚線はまっすぐ伸びているのが良いと言われていますが、長い結婚線は大抵下向きに垂れ下がっています。これは異性運が悪い、パートナーとの別れの危機をあらわしているので注意しましょう。

運命線が感情線で止まっている


感情線で止まっている運命線はその人が勢力的に活動し、満足のいく社会生活を送るのが大体55歳までということをあらわします。ただし、55歳未満の人が感情線までの運命線を持っている場合は、努力次第でまだまだこれから伸びていく可能性もあります。

運命線を横切る線(妨害線)がある


運命線を横切る妨害線は、まず、その妨害線がどこからでているかを確認しましょう。
運命線が金星丘からでる障害線で切られている場合:仕事上の失敗や身内(親・夫婦)関係の破綻などで一身上の危機に見舞われることを暗示しています。
運命線が月丘から登る線で切られている場合:異性関係のトラブルから一身上の危機に見舞われることを暗示しています。
ただし、運命線が障害線を突き抜けている場合、その時期に障害となる出来事が起きるが、最終的には乗り越えられることを示します。

運命線の線上にスクエア(四角紋)がある


スクエアとは、4本の短い線が組み合わさってできた四角形の形をした印のことです。
ライン上にスクエアがある時期は、守護神に守られているような運の良い時期を示しています。運命線上にスクエアがある場合は、身内や周囲の人に自分の身分や仕事を守ってもらえることを示しますが、独立心が失われる傾向にあることを暗示している場合もあります。

運命線の線上にトライアングル(三角紋)がある


トライアングルとは、3本の線が組み合わさってできた三角形の形をした印のことです。
ラインが他の短い2本の線と結びついてトライアングルになっているのは吉兆の印。運命線上のトライアングルは、転職との出会いや成功、生きる指針が見つかることを示しています。
トライアングルが出ている時期を流年法で見て、チャンスを逃さないようにしましょう!

運命線の線上に十字紋(×印・クロス)がある


十字紋とは、短い2本の線が合わさって十字型になっている印のことで、アクシデントやショックな出来事が起きることを暗示する印です。あらわれる場所により、吉凶は異なりますが、そのほとんどが悪い意味を持ちます。特にライン上にあらわれた場合は、進行中の恋愛や計画が途中でストップする予兆です。運命線上にあらわれた場合、精力的にこなしてきた仕事や趣味を中断しなければならない出来事が起きることを示しています。自分の方向性を見直す時期かもしれません。

運命線の線上にスター(星・アスタリスク)がある


スターとは、3本以上の短い線が合わさって、星型のようになっているものを指します。
基本的な意味は大きな変化や強いショックをあらわし、スターが出ている場所によって吉凶が変わります。
ライン上にあらわれた場合、その時を境に運命が好転することを示しています。運命線上にスターが表れた場合は啓示的に自分の生きる道を示す出来事が起き、それを基に進むべき道が決まることを示しています。

運命線の途中に上向き・下向きの枝分かれ(支線)がある


基本的に、運命線の支線で上に向いているものはすべてうれしい出来事を予期しています。
下向きの支線は、どの丘から出ているかで意味が異なります。
・金星丘から出ている支線:身内に支えられる暗示
・月丘から出ている支線:他人からもたらされるチャンスの暗示
運命線と支線の合流点で流年を見ることで、何歳の時にチャンスが訪れるのかを知ることができます。

運命線が二本・三本、またはそれ以上にたくさんある


運命線が2本以上あることを「二重運命線」と呼びます。二重運命線の持ち主は、平行して2つ以上の仕事をこなしていることを示しています。2本とも濃い場合は、2つとも成功することを、どちらも薄い場合は2つの仕事の間でどちらに力を入れるべきか迷っていることをあらわしています。
また、二重運命線と似ているのですが意味が異なる線として「姉妹線」があります。姉妹線は、運命線と並行してある短い線のこと。この相がある時期には、思いがけない人との出会いがあり、その人の協力によって運が開けることを示しています。姉妹線が出ている時期は、一人で頑張りすぎず、周囲の助けをうけると吉になるでしょう。

運命線の途中に島がある


島とは、主に主要線上にでる2-5ミリ程度の水たまりのような円形の印を指します。一般的に線の持つエネルギーを弱め、悪い意味を示します。停滞期や消耗、慢性的な不調やスランプをあらわします。
運命線上にあらわれる島も人生のスランプ期の予兆です。うまくいっていたこともダメになってしまうことを暗示しています。思い通りにならず、不満を抱える時期になるかも。ただ、この不満は本人に原因がある場合も多いので、一度立ち止まって自分のことを振り返ってみるのもよいでしょう。

運命線の途中にフィッシュがある


フィッシュは、魚が泳いでいるような模様の相です。島と似ているので間違えられることが多いのですが、島とは違ってフィッシュは「ラッキーの前兆」と呼ばれる、幸運の印です!
運命線上にフィシュが出ている場合も、幸運が舞い込むことを予期しており、予期せぬ出世や突然大金が手に入る、理想の相手と出会えるなどの幸運が舞い込む印です。運命線のどの位置に現れているかで、その時期を判断できます。手のひらの真ん中辺りで30~35歳位と見ることができます。

運命線の始点・終点が二股・三股・それ以上に分岐している


運命線の終点が二股、三股になっているものは幸運の印です。分岐点を流年法で見ることで、いつ幸運が訪れるかが分かります。
また、運命線の終点が分かれているのは副業での成功を示している場合もあります。この相が出ている場合は、本人もどちらが本業かわからないくらい副業が大きく成功する暗示ともいわれます。

運命線の途中が切れている・途切れ途切れになっている


運命線が途切れている場合は、その時期の運勢の停滞を示していますが、その後軌道修正して伸びていくことを示しています。転職・離婚、周囲から反対された結婚をあらわす場合もあります。
運命線が途切れ途切れになっているが、しっかりと上まで伸びている相の持ち主は、紆余曲折しながらも伸びていくタイプです。一つのことを長く続けるのではなく、変化をしながら成功をつかむ人ともいえるでしょう。

運命線がくねくねと蛇行している


運命線が蛇行している時期はいろいろと良くないことが起きます。この時期は要領よく運命が回っていないことを示し、回り道やいろいろと苦労をすることを暗示しています。要領がよくないといっても、必ずしも本人の落ち度でそうなっているわけではなく、身内や周囲の人から足を引っ張られている可能性も大きいでしょう。運命線が蛇行している時期を流年法でよみとり、事前に対策をするようにしましょう。

まとめ

運命線の見方をたくさんご紹介しましたが、あなたはどのようなタイプだったでしょうか。運命線は、若い人の手にはまだあらわれていないことが多く、中年以降に出てくるケースも多いです。特に、まだやりたいことや進みたい方向が決まっていない人には線が無いか、あっても薄い場合が多いでしょう。ただ、自分の進むべき道が決まれば、運命線は必ず濃くなります。
手相の見方を知ることで、やりたいことが見つからない時でも、自分の適性を知り進むべき道を考える手助けになるでしょう。

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