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チャクラって何?第1チャクラから第7チャクラまで徹底解説

幸せな人生を送るために、とても重要な「チャクラ」というものがあります。チャクラは人の身体の中に7つ存在しており、それぞれが快適に機能しているかどうかで「その人の人生を決める」と言っても過言ではありません。

この記事では、チャクラの意味、特徴、働き、活性化方法、注意点などを詳しく紹介します。チャクラのことを深く知って「思い通りの人生」を叶えるために、じっくりと読み進めていってください。

もくじ

チャクラとは何?人間の身体に7つある霊的な中枢

チャクラとは、人間の身体にある「霊的な世界とつながる中枢」であり、主要なものは全部で7つです。この7つの在り方がどうであるかが、心の幸せ度や身体の健康度を大きく左右します。

この項目では、チャクラの大まかな意味や状態、人生にどんな影響を及ぼすかなどを詳しく紹介します。「チャクラ」とは一体どんなものであるかを、まずは大きくざっくりと見ていきましょう。

チャクラはエネルギーが身体に巡るのに必要な出入り口

チャクラは「人が生命を維持して活動していくためのエネルギー」の出入り口(通り道)です。その状態は常に変化しており、その変化によってエネルギーの流れがスムーズになったり滞ったりします。

その「出入口」の状態が整っていればエネルギーは活発に流れ、身体の各機能は正常に働くので健康が保たれます。また、心・精神の状態も安定して、人生におけるさまざまなことへの「満足度」「幸せ度」が高くなります。

一方、「出入口」が乱れていればエネルギー循環は滞るようになり、身体のどこかの部分が不調を訴え始めます。心・気持ち・感情も不安定になりやすく、イライラ・不満・無気力感が増してくるでしょう。

健康な人のチャクラは円形で時計回りに回転している

チャクラはサンスクリット語で「円」「円盤」「渦」「車輪」などと訳され、そこには「回転」という意味も含まれています。その形は基本的には円形をしていて、茎の付いた花に例えられることが多いです。

健康な人のチャクラはよりキレイな円形をしていて、時計回りに回転していると言われています(回転の速さは7つそれぞれで異なる)。さらに、心がイキイキと元気な状態では鮮やかな光を放って鼓動します。

一方、健康レベルの低い人の場合は、微妙に変形していたり時計回りとは反対に回転することも珍しくありません。そして、落ち込んだり心を閉ざしたりしていると、色や光は濁り、機能は鈍くなります。

「チャクラが開くと人生が好転する」ってどうゆう意味?

花のような形をしているチャクラは、時計回りの方向に回転し、(花の形を)開いたり閉じたりしながら機能しています。バランスよく開いていると(厳密にいうとバランス良く開いたり閉じたりしていると)最もその機能が高まります。

その結果として、以下のようなことが起こりやすくなります。

  • 健康状態が良い
  • 幸せを感じていられる
  • 潜在能力が発揮される
  • 人としての成長のペースが上がる
  • 今ある状況をクリア・改善できるようになる
  • 自分も他人も認められるようになる
  • 自分の生きる目的に気づく

上に示したようなことから、「チャクラが開くと人生が好転する」と言われています。

かといって「人生を好転させるためには、とにかく開けばいい」というわけではありません。先にも述べましたが「開き過ぎ」や「閉じ過ぎ」は人生にマイナスに働きます。

各チャクラの色や場所は?7種類あるチャクラの働き

7つのチャクラは、肛門のあたりから脊柱に沿って頭頂部までの間に位置しています。また、それぞれには異なる「色」と「働き」があり、7つ同士がバランスを取り合って機能しています。

次の項目から、7つのチャクラの「場所」「色」「働き」を紹介します。「正常だとこうなる」「不調だとこうなる」ということまで詳しく解説していきますので、チャクラに関する理解がより深まるでしょう。

第1チャクラ(ルートチャクラ)の場所は肛門

  • 場所:肛門
  • 色:赤

第1チャクラは7つの中では最下部に位置し、ルートチャクラとも呼ばれます(サンスクリット語ではムーラダーラ)。肉体レベルとしては副腎に対応しており、この部分のエネルギーは脚・腰・骨盤などの下半身に影響します。

そして、第1チャクラは、生存・生命力・強い欲望・情熱・本能、グラウンディングなどを司ります。7つそれぞれに優劣はありませんが、第1チャクラは7つすべての安定のための基礎となる非常に重要な役割を果たしています。

第1チャクラが正常なら現実の世界で堂々と生きられる

第1チャクラが正常に機能していると、現実の世界で地に足をつけてしっかりと生きていくことができます。言い方を変えれば、強い生命力と自信に満ち溢れ、何事にも粘り強く取り組むことができるということです。

現実の世界とは物質界のことで、肉体、性、生存、攻撃と自己防衛、感覚など、地球で生きていくためには避けて通れない部分。まさしく第1チャクラは「生きること」に正面から向き合うために最重要の存在なのです。

また、「地に足をつけて生きる」と言いう意味においては、経済活動とも密接な関係があります。正常に機能していると「お金を稼ぐこと」に問題が発生しても、それを乗り越えて行けるでしょう。

第1チャクラが不調だと無気力となり引きこもりに

第1チャクラのバランスが崩れていると「気力が出ない」「活力がない」などの状態を招きやすく、引きこもりにつながることも。肉体的なサインとしては、免疫の疾患、慢性の腰痛、うつ病などがあげられます。

第1チャクラが開き過ぎていると(エネルギー過剰)、自己中心的、肉体を酷使し過ぎる、物質主義、他者をいじめるなどの傾向が現れます。目に見えない心や精神などには関心を持たず、目に見えるものばかりに価値を置くようになるわけです。

一方、閉じ過ぎると(エネルギーの欠乏)、不安や恐怖心に包まれる、自暴自棄、自尊心の低下などにつながることに。人生に後ろ向きになり、あきらめや打算的な気持ちが生まれ、現実から逃げたくなってきます。

第2チャクラ(セイクラルチャクラ)の場所は「おへそ」

  • 場所:おへそ(丹田・仙骨の辺り)
  • 色:オレンジ色

第2チャクラは7つのうち下から2番目に位置し、セイクラルチャクラとも呼ばれます(サンスクリット語ではスヴァディスターナ)。肉体レベルでは精巣・卵巣・腎臓・膀胱などに対応しており、精子と卵子を作る他、性的な発達・成熟、毒素の排出にも影響を与えます。

また、第2チャクラは、喜び、変化、美、セクシャリティ、情緒のバランス、創造性などを司ります。第1チャクラが「生存」に関わっていることに対し、第2チャクラは「生きることの喜び」に深く関与します。

第2チャクラが正常なら情熱的に自分の人生を切り開く

第2チャクラが正常に機能していると、情熱にあふれ、性的魅力が増し、自分の力で人生を創造していくことができます。また、自分の性の在り方、性的な喜びなどをそのまま素直に受け入れられるようにもなります。

元気、エネルギッシュ、スタミナがある、性欲が満たされているなどのことも、第2チャクラが正常であるからこそ。「生きている」「命を守っている」だけではなく、「イキイキとした活力があふれている」という状態になります。

また、ありのまま・そのままの、無理がない自分らしい自然な生き方を保てるようにもなります。ストレス・ブロック・トラウマなどが解放されて、マイナスエネルギーを溜め込むことなく生きていけるということです。

第2チャクラが不調だと情緒が不安定で人に依存する

第2チャクラが不調だと、情緒不安定、性欲減退、自立心の欠乏、孤独感などを招きます。肉体的なサインとしては、不感症、性的不能、膀胱や前立腺の病気、精巣や卵巣のトラブルなどが代表的です。

第2チャクラが開き過ぎると、情緒の乱れ、性に溺れる、夢想家のようになる、人を操ろうとするなどの傾向が現れます。自分で自分の感情をコントロールすることができなくなるということです。

一方、閉じ過ぎると、自分に厳し過ぎる、不要な罪悪感を持つ、何にでも過敏になるなどの状態になります。「喜び」よりも「つらさ」の感情を自ら選択するようになってしまうでしょう。

第3チャクラ(ソーラープレクサスチャクラ)の場所は「みぞおち」

  • 場所:みぞおち
  • 色:黄色

第3チャクラは7つの中で下から3番目に位置し、太陽神経叢、ソーラープレクサスとも呼ばれます(サンスクリット語ではマニプーラ)。肉体レベルでは、胃、脾臓、肝臓、膵臓、腸の上部、胆のうなどに対応しており、お腹の中に集中しているさまざまな臓器に影響します。

第3チャクラは、強い意志、自信、自我、個性、尊厳、自己責任、恐怖に立ち向かう力などを司ります。第1が生存、第2が喜び、そして次の第3は「自己の確立」という風に役割が変化してきています。

第3チャクラが正常なら素顔の自分に自信を持てる

第3チャクラが正常だと自己が確立されてくるので「素顔の自分」「本当の自分」に自信が持てるようになります。その自信は、自尊心、自己肯定、意志の強さ、行動力、決断力、自主性、勇気などにもつながります。

「自信が持てる=他人からどう見られているかがあまり気にならなくなる」とも言えるでしょう。それは、ありのまま・あるがままの自分を素直に認められるようになるということです。

さらに良い影響としては、他人も自分も同じように分け隔てなく尊重できるようになります。このことで、自分は自分の道を進み、皆と協調していくことができ、自由で平和な人間関係を築くことができるわけです。

第3チャクラが不調だと疑心暗鬼になり心が孤独に

第3チャクラが不調だと、自尊心・精神力の低下、攻撃的になる、自分も他人も信じられなくなるなどの状態を招き、孤独に陥ることも。肉体的なサインは、胃の痛み、アレルギー、消化不良、糖尿病などです。

そして第3チャクラが開き過ぎると、支配的、怒り、傲慢、仕事中毒、自分が正しいなどの傾向に。他人にも自分にも怒りのエネルギーを向けるようになり、平和や安心とは真逆の方向に進んでしまいます。

一方、閉じ過ぎると、常に不安、他人の目を意識し過ぎ、孤独への恐怖、マイナスな予想などが顕著になります。「どうせ自分には無理」「できるはずがない」という思い込みに囚われてしまうということです。

 

第4チャクラ(ハートチャクラ)の場所は「心臓のそば」

  • 場所:心臓のそば
  • 色:緑

第4チャクラは、7つのチャクラの真ん中に位置し、ハートチャクラとも呼ばれます(サンスクリット語ではアナハタ)。肉体レベルでは、心臓、肺、胸郭、循環器などに対応しており、ハート、いわゆる心臓の周囲に影響をもたらします。

第4チャクラは、癒し、無条件の愛、ワンネス、真の心の解放などを司ると同時に、上と下に3つずつ位置するチャクラのバランスをとる役割も。また、第4チャクラには、心・魂・内なる指導者が存在すると考えられていて、「愛を感じるハートセンター」とも言われます。

第4チャクラが正常なら他者へ無条件の愛を与えられる

第4チャクラが正常だと、一般的に言う男女の恋愛とは異なる「相手に見返りを求めない愛(無条件の愛)」を与えられるようになります。お金・地位・名誉・ぜいたくな暮らし・愛してくれるから・などの見返り無く、相手に愛を与えられるということです。

さらに良い影響としては、下位の第1・第2・第3の「自分の基本的欲求を満たすためのエネルギー」が上位の「祝福のエネルギーの世界」へと流れるようになります。これにより、無条件の愛、慈悲、許しというものを他者に与えられるようになるわけです。

そして、他者へ無条件の愛を与えることと同じように大切なことは、自分にも愛を贈ること。すなわち、相手も自分も愛することができ、「愛を受け取る・与えるのバランスをとる」ことが可能になるということです。

第4チャクラが不調だと他者への執着や独占欲が過剰に

第4チャクラが不調だと自分本位が強くなり、他者に対して執着、過剰な独占欲、孤立、強迫観念、疑い、批判などを生み出します。肉体的なサインは、心臓病、胸・背中の痛み、咳、高血圧などです。

第4チャクラが開き過ぎると、条件付きの愛、大げさな感情表現、あまのじゃく的な表現などの傾向が現れます。他人に対して(自分に対してもそうですが)信頼感が持てなくなり、本当は相手を求めているのに、結果的には人を遠ざけてしまうことになるでしょう。

一方、閉じ過ぎると、過剰な愛、拒絶されることへの恐怖、自己憐憫、自己否定などにつながることに。人間関係に常に不安や恐れを抱くようになり、自らを「孤独」へと追いやってしまいます。

第5チャクラ(スロートチャクラ)の場所は「喉の近く」

  • 場所:喉の近く
  • 色:ブルー

第5チャクラは、話すこと・表現することに関係する喉の近くに位置し、スロートチャクラとも呼ばれます(サンスクリット語ではヴィシュッダ)。肉体レベルでは、喉、鼻、耳、首、気管、食道などに対応しており、甲状腺などに影響をもたらします。

また、第5チャクラは、コミュニケーション、自己認識、他人との調和、自己表現などを司ります。表現とは言っても「単なるおしゃべり」ではなく、しっかりとした目的を持った責任を伴った上でのコミュニケーションだと理解してください。

第5チャクラが正常ならクリエイティブな能力を発揮

第5チャクラが正常だと、表現力や想像力、コミュニケーション能力が向上してクリエイティブな才能が開花してきます。自分の意志を他者にうまく伝えられるようになり、相手の話も良く聞けるようになるということです。

ちなみに、ここでいう「表現」とは「自分の中の真実を語ること」であり、巧みなアピールとかではありません。自分の魂からの声を表現するときに、驚くほどのパワーが発揮されて、それが見事なまでに相手に届くというものです。

クリエイティブな能力を発揮する場面としては、言葉を使った場面では、会議、議論、交渉の場、学びの場など。そして別のシーンでは、歌や音楽、絵画といった芸術に関係する分野であることもあります。

第5チャクラが不調だとコミュニケーション障害に陥る

第5チャクラが不調だと、本当の感情を抑えて自己を表現できなくなり、コミュニケーション障害に陥ることもあります。肉体的なサインは、喉の痛み、首の痛み、止まらない咳、難聴、甲状腺のトラブルなどです。

第5チャクラが開き過ぎると、多過ぎる口数、傲慢さ、ひとりよがり、ひねくれた表現、独断的などにつながります。他者といても、自分のことばかりを話したり、一言多かったり、自慢や決めつけが目立つようになります。

また、閉じ過ぎると、自己表現ができない、感情の抑圧、自分への不満足、矛盾した考え、頼りなさなどを招くことに。まさに、自分で自分から「表現の自由」を奪ったような状態になってしまうということです。

第6チャクラ(ブラウチャクラ)の場所は「眉間」

  • 場所:眉間
  • 色:藍色

第6チャクラは、ふたつの目の間の眉間に位置し、第三の目、サードアイ、ブラウチャクラとも呼ばれます(サンスクリット語ではアージュニヤー)。肉体レベルでは、目、脳、自律神経、感覚器官などに対応しており、脳下垂体、松果体などに影響をもたらします。

第6チャクラは知恵、直感、叡智などを司り、7つの中では最も有名。というのも、サイキック能力、スピリチュアル能力、霊的修行などに興味を持つ人がこの「第三の目」を開眼させたいと願うからです。

第6チャクラが正常ならインスピレーション豊かな人に

第6チャクラが正常だと、直観力・理解力・叡智・スピリチュアリティーを得やすくなり、インスピレーションが豊かな人になります。それは、目に見えない世界からの情報を、敏感に知覚でできるようになるということです。

また、第6チャクラはビジョン(見る力)にも深く関わっているので、人生に起こることを正確に見ることができます。偏見や色メガネを持たず、物質的な見た目に惑わされず、物事の本質を見極めることができるということです。

さらに、分析・見分け・学習能力・記憶・正確な判断などが得意になることも期待大。将来の夢を見る、未来を想像(創造)する、透視する、自己イメージを実現できるということも可能になります。

第6チャクラが不調だと物事の本質を見抜けなくなる

第6チャクラが不調だと、外見・表面・物質的な価値ばかりに目が行き、物事の本質を見抜けなくなります。肉体的なサインは、アイデアがわかない、未来を思い描けない、学習力の低下、勘が働かないなどです。

第6チャクラが開き過ぎると、過剰に理論的、権威的、傲慢、自分が絶対的に正しい、独断的といった傾向が現れます。それは、目に見えるものや手で触れるものだけを信じ、目には見えない「心・思い・気持ち」などは信じないということです。

一方、閉じ過ぎると、成功への恐れ、低い目標設定、分裂気質、規律の無さなどにつながることに。夢や希望が持てなくなり、トラブルに対する判断力・洞察力似も欠けて、マイナスな未来ばかりを想像してしまうようになります。

第7チャクラ(クラウンチャクラ)の場所は「頭の頂上」

  • 場所:頭頂部
  • 色:紫

第7チャクラは、7つの中で最上部に位置し、クラウンチャクラとも呼ばれます(サンスクリット語ではサハスラーラ)。肉体レベルでは、頭蓋骨上部、皮膚、大脳皮質、脊髄などに対応しており、ツボでいうと「百会」にあたります。

第7チャクラは、霊性、意識の拡大、自己の超越、悟り、自己実現などを司り、スピリチュアルに興味がある人が、とても関心を持つ部分。7つの中では、高次元の意識と最もつながる部分です。

第7チャクラが正常ならスピリチュアルな能力が覚醒

第7チャクラが正常だと、すべてのもの(こと)がスピリチュアルであると認識できるようになり、スピリチュアル能力が覚醒してきます。と同時に、私たち人間は本来はひとつであり、すべてはつながっているということを思い出すことができます。

ちなみに、ここでいう「能力」とは、これから新たに身に付ける能力ではありません。スピリチュアルな能力とは「今は使い方を忘れているけれど、すべての人に本来備わっている力」のことです。

第7チャクラが機能を発揮することで、スピリチュアルなものとそれ以外のものの境界線が無くなり、人生の本当の意味に気づけます。「生存すること」が目的だと思っていたことから「無限の可能性にトライする」「使命をまっとうする」ということに移行するわけです。

第7チャクラが不調だと自分だけの世界に閉じこもる

第7チャクラが不調だと、人生を「自分だけの欲求を満たすもの」と捉えがちになり、自分ひとりの世界に閉じこもるようになります。肉体的なサインは、慢性疲労、憂鬱、アレルギー症状、強迫観念、アルツハイマーなどです。

第7チャクラが開き過ぎると、躁鬱(そううつ)、強いフラストレーション、実力を出せていないと感じる不満などに陥る傾向があります。過剰に流れる宇宙エネルギーに、自分ではなかなか対応できなくなるということです。

一方、閉じ過ぎると、自分の居場所が無い、決断・決心できない、疲労回復できないなどの状態に。宇宙エネルギーを信じようとせず「自分で何とかしよう」としか考えないので、心も身体もいつも疲れています。

7つのチャクラを開くには?どうしたら良いのか

7つのチャクラを開く(正常に機能させる)ためにはさまざまな方法があります。どの方法も誰でも取り組めますし「難しいのでは?」「ひとりではできないかも?」と心配することはありません。

ここでは、7つのチャクラを効果的に開く方法を紹介していきます。一生懸命になる余りに無理をしたり、必死にがんばったりするのではなく、安心、そしてリラックスして気楽に始めてみると良いでしょう。

瞑想が上手くできるようになればチャクラを開ける

瞑想を行うことで、7つのチャクラをバランスよく開くことができます。瞑想をするために道具を準備する必要はなく、静かで落ち着ける場所と1回5~10分程度の時間があればすぐに取り組めます。

瞑想のために、それぞれの位置や色、意味を確認しましょう(第〇/場所/色/意味の順に表示)。

  • 第1/肛門/赤/生命力
  • 第2/おへその辺り/オレンジ/喜び
  • 第3/みぞおち/黄色/自己の確立
  • 第4/心臓/緑/愛・慈愛
  • 第5/喉/青/自己表現
  • 第6/眉間/藍色/直感・知性
  • 第7/頭頂部/紫/霊性・宇宙意識

瞑想では「色(可能であれば意味も)」を意識して、第1、第2……と第7まで順にエネルギーを吸収するようなイメージをします。その後は、第7、第6……第1と下がっていき、7つのチャクラが一本につながるイメージを行いましょう。

ヨガで呼吸を整えるとチャクラが正常に働くようになる

チャクラを開くためには、ヨガで呼吸を整えることも効果的な方法です。ヨガは初心者であっても無理なくスタートできますし、呼吸法もさまざまですので、簡単な方法からトライすると良いでしょう。

元々、ヨガ自体にチャクラを整える効果がありますので、ヨガのポーズと呼吸を実践することでもチャクラは開きやすくなります。また、ヨガのポーズは行わずに、座って呼吸法のみに集中してもOKです。

そして、そもそも呼吸自体が体内にエネルギーを取り入れるための行為ですので、息をしているだけでもチャクラには少なからずエネルギーが巡ります。ただ、より活性化するには、ヨガで呼吸を整えるのが効果的です。

パワーストーンを使えばチャクラを活性化させられる

チャクラを開くためにパワーストーンを活用する方法も効果的です。世の中には数多くのパワーストーンがあり、第1~第7チャクラまでに対応したパワーストーンがあります(以下の代表的な例をご覧ください)。

  • 第1/ガーネット・ルビー
  • 第2/カーネリアン・コーラル
  • 第3/アンバー・シトリン
  • 第4/翡翠(ひすい)・エメラルド
  • 第5/ターコイズ・ブルートパーズ
  • 第6/アズライト・ラピスラズリ
  • 第7/水晶(クォーツ)・アメジスト

上の例を見て、複数のパワーストーンを組み合わせたブレスレットを身に付けて、いくつも(または全身)のチャクラを活性化することも可能です。

また、パワーストーンは浄化をすることで、さらに活性化の効果を高めることができます。パワーストーンによって、流水にさらす、太陽光・月光を浴びさせる、セージで燻す、水晶クラスターに置くなどの浄化方法があります。

アロマでリラックスするとチャクラが理想的な状態に

アロマのリラックス効果を活用して、チャクラを理想的に整えるのもおすすめです。

7つに対応したアロマは以下の通りです。

  • 第1/ジンジャー・シナモン・カルダモンなど
  • 第2/ジャスミン・オレンジ・バニラ・イランイラン・ネロリなど
  • 第3/レモン・グレープフルーツ・レモングラス・ジュニパーなど
  • 第4/ローズ・ユリ・カーネーション・カモミールなど
  • 第5/ティートゥリー・ペパーミント・ラベンダーなど
  • 第6/フランキンセンス・ローズマリー・マージョラム・クラリセージなど
  • 第7/ラベンダー・ミルラ・サンダルウッド・ローズなど

アロマは、その香りを嗅ぐだけで脳がリラックスへ向かうので、瞑想やヨガを行うときほど集中力を必要としないでしょう。

メタトロンセラピーはチャクラだけでなく波動も調整

チャクラを活性化させるためと波動も調整するために、とてもおすすめなのがメタトロンセラピーです。メタトロンセラピーは、ロシアの科学研究所が開発した「健康状態を計測・調整する機器(メタトロン)」を用いたセラピーです。

メタトロンでできることを紹介します。

  • 全身の生体磁場エネルギーの読み取り
  • 将来かかる可能性が高い病気の予見
  • 自分に合う食べ物・合わない食べ物がわかる
  • アレルギーがわかる
  • 波動の落ちている部位のエネルギーを上げられる

メタトロンセラピーは、頭にヘッドフォンのようなものをつけるだけで、他の準備や痛みなどは全くありません。全国各地でこのセラピーを行っているクリニックやサロンがありますので、ぜひ体験してみることをおすすめします。

良いコトだけではない!チャクラを開く危険性とは?

チャクラをとにかく開くこと・活性化することが良いわけではありません。開きさえすれば「潜在能力が発揮できる」「超能力が芽生える」「健康になれる」「幸せになれる」というのは誤解です。

ここでは、チャクラを顕著に開こうとすることの危険性を紹介します。注意事項をしっかりと理解し、間違った扱いをしなければ、本当の意味での「健康」「幸せ」を手にすることができるでしょう。

チャクラはただ闇雲に開くだけではリスクをともなう

「すべてを良くするためにはチャクラをただ開けば良い」という考えは、リスクを伴い非常に危険です。その理由は、外部から吸収するエネルギーが必ずしも良いものだけとは限らないからです。

チャクラはエネルギーの出入り口であり、そこを開くということはそこにたくさんのエネルギーが流れてくるということになります。ただ、先ほども述べましたが「エネルギーには良いものも悪いものがある」ということに注意してください。

チャクラを開くと、エネルギーの良い・悪いを判別せずにどんどんと吸い込んでしまいます。自分がしっかりと準備していないと悪いエネルギーを吸い込んで、心や体の病気になってしまう危険性があるのです。

チャクラは開く順序を守らないとバランスが崩れる

チャクラを安全に開くための順番を守らずに「ただ開く」ことをすると、7つのバランスが崩れて非常に危険。一番大事なことは、たくさん開くことではなく「バランス」だということです。

「瞑想」の項目でも紹介した通り、チャクラは下部の第1から第2、第3……第7という順番で活性化していくと安全。言い方を変えれば、第1が開いていない状態で上位は正常に開いてはいかないのです。

そしてチャクラを開いた後は、第7から第6、第5……第1の順で閉じるようにしてください。開きっぱなしで日常に戻ると、外部にある悪いエネルギーを吸い込んでしまう可能性があるからです。

だからチャクラは開くよりも「調整する」を意識しよう

幸せな人生を送るためにも、チャクラは「とにかく開く」のではなく「調整する」ことを意識しましょう。開き過ぎや閉じ過ぎがマイナスにつながりますので、開く・閉じるを適度に調整すれば良いのです

もし、チャクラが「開いている=良い」「閉じている=悪い」という思い込みがあるとしたら今から思考を変えましょう。必要に応じて「適度に開く・閉じる」を意識するとあらゆることに良い変化が現れるはずです。

また、特定のひとつだけを開こうとすることも悪影響につながります。例えば「スピリチュアル能力を高めたいから第6・第7だけ開こう!」というのではなく、7つのバランスを整えることを心がけてください。

まとめ

チャクラは、生存、人生の喜び、自己の確立、慈愛、自己表現、インスピレーション、宇宙意識など、人生におけるあらゆることとつながっています。チャクラの在り方次第で、幸せな人生が送れるかどうかが決まるとも言えるでしょう。

ただ、チャクラは「開く・閉じる」ということが機械操作のようにできるわけではありません。心や身体の影響により常に変化し続けている繊細な部分ですので、大事に扱う必要があります。

もしあなたが「人生がうまくいっていない」「人生をさらに良くしたい」と思うなら、ぜひチャクラを活用してください。たった今からチャクラに意識を向けるだけで、人生が好転し始めることは間違いないでしょう!

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