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2021年(令和3年)男・女別厄年一覧!やってはいけない事や過ごし方

「厄年」とは「多くのわざわいが降りかかりやすい年齢」のことです。厄年には「前厄(厄年の前兆が現れる年)」「本厄(厄年)」「後厄(厄が徐々に薄れる年)」の3種類があり、男女別に厄年の年齢は異なります。

この記事では、そんな男女別の厄年が一目で分かる早見表や、この時期にやってはいけないことや過ごし方のアドバイスを紹介しています。アドバイスを参考にすれば、厄年の一年を穏やかに過ごせますよ。

2021年(令和3年)版・男女別の厄年早見表!

【男性の2021年(令和3年)厄年】

前厄 本厄 後厄
1998年(平成10年)生まれ

24歳 とら

1997年(平成9年)生まれ

25歳 うし

1996年(平成8年)生まれ

26歳 ねずみ

1981年(昭和56年)生まれ

41歳 とり

1980年(昭和55年)生まれ

42歳 さる

1979年(昭和54年)生まれ

43歳 ひつじ

1962年(昭和37年)生まれ

60歳 とら

1961年(昭和36年)生まれ

61歳 うし

1960年(昭和35年)生まれ

62歳 ねずみ

【女性の2021年(令和3年)厄年】

前厄 本厄 後厄
2004年(平成16年)生まれ)

18歳 さる

2003年(平成15年)生まれ

19歳 ひつじ

2002年(平成14年)生まれ

20歳 うま

1990年(平成2年)生まれ

32歳 うま

1989年(平成元年)生まれ

33歳 へび

1988年(昭和63年)生まれ

34歳 たつ

1986年(昭和61年)生まれ

36歳 とら

1985年(昭和60年)生まれ

37歳 うし

1984年(昭和59年)生まれ

38歳 ねずみ

厄年だけじゃない!2021年に気を付けたい「八方塞がり」の年

【2021年】八方塞がりの厄年 ※男女共通
2012年(平成24年)生まれ

10歳 たつ

2003年(平成15年)生まれ

19歳 ひつじ

1994年(平成6年)生まれ

28歳 いぬ

1985年(昭和60年)生まれ

37歳 うし

1976年(昭和51年)生まれ

46歳 たつ

1967年(昭和42年)生まれ

55歳 ひつじ

1958年(昭和33年)生まれ

64歳 いぬ

1949年(昭和24年)生まれ

73歳 うし

1940年(昭和15年)生まれ82歳 たつ

「八方塞がり」とは、九星気学(生年月日・干支・五行を組み合わせた占術)において、9年に一度訪れる年です。

「東西南北、どの方向に進んでも不運なことが起こりやすい」と言われ、厄年とは別に、縁起の良くない年とされています。

八方塞がりの一年は新しい物事を始めるのに不向きなため、引っ越しや転職、結婚など生活環境を変える時は注意が必要です。

八方塞がりの時期は、心身をゆっくり休めて英気を養うのが吉。また、新しいものを購入するよりも、身近にあるものを磨いたり修理したりして大切にすることで、乱れがちな運気を整えることにつながりますよ。

また、厄年の厄除けと同じように、八方塞がりの場合も神社で八方除けの祈祷やお祓いを行っているので、気になる人はお願いしてみるのも良いでしょう。

厄年の中でも特に注意!「大厄(たいやく)」って?

厄年には「前厄」「本厄」「後厄」があると解説しましたが、さらに、男女ともに厄年の中で最も災難が降りかかりやすいとされるのが「大厄(たいやく)」です。

「大厄」は男性42歳、女性33歳の時に訪れ、この一年は恋愛や仕事など、自分が頑張ってきたことの結果が吉凶で出やすい年。特に凶事は通常の厄年以上に良くないことがおきやすく、例年以上の警戒が必要です。

さらに大厄の翌年の「後厄」にも注意。大厄で良いことが起きた人ほど、後厄で思わぬ災難に巻き込まれてしまう可能性が……。大厄の年に幸せなことがあった場合も、努力を忘れず謙虚な心で歩み続ける姿勢が幸運を呼び込みますよ。

厄除けや厄払いは必要?いつまでにするのがいい?

厄年だからといって、絶対に厄除けや厄払いが必要というわけではありません。ただ、神社で行われる厄払いや厄除けの祈祷には「厄災から身を守る」という意味があるため、もし厄年が気になる人はお願いしてみると良いでしょう。

ちなみに、厄除けや厄払いは、厄年が始まる1月1日から2月3日の節分までに行くのが吉。なぜかというと、かつて立春から次の立春までを一年と考える旧暦において、節分は「年越しの日」とされていました。

その年に厄年だった人は、節分を締め日として一年の厄払いや厄除けを行っていたと言います。その名残から、元旦から節分までが厄払い・厄除けにおすすめと言われているんです。

とはいえ、全国の神社では節分を過ぎても一年中、厄払い・厄除けを行っています。可能であれば節分までに間に合うのが望ましいですが、スケジュールが合わない場合などは他の時期に行っても問題ないので安心してくださいね。

厄除け・厄払いのルールとマナー!料金は?どんな服装で行くべき?

厄除けや厄払いの料金について明確な決まりはありませんが、おおよそ5,000円~10,000円と定めている神社が多いです。また、神社によっては「厄払いや厄除けの料金を、のし袋に包んで渡してください」と決めているところもあるので袋を用意しておくと安心ですよ。

次に、厄除け・厄払いの服装について。特に服装の決まりはありませんが、なるべくフォーマルな服装が望ましいですよ。

具体的に、男性であれば黒のスーツにネクタイと無地の革靴、女性ならネイビーや黒など落ち着いた色合いのワンピースにパンプスがおすすめ。ちなみにパンプスのヒールは低めのものを選ぶと良いでしょう。メイクも派手すぎず、ナチュラルな印象を意識すると良いですよ。

厄除けのお守りは買うべき?付ける場所や期限はある?

神社などで「厄除けのお守り」を目にしたことがある人も多いはず。厄年の場合、厄払いや厄除けの祈祷だけでなく、可能であればお守りを持っておくと、厄災から身を守りやすくなるとされています。とはいえ「必ず持たなくてはならない」というわけではありませんよ。

ちなみに、厄除けに限らずお守りは肌身離さず持つことで、その効果が最大限に発揮されます。持ち歩く際の収納場所には特に決まりがなく、財布やバッグ、ポケットの中など自分が持ち歩くのに便利な場所でOK。

ただし、ズボンやスカートのお尻のポケットに入れるのはNG。お守りは「神様の依り代(神様が憑りつく対象となるもの)」と言われているため、お尻のポケットに入れると神様をお尻に敷くことになってしまいます。

ポケットに入れる場合、胸やズボンの脇など、他の場所に入れるようにしましょうね。

厄除けにおすすめ!持っておきたいお守りアイテム

【厄年に持っておきたいお守りアイテム】

・ネックレスやストールなどの「長いもの」

・虹色のアクセサリーなど「七色のもの」

・「蛇モチーフ」や「うろこ模様」のアイテム

ネックレスやストールなどの「長いもの」は「長寿」を象徴するアイテム。特に厄年は体調を崩しやすいとされるため、長寿を象徴するアイテムは「健康に長生きできる」とされています。

また、七色のものは「七つの災難を遠ざけ、七つの幸せを招く」と言われる開運アイテムです。さらに「八(や)」「九(く)」=「厄(やく)」と読まれる中、「七」には「やく」がないことから、厄除けアイテムにおすすめとされていますよ。

そして「蛇モチーフ」や「うろこ模様」のアイテムについてですが、これは蛇が「脱皮を繰り返す」=「厄を落とす」ことからきています。うろこ模様の財布や、蛇柄のバッグなど、普段から持ち歩くアイテムに蛇モチーフを取り入れると良いでしょう。

厄年をどう乗り越える?2021年の過ごし方

【厄年におすすめの過ごし方】

・早寝早起きなど規則正しい生活を送る

・生活環境は変えず、例年通りに過ごす

・ネガティブな気持ちをため込まない

厄年は心身のバランスを崩しやすく、また新しい物事に挑戦するのに不向きな一年です。そのため、健康を維持できるよう早寝早起き、バランスのとれた食事など規則正しい生活を送るよう意識すると良いですよ。

また、生活環境を変えることはなるべく避けたい一年。これまでと同じ場所で暮らすことが、厄年を穏やかに過ごすコツですよ。

さらに厄年は気持ちが塞がりやすく、一度ネガティブな気持ちになると、前向きさを取り戻すまでに時間がかかってしまう可能性が。日々のちょっとした出来事にくよくよせず、気にしないよう努めることも厄年においては大切なポイントです。

これだけは気を付けて!厄年に「やってはいけないこと」

【厄年にやってはいけないこと】

・転職や独立開業

・引っ越し、家の建築

・新しい物事を始める

上記のように、転職や独立・引っ越しなど人生の転機に関わる行動は、向いていないとされています。また、新しく資格取得の勉強を始める、習い事を始めるなど、新しい物事を始めるのにも向いていない年です。

とはいえ、やりたいことを無理やり我慢してしまうと、かえって災いを引き寄せやすくなってしまう可能性も……。どうしてもチャレンジしたいことについては、自分の気持ちを押し込めず前向きに挑戦するのが良いですよ。

また、結婚・入籍・出産については諸説あり、必ずしも良くないとは言えません。特に「出産」は「厄を落とす」おめでたいことと言われています。結婚や入籍について、もし厄年であることが気になる場合は、厄払いや厄除けをしておくと良いですよ。

自分の厄年はいつ?数え方を解説!

厄年は、誕生日ごとに年を重ねる「満年齢」ではなく、生まれた年を1歳とする「数え年」で計算します。数え年では、生まれた年の1月1日に年を重ねる計算方法です。

たとえば男性の大厄は42歳ですが、数え年で計算すると、現在41歳(+生まれた年の1歳)の人がこれにあたります。

そのため「今年42歳だから、この一年が大厄だな」と思っていると、厄年の時期を過ぎてしまうので注意が必要です。

厄年を計算する際は「厄年は数え年で計算する」、そして「数え年は生まれた年を1歳と考える」ことを覚えておきましょうね。

まとめ:厄年は自分の体と心にゆっくり向き合う充電期間

厄年は、災いを引き寄せやすい時期ではありますが、必ずしも悪いことばかりが起きるわけではありません。厄年の一年は無理に動こうとせず、体と心を休ませながら規則正しい生活を送るのが良いですよ。

また、ストレスを溜めないことも厄年機関においては重要です。ネガティブな気持ちを引きずったままだと、悪い運気が流れ込みやすくなってしまいます。

万が一良くない出来事が起こったとしても、ずるずると引きずらず、細かいことには気にしないくらいの大きな気持ちでいると良いでしょう。厄年の時期は、適度な気持ちの切り替えや気にしすぎないことが幸運を呼び込むヒントです。

どんよりしがちな厄年を明るく楽しく過ごすために。ぜひ今回のアドバイスを参考にしてみてくださいね。

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