風水

金運アップに大切な3つ以上の方角と効果的で今すぐできる風水術

長引く不況にある現在だけではなく、お金はいつも生きていくための大切なツールとしてなくてはならない存在。給料をもっとアップさせたい方や、副業解禁というトレンドもあり、副収入を得たいという方が増えているのではないのでしょうか。

それには何よりも金運アップにおける方角に対する正しい理解と、金運全体のあり方を理解することがポイントです。そこで、本項では金運と方角との関係をトータルで理解することでより効果的に金運アップを図っていきます。

西・北・東北が金運アップの3大方位

収入を増やすばかりでなく、お金を守ることやお金との関わり方をも意識することで本当の意味での金運アップとなります。風水で「西は金運」が有名ですが、金運をそのように単一的に捉えずより細分化して異なる複数の性質を考えてみます。

その細分化された性質は「西・北・東北」が関係し、様々なお金の希望や悩みを持っている方であってもまずはおさえるべき方角です。衣・食・住のような人間が最低限生きていくために必須な金運方位で、以下この3大方位別の性質を金運に焦点を当てお話します。

西は金運を呼び寄せる玄関的な方位

西は金運を司る方角として有名ですが、果たしている厳密な役割は「金運の入り口」というものです。西はもともと時計の文字盤に合わせてみますと9時の方向と一致していますが、これを1年に当てはめますと9月になります。

9月は季節で言えば秋、また実りの秋として米農家では収穫の時期ということになります。そこから西の方角は「収穫→収入→金運」という捉え方になり、同時に金運全体の主役的なイメージを帯びるようになっていきました。

収穫の9月は現代で言えば給料日のような存在で大切ですが、西の方角はあくまで給料日、お金の入り口でしかありません。そこからいかにしてお金を守りまたは適切にコントロールしていくかという役割は別の方角で補う必要があります。

北は静かにじっくりと金運を育てる

北は全方角の中で一番気温が低い性質から、騒ぐ事や大きな音と相性がよくありません。しかし静かで落ち着いた側面があることから勉強や何かに集中することに向いています。また、何かを隠すことや無難に過ごす、精神といった意味合いがあるのも北の特徴です。

お金を散財したり湯水のように使えばどんなに収入があっても多くのお金を残すことは困難になります。そこで北を風水的に強化し上記性質を作り出すことは、お金を安息に保管し出費を和らげ多くの貯蓄を作り出すことにつながるのです。

北の性質につきましては、東や西ほどの分かりやすく鮮明なイメージが浮かびにくいかもしれません。しかし今お話ししました通り北の役割は非常に大切なものなので、金運を育む上で軽視してはならない方角となっています。

東北は気が荒いが財産運を左右する

東北は引っ越しや転勤、不動産、改革などといったその行為に大きな変化を伴うことと関連があります。気の流れが荒く吉凶いずれの場合もその当事者に対するインパクトは強く、3方位の中で特にその扱いに注意しなければなりません。

金運との関係では東北は財産運を司り、土地や住まい、投資的資産、骨董品などといったものとの縁に影響を及ぼします。頻繁には関わらない類ですが、いつもこの方角を大切にすることで来るべき時に納得のゆく物件にめぐり会うことができるのです。

西から入ったお金は合理的な使い方や適切な管理によって北で貯蓄として温存されます。そして貯蓄が十分となった時に財運がピークを迎え、住まいの購入や、資産の投資運用などといった大きな行動に導かれていきます。

金運アップの風水術は水気を上手にコントロール

金は水との関係が強いことが陰陽五行の思想で語られていますが、日常生活においてはトイレやお風呂場、キッチンなどが水気の場。そこが本項の3大方位と重なっている場合にしっかりとした風水術を施すことが金運アップのポイントです。

特に西の水場は強い日差しによる高温、湿気、カビなどに大変弱く、悪い空気や水気を発生しやすい場所です。東の日差しが活力を与えるのとはまるで性質が異なりますので、風水術としては徹底的な清掃、換気、整理整頓を実施しましょう。

北と東北も同じく清潔感を保ちますが、西と同様にこの2の方角は、東や東南と異なり元々水場に弱い方角です。部屋のインテリアやカラーリングを施す風水術もありますが、まずは何よりもクリーンな空間を保つことを心がけましょう。

自分の望みや現状に応じて別の方角を強化するのもアリ

西・北・東北は万人向けの方角ですが、1人1人の夢の実現や日常生活に沿うような形で無理なく金運アップを図ることも可能です。この場合、叶えたい願望の内容がその他のどの方角の性質と合っているかがポイントになります。

例えば仕事で成績を上げて給料アップにつなげたい場合は、仕事や勉強、運動などを司る東の方角を強化します。また、同じ仕事でも起業するためまとまった事業資金や銀行融資を得たいのでしたら目上・上司などの意味を持つ北西を強化。

宝くじや懸賞で当てたいという場合は、「物事をハッキリさせる」という意味を持つ南。裕福な異性との出会い・婚姻を願うのでしたら、人間関係や縁を司る東南を強化します。その他に安定収入を求めるなら南西、客商売なら西、ネットビジネスなら東南などになります。

3つの方角をカバーするのが大変ならせめて西だけでも

実際の住まいの間取りや家族構成、在宅時間などの関係で3方位全てを風水的にカバーするのが困難な方もいらっしゃるでしょう。そのような場合は、金運の入り口である「西」を風水術でしっかりと強化してみてください。

西には金運の意味の他に「楽しみ、収穫、おしゃべり、社交性、後援、金融」などがあります。西が吉相であればたとえトラブルや試練が訪れても、事後において金銭等の援助に恵まれたり他の人からの手助けが期待できたりします。

また西は老後や晩年を表し、健康面や社会保障制度などに不安が募る年頃、西の吉相により生活を明るいものにすることができます。西が風水的に健全であれば、金運以外にも多くの生活の場面において「終わり良ければ全て良し」という結果が期待されます。

まとめ

生活の根幹を意識し、まずはその根幹に伴う運気を強化することで基本的な金運の流れを促すことが金運アップのポイントです。誰しも関わる衣食住の感覚を方角の理解を元に金運に当てはめ、金運の芯の太さを構築することが望ましい金の気を呼び込みます。

またお金1つのことを考えてみましても、お金を得る手段の違い、お金が入ってきてからの維持・守り、有効的な活用のあり方など。様々な付き合い方、意識・次元の違いがあり、それぞれの性質に応じて金運アップの方法を使い分けることが大切です。

金運をとにかく上げたいからと、ただやみくもに風水術を施すばかりで、成果が上がらなかったという方もおられるかもしれません。「西・北・東北」の根本的な金運方位を見直してから具体的な夢や希望を叶える努力をしてみるのが賢明です。

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