花言葉

シュウメイギクの花言葉や由来|色別(白色・ピンク色・紫色)の意味から怖い意味まで丸わかり

シュウメイギクの花の特徴や名前の由来

シュウメイギクは白やももいろの花を秋に咲かせます。キンポウゲのなかまの花です。秋のシェードガーデンを美しく彩るほか、切り花でも楽しまれています。京都の貴船に生える種もあり、キブネギクとの名もあります。たおやかで、秋の風情を演出する花です。

シュウメイギクの花言葉の意味とその由来とは?

≪シュウメイギクの花言葉≫忍耐

シュウメイギクは可憐な花の見た目とは裏腹に、丈夫で暑さや寒さに強く、多少放置されても花を咲かせる強さを備えています。厳しい環境に置かれてもけなげに咲く様子からか、シュウメイギクの花言葉には「忍耐」というものがあります。

≪シュウメイギクの花言葉≫薄れゆく愛

シュウメイギクは名前に「キク」とつきますがキク科に属するのではなくキンポウゲ科に属するアネモネの仲間であり、花言葉もアネモネのものが用いられています。花言葉の「薄れゆく愛」は次に紹介するギリシャ神話のなかのアフロディーテの話にもとづいてうまれたものです。「不慮の事故によりキューピットの矢に当たってしまったアフロディーテは、少年アドニスに恋をしてしまいます。このことに怒った彼女の恋人・アレスはアドニスを殺害してしまいます。殺されたアドニスを見て、アフロディーテは涙を流し、それがアネモネを咲かせたと言われています。」

≪シュウメイギクの花言葉≫多感な時

細く長い茎の先に上品な花をつけるシュウメイギク。多年草で暑さ寒さに強い為、初心者にも育てやすい植物として人気ですね。そんなシュウメイギクの花言葉は「多感なとき」だそうです。少し風が吹けばふわふわと揺れるシュウメギクの姿は、沢山喜んだり悲しんだりと、心を揺らした青春時代と重なるものがあります。そんな花言葉を知ってからシュウメイギクを見てみると、花びらが揺れる姿がまた一段と可愛らしく、切なくも見えてきますね。

≪シュウメイギクの花言葉≫淡い思い

秋の風情を感じさせる優雅なシュウメイギクには、儚げな様子から移ろう恋心を表現した「淡い思い」という花言葉があります。これは、仲間であるアネモネの切ない花言葉からくる共通のイメージをつけたのが由来です。

≪色別≫白、ピンク、紫色のシュウメイギクの花言葉

シュウメイギクは、白、ピンク、淡い紫色があります。どの色も中心のおしべがくっきりと黄色なのがかわいいです。色別の花言葉はありません。花びらに見えるものは、花びらのように進化したガク片です。名前はキクといいますが、キク科ではなく、キンポウゲ科に属していて、親戚には春に咲くアネモネがあります。秋の花が楚々としたものが多い中、シュウメイギクは清楚ながらも存在感があり、庭植えや切り花に重宝されます。

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