もくじ
サンザシの花の特徴や名前の由来
サンザシはバラ科サンザシ属の植物で落葉低木であり、
中国原産で日本にも古くから持ち込まれています。
花名は属名の学名”クラタエグス”ギリシア語が語源の一つで材が堅いことに由来するといわれています。
この花は4~5月くらいに大きな白い花序をつけ、
秋には果実が赤色や黄色に熟し、果実酒などの用途があります。
サンザシの花言葉の意味とその由来とは?
≪サンザシの花言葉≫希望
サンザシは、バラ科の植物で、白や薄紅の花を枝いっぱいに咲かせます。花言葉は「希望」です。サンザシの花の季節は5月。多くの植物が青々とした若葉をのばし、百花繚乱に花が咲き乱れる季節です。光あふれるシーズンに花付きよく咲き出したにぎやかな様子に、おおいなる希望が見いだせる花であるといえるのです。
≪サンザシの花言葉≫慎重
可憐な花を咲かせるサンザシですが、キリストが戴くイバラの冠はこの花で作られていたともいわれ、枝には鋭いトゲを持っています。それゆえ扱うときは慎重に、という気持ちを託して「慎重」という花言葉が与えられたようです。
≪サンザシの花言葉≫成功を待つ
西洋サンザシはイギリスでメイフラワー(5月の花)と呼ばれ、春の訪れを祝うメーデーには西洋サンザシを飾って祝います。キリストのいばらの冠はサンザシだとされ、それにちなんでサンザシの木にはお守りのような不思議な力があるといわれるようになりました。花言葉「成功を待つ」は、1620年にアメリカに渡ったメイフラワー号にサンザシが描かれていたことによるのでしょう。当時の航海は今とは比べ物にならないくらいリスクのあるものだったのです。
≪サンザシの花言葉≫唯一の恋
サンザシは「唯一の恋」という花言葉を持っています。
由来は、スコットランドの国民的詩人ロバート・バーンズが、恋人へ捧げた詩からといわれています。詩の内容は亡くなった恋人を悼むというもの。相手がまだ生きていた頃の思い出の中に、サンザシの花が出てきます。
≪サンザシの花言葉≫あなただけを愛す
サンザシは北半球の温帯に生育しているバラ科の低木で、西洋、東洋で親しまれています。花言葉「あなただけを愛す」は、スコットランドの国民的詩人ロバート・バーンズの詩「Highland Mary」からきています。18世紀末に作られた詩で、愛した女性を悼み悲しくもロマンティックな情景が表現されています。この花言葉を意識するなら、ヨーロッパに咲く赤花の西洋サンザシが適しているのではないでしょうか。
≪サンザシの花言葉≫幸福な結婚
神秘的な力があると西洋では信じられていたサンザシ。多くの美しく白い花には、「幸福な結婚」という花言葉が。花が持つパワーと、初夏という晴れ晴れとした季節に咲くことから、希望のこもった言葉が付けられたのでしょう。
≪サンザシの花言葉≫子孫繁栄
サンザシには「子孫繁栄」という花言葉があります。サンザシは温帯地域に広く分布し、花を咲かせるのは四月から五月にかけて。そして秋には小さな実をたくさんつけます。これらのイメージから子孫繁栄という花言葉がつけられたのでしょう。赤い実には老化防止などの効能があることも考えると、ぴったりといえるかもしれません。
≪色別≫色、ピンク色のサンザシの花言葉
サンザシはピンクと白のさわやかな花を咲かせる初夏の植物です。アメリカ大陸に移住する際に乗ってきたとされるメイフラワー号にはサンザシのイラストが描かれていたそうです。そこから「希望」という花言葉があります。また、スコットランドの詩から「たった一つの恋」がありますが意味には色別なしです。