もくじ
ローズマリーの花の特徴や名前の由来
ローズマリーの名前の由来は古代ラテン名であるローズマリーヌスという言葉が語源です。この言葉はラテン語で海を意味するマリーヌスと雫や露を意味するロスという2つの言葉からなり海の雫という意味になります。花の形が雫のような形をしていることに由来しています。
ローズマリーの花言葉の意味とその由来とは?
≪ローズマリーの花言葉≫変わらぬ愛
ローズマリーの花言葉の意味「変わらぬ愛」は、まさに茎部分の香りの強さからきています。ローズマリーの香りをかぐと、気持ちが癒されると同時に、料理などにも使われるので食欲をそそられる方もいらっしゃるでしょう。このローズマリーの香りは草花として生きている時にはもちろん、ドライの状態になってもなお、一年中(もしくは長期間)強い香りが続くため、変わらぬ愛という意味が付いています。
≪ローズマリーの花言葉≫記憶
ローズマリーは人気のハーブの1つ。白や淡い青紫色の花を咲かせます。ヨーロッパでは昔から神秘的な花として色々な祭事に用いられてきました。その花言葉の1つは「記憶」。そのさわやかな香りで頭脳明晰にしたり記憶力を高めるローズマリーの持つ効能に由来しています。また文豪シェークスピアの作品「ハムレット」にも登場し、愛情や想い(記憶)をドラマティックに演出。人々にローズマリーの花言葉「記憶」を印象づけたとされています。
≪ローズマリーの花言葉≫幸福な結婚
ローズマリーは常緑で香りが強い特徴から、「変わらない」→「変わらぬ愛」→「幸福な結婚」という意味を合わせ持ちます。ヨーロッパなどでは、結婚式に定番の草花なんですよ!そういえば、洋画で観た結婚式で花嫁がローズマリーの花冠していたっけ…周りをも幸せにしてしまう、まさにローズマリーの特徴を表した花言葉です。
≪ローズマリーの花言葉≫静かな力強さ
古代エジプトの「ミイラは来世で蘇る」という信仰から「再生」という神秘的な印象というのが世に広がっていき、この「静かな力強さ」という花言葉も「これからずっと変わらない」というイメージからきたものだと言われています。
≪ローズマリーの怖い花言葉≫悪徳
愛や思い出に関する花言葉をもつローズマリーですが、「悪徳」という花言葉も持っています。昔はハーブとしてだけではなく、薬として使用もされましたが、てんかん患者や妊婦には悪影響を及ぼすことがあったり、死者の棺の中に添える花そいう一面からマイナスの意味も持つようになったと考えられます。
≪色別≫白・淡いブルー・ピンク・薄い紫色のローズマリーの花言葉
ローズマリーには、色ごとに花言葉があるわけではありません。ただ実際の花にバリエーションがないわけではなく、青紫や淡めの青、白、ピンクなど、いくつか種類はあるようです。しかし、花が咲くのは春か秋だけで、ローズマリーの花言葉は、「花」言葉というより「葉」言葉。葉の付いている茎部分の特徴が、花言葉の由来となっています。