花言葉

沈丁花の花言葉や由来|色別(白色・淡赤色・淡黄色)の意味から怖い意味まで丸わかり

沈丁花の花の特徴や名前の由来

沈丁花という名前は、香木(心地よい香りの木材、白檀などが有名)の一種・沈香のような香りと、丁子に似た花をつけることから名付けられました。また、学名はギリシア神話のダフネという女神の逸話にちなんで命名されています。女神の名前を頂いていると知ると、とても優雅な雰囲気を感じますね。

沈丁花の花言葉の意味とその由来とは?

≪沈丁花の花言葉≫優雅

小さな桃色と白色、あるいは黄色の花が集まり、まあるいシルエットをいくつも枝につけて咲く沈丁花。「優雅」という花言葉は、そんな円やかで気品を感じさせる花の姿と上品にただよう香りから、多くの人がイメージする沈丁花の姿にぴったりですね。

≪沈丁花の花言葉≫不老不死

沈丁花の花言葉のひとつに「不老不死」というとてもお目出度いものがあります。これは、沈丁花が常緑樹であるからです。常緑樹とは「一年中、緑の葉をつけている樹」のことです。季節が移ろっていっても、変わらず緑の葉をまとう姿に人々は不変や永遠を見たのでしょう。

≪沈丁花の花言葉≫甘い生活

沈丁花の香りは甘く、風にのって鮮やかに香ってきます。そんな沈丁花の花言葉は「甘い生活」。沈丁花には様々な意味の花言葉があるようですが、この「甘い生活」は香りから来ているのかもしれません。周りも当てられてしまうような、甘い甘い新婚生活を送る二人が見えてくるようですね。

≪沈丁花の怖い花言葉≫戦争の神

沈丁花(ジンチョウゲ)の花言葉には、「戦争の神」という意味も持ち合わせているそう。この時代「戦争」と聞くと悪いイメージしか持ちませんが、昔の時代の軍人さんからすると、戦争での勝利がまさに名誉なことです。このジンチョウゲの花の学名に、月桂樹(花言葉が勝利)が入っていて、その花に似ているから…というのが由来。植物学のことは詳しく分かりませんが、似ている花には同じ名前が含まれるのですね…

≪沈丁花の花言葉≫実らぬ恋

基本的に「不滅」や「永遠」などの前向きな花言葉が多い沈丁花ですが、なかには「実らぬ恋」というネガティブな花言葉も。実はこれ、沈丁花の学名にも名を冠すギリシア神話の女神・ダフネが太陽神・アポロンに言い寄られ、逃げた末に月桂樹に姿を変えたことに由来するもの。つまり、月桂樹と葉の形が似ているから、というだけで沈丁花もこんな悲しい花言葉を頂いてしまったのです……。

≪色別≫白・淡赤・淡黄色の沈丁花の花言葉

沈丁花(ジンチョウゲ)の色ごとの花言葉はありません。かといって、赤みを帯びた白色の小花が固まって咲くジンチョウゲには種類が無いわけではなく…白い花を咲かせるものや、葉っぱに斑点が入ったもの、赤い実がなろもの、などがあるそう。ただ極端に色が異なる花を咲かせることはないようです。

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