【手相占い完全版】横線の見方とは?基本の意味と見るべきポイント
手相は様々な線が存在しますが、その中でも横線にどのような意味があるのでしょうか。横線の基本的な見方から意味、そして見るべきポイントなど、今回は横線について細かく見ていきます。
手相にはたくさんの横線がありますが、呼び方は場所によって様々あり、基本線にどの丘や線にどのようにして横線が入っているかが味方のポイントとなります。
長さや濃さ、またどのような形状になっているのか、などの細かい部分について、横線を詳しく見ていきましょう。
もくじ
【手相占い】横線の位置や基本的な意味とは?女性・男性の違いは?
まずは横線の基本的な位置や意味を見ていきます。横線は基本的に4種類に分けられ、他の線や丘に入っているものを「障害線」や「妨害線」と呼びます。
基本的な位置としては、手のひらの四つの部分に分けられ、大体が手のひらの端っこに入るとされています。
小指側の月丘に入る横線、親指側の金星丘に入る横線、小指下の水星丘に入る横線「結婚線」、薬指の下の太陽丘に入る横線の4つが代表とされています。
それぞれに意味が異なりますが、他の線や丘を横切るようにして入っている横線は基本的に「妨害」や「障害」となる悪い意味があります。
結婚線に関しては結婚時期や年齢を表しているものと考えていいでしょう。金星丘に入る横線は恋愛に関係している線であり、太陽丘に入る横線は太陽線の妨害線と捉えられます。
ちなみに男性、女性の違いについてですが、基本的に横線の違いはありません。ただし、結婚線のみ男性、女性によって様々な変化があるとか考えられています。
横線が現れる場所とは?
横線が現れる場所についてですが、基本的に他の丘や線と交差するようにして入る「障害線」や「妨害線」が多いと考えられています。
結婚線に関しては小指下の水星丘に入っており、男性、女性で位置が多少上下します。この結婚線という横線は結婚する年齢や時期を表しているものであり、その人によって位置が変わってきます。
他にも太陽線を横切るようにして入る横線がありますが、太陽線を持たない人は現れないことが多いでしょう。
月丘や金星丘に入る場合は、手のひらの外側に入るのが基本的横線の現れる位置となります。
他にも運命線や生命線などに交差するようにして入る場合もありますが、位置はその人によってまちまちであり、現れる場所は決まっていません。
横線の見方・見るべきポイント?線の長さ・短さ
横線の見方、見るべきポイントの1つ目として「線の長さ、短さ」が挙げられます。横線の長さや短さは、どの位置に入っている横線かで意味が異なっています。
結婚線の長さはそのまま結婚生活の長さを意味しており、短い場合は長続きしないことを表しています。月丘に入っている横線は海外渡航を意味しているので、線の長さは渡航の長さに繋がります。
逆の位置にある金星丘の横線は恋愛に関する線であり、長さ、短さは期間を表しているのでより長く恋愛を持続させることができると言えるでしょう。
また他にもじっくり愛を育むとも捉えられるので、スローペースな恋愛が楽しめると考えていいでしょう。小指の下にある横線はお金の線であり、この場合はどれだけの財を成すかが現れています。
長ければ多くの収入が得られますが、逆に浪費も多くなるという意味があります。
横線の見方・見るべきポイント?線の濃さ・薄さ
続いて横線の見方、見るべきポイントの2つ目として「線の濃さ、薄さ」について触れていきます。
横線の濃さ、薄さは入っている丘によって変化しており、結婚線の場合は結婚に対する気持ちの大きさが現れています。
濃ければ濃いほど、結婚に対する気持ちが大きく、薄ければ消極的であると考えていいでしょう。
金星丘は恋愛に対する情熱やアプローチを意味しており、濃い場合は自分の情熱を相手に伝えることが得意と考えられます。
太陽丘の太陽線に交差する横線は障害線や妨害線となりますので、より強い障害があると考えていいでしょう。
この障害線や妨害線は他の運命線や生命線なども同じであり、障害の度合いなどが考えられます。
自身の人生の中で大きな障害が訪れる可能性があると、線の濃さは表していると言えます。逆に線が薄い場合は大した障害ではないと言っていいでしょう。
はっきりと濃く表れている時は人生の大きな壁
上記でも述べたように、横線の濃さは基本的に障害線や妨害線という悪い意味があり、人生において大きな壁となる可能性があります。
はっきり濃く表れている場合は、人生で最も大きな困難と捉えてもいいでしょう。
場所や位置でどの年齢で起きるのかということもわかるので、その位置の歳に大きな壁が立ちふさがると言えます。
金運線の場合は使い込みの大きさや、収入の量という意味があります。多くの財を成す意味がありますが、逆に出ていってしまう金額も多くなると考えられます。
薄く表れている時は頑張り時
濃くはっきり表れていることとは反対に、薄い場合は障害の度合いが低いことを意味しています。この障害はおそらく頑張れば簡単に乗り越えられる程度のものですので、頑張り時と考えましょう。
恋愛などは少し消極的になりがちなので、思い切って自分から行動してみると良い運気を呼び込みます。
逆風にさらされることも少なくありませんが、障害は大きなものではないので、頑張れば良い結果が得られると考えましょう。
線の薄さは軽度の障害と考えられるので、自身の行動次第で難なく乗り越えられる可能性を表しています。諦めずに頑張ってみましょう。
横線が無い場合は安泰
横線がない場合は障害や妨害がないと捉えられるので、とりあえずは安泰であると考えていいでしょう。ただ、手相は日々変化しますので、現段階では障害はないということになります。
今後表れる可能性もありますので、日常的に横線「障害線」をチェックするといいでしょう。
また、他にも太陽丘にある縦の線「太陽線」はある人とない人がいますが、これに横線が入っていなければ、自身の才能を十二分に発揮できることを意味しています。
結婚線が無い人は少ないですが、無い場合は結婚できないというわけではなく、現状結婚よりも仕事や趣味を優先したいという気持ちが強いと言えます。
横線の見方・見るべきポイント?左右の手の違い
ここでは横線の見方、見るべきポイントとして「左右の手の違い」について触れていきます。ざっくり言うと、右と左では先天的か後天的かと言う違いがあります。
左手が先天的、つまり生まれ持ったものを表しており、右手が後天的、現在の自分や生まれた後に自らが積み上げてきたものを表しています。
ただ、これはあくまでも基本的なもので、占い師の方によっては利き手が後天的、その逆が先天的と考えることもあるようです
一般的には左手が先天的、右手が後天的と考えられているので、障害線で言うと「生まれ持った困難」や「これから起こる可能性がある困難」となります。
また結婚線では両方の手の違いで出会いや気持ちの強さがわかると考えられています。
結婚線とその他の横線では意味が全く異なると言えるでしょう。
右手に表れている線は後天的なもの
まずは右手に表れている横線についてですが、これは「後天的」なものと捉えられます。
横線の基本である障害線や妨害線が右手に表れている場合は、生まれた後、自分が歩んだ人生によって生じる障害と考えられます。
つまり、元々決まっていたものではなく、これまで生きてきた間に行ったことによって生まれた横線であると言えるでしょう。
濃さや長さでその障害の度合いや期間というものも判断できるので、対処し易いと言えます。結婚線の場合は、自分が情熱的にアプローチした相手、またはする相手と考えられます。
自分の力で手に入れる出会いであると言えるでしょう。
左手に表れている線は先天的なもの
逆に左手に表れている横線は、「先天的」なものとして考えられています。
元々生まれ持ったものという意味を持つので、障害線や妨害線で考えると、元々決まった流れで障害が起こると考えられます。
いわゆる、自分が歩む途上の壁であり、乗り越えなければならない試練と捉えるといいでしょう。これは自身の力が試されるものですので、臆さず立ち向かうと良い結果が得られると考えられます。
乗り越えることによって今後の運気も良い方向へと向かうでしょう。結婚線の場合は、元々運命の出会いが待っていると考えられます。
線の入っている位置で年齢や時期がわかりますので、その時期に運命的に出会った相手が今後、人生のパートナーとなる可能性があります。
横線の見方・見るべきポイント?他の線や丘との関係
続いては、横線の見方、見るべきポイントの4つ目として「他の線や丘との関係」について触れていきます。
横線は基本的に他の線と交差していることが多く、丘との関係も深いと言えます。中指の下にある土星丘に横線が入っている場合は、運気の停滞、低下を意味しています。
現状、何をやってもうまくいくことが少ないと感じる人はこの線があると言えるでしょう。
また生命線と頭脳線の両方を交差する形で伸びている横線は、仕事や恋愛、また家庭的な問題で「精神的に悩んでしまう」ことを示している線です。
逆に金銭丘、親指の付け根あたりに伸びている横線は「スタミナ線」と呼ばれており、この線は自身の体力や生命力が倍になるという意味を持ちます。
何事もパワフルに取り組むことができる良い線ですが、あまり無理しがちにならないよう注意しましょう。
線上に十字紋(×印・クロス)がある
線上にクロスや十字紋がある場合の意味ですが、これは基本的に太陽線からをクロスする形で伸びる横線や財運線に入る線と捉えられます。
ここで入る線は妨害と考えられており、成功や大きな収入を得て安泰するまでの道のりで大きな障害や妨害が入ると言えます
ここでのポイントはその妨害や障害が何か、ということを現実的に捉えることです。
その障害を取り除くことができれば、良い運に恵まれ、良い方向へと向かうことが言えるでしょう。
成功での道のりで障害というものはつきものですが、その時期を把握することでうまく乗り越えられると考えていいでしょう。
横線の見方・見るべきポイント?線の形状や状態
ここからは横線の見方、見るべきポイントとして「線の形状や状態」について触れていきます。
横線でも線の形状や状態によって意味は様々あり、特に徐々に変化している線については今後起こることがどうなっているのかを表しています。
月丘やそこから長く伸び生命線に届く場合や、徐々に薄くなったり濃くなったり、また枝分かれしたりと変化する場合など線の状態や形状で意味が異なります。
また線の多さについても、主に月丘では危険のサインとして捉えられています。このように横線が変化する場合の意味についてここから詳しく見ていきます。
線が二本・三本と複数ある
まずは線が複数ある場合ですが、これは主に月丘の下あたりに出ることが基本であり、お酒の飲み過ぎを注意する線です。
また肝臓の負担が大きく、危険のサインとしても捉えられるので、日頃お酒を飲みすぎていると感じる人は少し控えるようにしましょう。
他にもタバコなどの刺激物による体への負担のサインと受け取れますので、アルコールやタバコなどを摂取しすぎているという警告と考えられます。
回復段階にある場合は薄くなっているはずですので、判断はしやすいかと言えるでしょう。
線の始点・終点が枝分かれしている
横線の起点や終点が枝分かれしている場合は、問題が長続きする可能性を表しています。
一直線に入っている横線は基本的に1つの問題や障害が起こる時期、度合いを意味していますが、その先が分岐しているとこじれるサインです。
起点が枝分かれしている場合は2つの要因が合わさって問題になっていると表しているので、より重い障害と言えるでしょう
また終点が枝分かれしている場合は問題が2つに分岐する可能性を意味しています。
より自身への負担が大きくなる可能性を示唆していますので、現状を起こっている問題を深く考え慎重に行動する必要があります。
線が伸びてきたように感じる
線が伸びてきたように感じる場合は、主に障害の長さを意味しています。
また他にも月丘から伸びる横線で生命線にかかるようにして伸びる場合は、「放銃線」と呼ばれており、肉体的な疲労を意味します。
伸びてきたと感じる場合は、危険のサインとして捉えていいでしょう。これ以上疲れを溜め込むと体を壊してしまうという注意でもありますので、休息を取る必要があります。
生活習慣に乱れがある場合にこの横線、長くなってきていると感じることが多いと言えるので、日々の生活を見直す必要があると捉えましょう。
線が濃くなってきたように感じる
横線が徐々に濃くなってきたように感じる場合は、問題や障害が進行しているという意味になります。
薄くなるにつれて、障害や問題の解決に向かっていると捉えられるので、その真逆であると言えるでしょう。
他にもスタミナ線が徐々に濃くなっている場合は、よりパワフルに物事を取り組むことができると考えられます。
結婚線の場合は、ステップアップや人生のパートナーとの出会いが濃厚であると表しています。
財運線はより多くの収入が望めますが、逆に出費も大きくなるという意味合いがあるので、浪費には注意しましょう。