手相

火星環の基本|初心者でも分かるイラストで手相の見方を解説

<タイトル>【手相占い完全版】火星環の見方とは?基本の意味と見るべきポイント

手相は「生命線」、「感情線」のように「線」で言い表されるものが多いですが、中には「○○(惑星名)環」と表現される手相が存在します。今回解説する「火星環」もそのうちの1つです。

この線は、どん底からの返り咲きを意味し、その人が困難を乗り越え運命を切り開いていくパワーを持った人物であることを表す相です。大きなエネルギーを持つ火星環はどんな出来事を予兆し、どんな意味を持つのでしょうか?着目するポイントを詳しくご紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてください。

【手相占い】火星環の位置や基本的な意味とは?女性・男性の違いは?

火星環は、親指と生命線の間を起点とし、中指の付け根に向かい緩やかに湾曲しながら伸びているのが特徴的です。手相の中でも大変鑑定が難しく、プロの鑑定士でも意見が分かれるほどの深い謎に包まれた手相なのです。

この手相を持つ人は、大きなエネルギーと情熱を兼ね備えており、いかなる状況でも最大限の力を発揮できる強い精神力の持ち主です。その結果、大きな功績を納められる機会が多く、成功者によく現れる線としても読み取れます。

また、男女の違いで意味に差が生まれることはありません。どんな人の手に現れても、その人が燃え盛る熱意を持ったバイタリティー溢れる人物だということを証明します。大胆な行動力と飛び抜けた発想力は、周りの人を惹きつけ、魅力を感じさせます。

火星環が現れる場所とは?第一火星丘から始まり土星丘で終わるのが一般的


火星環の正確な形は、第一火星丘(親指と生命線の間の膨らみ)から土星丘(中指の付け根の膨らみ)に向かい緩やかに弧を描く湾曲線です。「○○(惑星名)環」と表される手相は、その場所の起点、もしくは現れている場所の「丘」の名前がついた、弧を描く曲線のことを言い表しています。

冒頭で、読み取る難しさは手相の中でも相当であると記述しましたが、なぜでしょうか?それは、線の成り立ちが関係しています。火星環には3つの変形説があり、「災害線」の変形なのか、「性愛線」の変形なのか、はたまた「運命線」の変形なのか、明らかになっていません。そのため、読み取るための情報が混在し、複雑になっているのです。

他の線との見分けが難しく、慣れない人が見極めるのには、少し時間がかかってしまうでしょう。火星環の特徴としては、生まれながらに持っているのではなく、努力や行動の結果によって後天的に現れる可能性が高いところです。

火星環の見方・見るべきポイント?線の濃さ・薄さ

火星環における線の「濃さ」は、その意味の強弱を測る指標です。火星環が濃く現れていたら、今置かれている環境からの脱却を強く暗示し、そのためのパワーが十分に備わっている証拠です。それはまさに、人生に影響を与えるような大きな「前進」を予兆するものです。

たとえ薄い線であったとしても、環境や考え方、行動の軸の変化により、濃い火星環に変わる見込みも十分にあります。せっかく現れたレアな線なので、育てようと行動を意識的に変化させてみても良いかもしれません。

手相はその時々の自分の状況をリアルタイムに映し出す、鏡のようなものです。そこから今後の目標や、自分の成すべきことが見えてくることもあります。未来を切り開く道しるべとして、手相を役立ててみてください。

はっきりと濃く表れている時はどん底から成功を掴みとる力が人一倍強い


現時点で火星環の力が強化され、影響として表面化しやすい状態を意味します。災いや困難の渦中にいても、強靭な精神力で道を切り開き、幸運を掴み取れる力が十分に備わっているので、多少のことではへこたれません。

よく例えられるのは、戦争や災害などに見舞われた時、ただ絶望するのではなく、「自分が状況を打開する」という信念で時代を創っていける、英雄的な性質とエネルギーを兼ね備えた人物であるという証拠です。その力に奢ることなく努力を続けることにより、生涯を通じてそのバイタリティーを維持できるでしょう。

薄く表れている時は火星環の力が弱まり苦戦する暗示


成長途中の火星環か、もしくは火星環の力が通常よりも弱まっていることを意味します。火星環があるだけで強いエネルギーを内に秘めているのは確かですが、大きすぎる問題や大変な災害時には、それを覆すほどのパワーはないといえます。

焦らず、苦難の状況でも、自分にできることをコツコツとやり続けることで、未来は開けていきます。「継続は力なり」。何事も諦めず、最後までやり遂げようとする気持ちが、濃い火星環を作る方法です。

火星環が無い場合は考え方や行動次第で現れることも?


火星環は滅多に現れないレアな手相で、なおかつ現れても一時的なことがあるため、自分の手に無かったとしても残念がる必要はありません。むしろ災害線の一種という視点から見てみると、困難が訪れるタイミングではないという風にも読み取れるため、決して「火星環が無いと損」とも言い切れ無いのです。

今の状況から這い上がりたいと願い、そのための努力を惜しまず物事に取り組もうとしている人には、現れる見込みが十分にありますよ。

火星環の見方・見るべきポイント?左右の手の違い


手相を見る際に、左右どちらの手を見れば良いか、迷う時がありませんか?手相において、利き手は現在から将来のことを表し、利き手ではない方が過去の運勢と生まれ持った素質を表しているといわれています。

火星環は、成功を掴もうとする努力の末に、後天的に現れる線のため、利き手に現れる可能性が高いでしょう。利き手に現れたものは、いわばあなたの血の滲むような努力の証です。起死回生や下克上のチャンスが目の前に迫っていることを知らせるサインのため、積極的に行動するように心がけましましょう。

利き手の火星環が実を結んだ結果によって、社会的地位や大きな経済力を得た場合には、両方の手に現れるときもあります。両手の火星環は、その力をさらに増大させ、より大きな成功を呼び寄せるでしょう。

火星環の見方・見るべきポイント?他の線や丘との関係


掌の上にはそれぞれ「○○(惑星名)丘」と呼ばれる膨らみが存在し、それぞれの位置によって司る意味も異なります。火星環の起点となる膨らみは「第一火星丘」と呼ばれ、闘争心や行動力、積極性など、人生における物事に対しての姿勢を表し、バイタリティーやエネルギーといえるものを司っています。

そして火星環の終点は、中指の付け根付近の「土星丘」と呼ばれるところです。ここは、その人の忍耐力や持久力といった勤勉さを司る場所です。ここの膨らみが発達していると、よりその意味も増長されます。

この二つの丘を繋げている火星環に、「困難においても絶対に成功させるという強い意志を持ち、苦難に耐えながらも努力し続けられる」という意味が込められているのにも、頷けますね。

火星環の見方・見るべきポイント?線の形状や状態


手相はその形状によって、表す意味にも違いが出てきます。まず、火星環が途中で途切れている形状の時は、そのエネルギーが減少していることを表します。必死に状況を打開したとしても良い結果が得られないなど、運気の面で低迷してしまうことを暗示するものです。

火星環にフィッシュが現れた時は、その力によって得られる成功をさらに増幅させる吉兆の相です。何か行動を起こすなら今しかないという合図なので、決断を下そうか迷っている人にはゴーサインといえるでしょう。

火星環が2本、3本とある形状の場合、その力は2倍、3倍と強くなっている状態です。どん底から這い上がる力そのものが、強化されています。

まとめ

いかがでしたか?火星環は最悪の状況からの脱却を表す、起死回生の相として知られる絶大なエネルギーを持った手相です。もし今、何かを乗り越えたい、這い上がりたいと奮闘している人がいたなら、この手相を探してみてください。

線が濃く、はっきりと現れていれば、まさに機は熟しています。全力をぶつけて、大きな成果を手中に収めることも夢ではありません。最高の運気があなたに味方しているので、努力が大きな実を結ぶでしょう。

日々手相は、その人の行動や考え方次第でみるみる変化していきます。今何かに迷い、立ち止まっている人には、ぜひ1度手相を占ってみるのをおすすめします。現在の環境とその人の状態を物語る手相から、新しい視点や目標が見つかることもありますよ。

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