花言葉

桔梗(キキョウ)の花言葉や由来|色別(紫色・青色・白色)の意味から怖い意味まで丸わかり

桔梗の花の特徴や名前の由来

桔梗(キキョウ)は6月~9月に花を咲かせます。色は紫・青が一般的ですが、白やピンクといった色も見られます。
乾燥した根が硬いという意味で漢名を「キチコウ」といい、それが日本に渡る際に「キキョウ」と呼ばれるようになりました。
古くから日本にあり、武士にも好まれ、家紋などによく使われる花でもあります。

桔梗の花言葉の意味とその由来とは?

≪桔梗の花言葉≫「誠実」

桔梗の花言葉の一つは「誠実」です。
桔梗の花の形は五角形(星型)になっていて、端正な姿をしています。
そうした端正な形をしている点と青・白・紫などの色合いなど清楚な色合いをしています。
端正な形と清楚な色合いから、桔梗は「誠実」といったイメージを持った花言葉が多くなっています。

≪桔梗の花言葉≫「多徳」

キキョウには「多徳」という花言葉もあり、それには漢字表記が由来しています。キキョウを漢字で書くと「桔梗」です。つくりの部分を見ると「吉」「更」とあることから、「更に吉を招く」縁起の良い花とされました。この花言葉が、キキョウが織物の柄や家紋に使用され、昔から親しまれている由縁かもしれません。

≪桔梗の花言葉≫「勝利」

「勝利」を花言葉に持つ花は「桔梗」です。家紋に「桔梗」をつけていた武将が勝利をおさめていたことから「桔梗」といえば「勝利」と考えられるようになりました。「桔梗紋」をつけていた氏族と言えば名門土岐氏です。土岐氏で最も有名な戦国武将は明智光秀です。明智光秀は羽柴秀吉に最後敗れてしまった印象が強いですが、織田信長配下の武将の中では出世頭でした。日本史最大の人気者坂本龍馬は明智家の子孫と言われ、桔梗紋をつけていました。彼が成し遂げた大政奉還は日本史上の「勝利」とも言えるのではないでしょうか。

≪桔梗の花言葉≫永遠の愛

秋の七草として古来より愛され、青紫や白の透き通るような花びらが美しい桔梗。その桔梗の花言葉のひとつとして「永遠の愛」があります。これは、戦で亡くなった恋人を一生涯待ち続けたキキョウという女性の「一途な想い」に由来するそうです。桔梗の凛とした佇まいは強く深い愛情を持った女性の姿を彷彿とさせますね。

≪桔梗の怖い花言葉≫執念

秋の七草のひとつで、五芒星のような形の綺麗な紫色の花を咲かせます。
そんな可憐な花にも「執念」というちょっと怖くも悲しい花言葉があります。
はるか昔、キキョウという娘がいて、戦で亡くなった恋人を生涯待ち続けたそうです。
その娘の「執念」から桔梗の花言葉が生まれたそうです。

≪色別≫紫色の桔梗の花言葉

紫色の桔梗の花言葉は「気品」「高貴」です。飛鳥時代の制度「冠位十二階」の最上位の色が紫であることから、紫色は高貴な色、格式の高い色とされてきました。そこから紫色の桔梗は「気品」「高貴」の花言葉になりました。花の美しい色や形、長く咲き続ける姿が和の気品を感じさせます。

≪色別≫青色の桔梗の花言葉

青い桔梗は気品と知性に溢れた佇まいがあります。お部屋に飾れば周りの空気を引き締め、見る人の心を掴んでやみません。どことなく静寂にあふれた青い桔梗は、少し気持ちを鎮めたい時や、落ち着いて何かに取り組みたい、そんな方にぴったりです。花ことばは気品と高貴です。

≪色別≫白色の桔梗の花言葉

白色の桔梗の花言葉は「清楚」「従順」です。可憐な白い桔梗にピッタリの花言葉です。白色の桔梗の花言葉は、古き良き日本の女性の魅力をあらわしています。万葉集にも登する日本ではなじみ深い桔梗ですが、野生の桔梗は近年減少傾向に。特に野生の白い桔梗は希少です。道端で見かけたら、とても幸運ですよ。

≪色別≫ピンク色の桔梗の花言葉

どこか寂し気な女性を思わせるピンク色の桔梗。窓際にそっと飾れば、声をかけたく女性のような面影が感じられます。ピンクの桔梗の花ことばは、薄幸。はかなげでどこか頬っておけないそんな印象が感じられます。優しく抱きしめてあげたいそんな愛らしいお花です。

【贈り方】桔梗を渡す時のポイントとは?

夫婦へ贈るのに最適

紫がかった青い星型が魅力的な桔梗は夫婦のプレゼントに最適な花です。
実はこの桔梗、花言葉には「永遠の愛」という意味が含まれています。
色も、青色が強いもの紫色が強いものなどがあり、咲き方も一重咲きのもの
八重咲のものなど様々です。
結婚記念日や誕生日に夫婦で送り合い「永遠の愛」を確かめ合ってみてはいかがでしょうか。

同性に贈るなら紫色

あなたが同性の人からお花を贈られたとき、どのような花言葉が込められていたら嬉しいですか。
「気品」「貴い」そんな思いが込められていたら嫌な思いはしませんよね。
そんな花言葉があるお花が「紫色の桔梗」なのですよ。

異性に渡すなら白色

桔梗と聞いて歴史が好きな人は坂本龍馬さんを思い浮かべるのではないでしょうか。
龍馬さんの家紋は桔梗の紋です。
龍馬さんは男性にも女性にもとっても人気のある歴史上の人物です。
異性の方にお花を贈ることがあったら「桔梗」を選んでみてはいかがでしょうか。
坂本龍馬さんから話題が広がるかもしれません。
その時のポイントは「白」の桔梗を贈ることです。
白い桔梗には「清楚で変わらない思い」を込めることが出来ると言われているのですよ。

【風水効果】桔梗を飾る時のポイント

≪恋愛・結婚運UP≫南側に紫色の桔梗

ずっと片思いをしている方や、結婚肢体相手がいるという方は、お部屋の南側に紫色の桔梗を飾ってみましょう。紫は風水では強い力がある色です。高貴な色としてしられているように、身に付けるだけで不思議なパワーを充足する色です。お部屋にかざれば結婚や恋愛の運を上昇させます。

≪浄化≫白の桔梗を玄関に飾る

玄関にお花を飾るなら、一度、白い桔梗を試してみてはいかがでしょうか。
なぜなら白い桔梗は悪い気を浄化してくれるからです。
白い桔梗を玄関に置くことでお家の中に良くない運気がはいってくるのを防ぐことが出来ると言われているのですよ。

≪仕事運UP≫東に紫色の桔梗

東の方角は仕事に関する運気をつかさどると云われています。紫色の花びらが美しい桔梗は「高貴さ」を持つ花なので、難しい仕事に挑戦する予定の方や、ワンランク上の仕事や転職を目指している方は、東側に桔梗を飾ると成功に導いてくれるかもしれません。

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