もくじ
オオイヌノフグリの花の特徴や名前の由来
春が近づいてくると公園や道端、空き地などにひっそりと咲いているオオイヌフグリ。高さ10センチほどの茎に5ミリほどの小さな青色の花をつけて咲くのが特徴です。名前の由来は大きな犬の陰嚢に似ていることですが、子どもにも人気のある小さくとも可憐な花です。
オオイヌノフグリの花言葉の意味とその由来とは?
≪オオイヌノフグリの花言葉≫忠実
名前にイヌが入ることからも忠実さをイメージしやすいオオイヌフグリ。見た目のすがすがしい青色を象徴するような花言葉です。暖かい春の道端で咲いているのを見かけたとき、ふと優しく見守られていると感じさせてくれます。
≪オオイヌノフグリの花言葉≫信頼
オオイヌノフグリは春先に小さな青い花を咲かせます.小学校の授業などでも登場する,誰でも一度は目にしたことがある花でしょう.この花の学名は”Veronica persica”といい,聖書に登場する聖女Veronicaと同じ名を冠しています.オオイヌノフグリは十字架を背負って歩むキリストにハンカチを捧げた彼女にちなんで「信頼」という花言葉を持っています.
≪オオイヌノフグリの花言葉≫清らか
オオイヌノフグリは春先に野原や田畑に咲き乱れる青紫色の小花です。和風な名前ですが、もともとはヨーロッパ原産で学名は「ヴェロニカ・ぺルシカ」。花言葉は「清らか」です。イエス・キリストが十字架を背負いゴルゴダの丘へ向かう時、駆け寄って額の汗と血をヴェールでぬぐった聖女・ヴェロニカの勇敢さと女性らしい優しさにちなみます。
≪オオイヌノフグリの花言葉≫星のまたたき
オオイヌノフグリは、春のはじめに澄み切った青い色の小さな小さな花をひっそりつける、つつましやかな野の花です。星の瞳、とのドラマチックな別名で呼ばれることもあります。寒風吹きすさぶ頃合いに咲きはじめるこの小さな花は、やがてきたるあたたかな春を約束してくれる希望の星のようにも見えるでしょう。だから、花言葉は「星のまたたき」というのです。
≪オオイヌノフグリの花言葉≫瑠璃の花
オオイヌノフグリの花は、とても小さく、自己主張の強い見た目ではありません。しかし、その花弁は、吸い込まれるような冴えた色、紫がほんのり混じったようなブルーは、魔除けの宝玉として知られるラピスラズリ、瑠璃玉を思わせます。その見た目通り、この花は「瑠璃の花」という花言葉を持ちます。
≪色別≫青・紫色のオオイヌノフグリの花言葉
オオイヌノフグリは、もとは西アジア・中近東出身で、日本に帰化して大繁殖しています。雑草扱いされていますが、自然界には少なめの青い花は美しいですね。早春の花は紫がかっった色になります。まれに白花が見られることもありますが、除草剤などの影響であることが多いです。最近の遺伝子の解析により、ゴマノハグサ科からオオバコ科に移動されました。花色による花言葉のちがいはありません。