花言葉

サボテンの花言葉や由来|主な意味7パターン丸わかり

サボテンの花の特徴や名前の由来

サボテンは16世紀後半にポルトガルから海を渡って伝わりました。ウチワサボテンの樹液を石鹸として使われていて、日本人が興味を示したのがきっかけです。石鹸ことシャボンから、日本では「さぼんてい(石鹸体)」と呼ばれるようになり、現在ではサボテンとなりました。品種改良されているものを含めると、5,000種以上にものぼるサボテンは肉厚の茎とトゲが特徴的ですが、美しい花を咲かせます。品種により開花時期は異なり、1年に1度咲くものから数年に1度しか花を咲かせないものまであります。比較的育てやすい植物なので、ギフトにも重宝されます。

サボテンの花言葉の意味とその由来とは?

見た目にも元気一杯というイメージのある黄色いマリーゴールドは「健康」の花言葉を持ちます。一株から何度も花が咲くので4月から10月くらいまで咲き続ける事もその由来かもしれません。そして、ギリシャ神話に由来するもう一つの言葉が「可憐な愛情」。太陽を思わせる形と色、そして太陽を見つめるように咲く性質から太陽神アポロンに焦がれる余りに最期は黄色い花へ姿を変えた水の妖精クリスティの物語になぞらえたのがこの言葉とされます。物語にまつわるイメージからネガティブな花言葉も併せ持つので、この花言葉については物語とセットで扱うようにした方が良いかもしれません。

≪サボテンの花言葉≫偉大

サボテンの中でも「ウチハサボテン」で有名です。原産地であるメキシコは気温が高く水の少ない地域であり、植物が育つのに過酷な地域であることが花言葉の由来となっています。過酷な環境下でも力強く元気に育つところから「偉大」という花言葉がつけられました。

≪サボテンの花言葉≫魔除け

とても珍しいサボテンの花。このサボテンの花の花言葉は、「魔除け」です。花言葉もだいぶ珍しいものに感じますが、悪いものを追い払ってくれるという前向きな意味を持っています。人にサボテンをプレゼントすることは、間接的に「あなたの上に悪いことが起こりませんように」という意味になります。

≪サボテンの花言葉≫永住の地

砂漠などの過酷な環境でも、花を咲かせて根を張り続けるサボテンはとても生命力の強い植物です。そんなサボテンは「永住の地」という花言葉を持つので、プレゼントとして贈る時にはシチュエーションに気をつけましょう。新居のお祝いなど幸せな状態で贈るなら良い花ですが、入院している人に贈るのには適していません。

≪サボテンの花言葉≫燃える心

サボテンには「燃える心」という花言葉があります。これは暑い砂漠に生息しているからつけられたというわけではなく、鮮やかで目を引く美しい花を咲かせることからつけられました。目標に向かって突き進みたい時や、挫けてしまいそうな心を奮い立たせたい時にサボテンを家に飾って、心に火をつけてみてはいかがでしょうか。

≪ハシラサボテンの花言葉≫情熱

ハシラサボテンの花言葉は「情熱」です。ハシラサボテンが情熱をイメージさせる鮮やかな赤色の花を咲かせること、また砂漠の過酷な環境にも負けずに柱のように元気に真上にどんどん伸びていくことから、この花言葉がつけられたとされています。

≪シャコバサボテンの花言葉≫ひと時の美

ひとつひとつの葉の形が、甲殻類のシャコに似ていることから名付けられたシャコバサボテンの花言葉は「ひと時の美」です。この花言葉は、花が咲いている時期と咲いていない時期の美しさのギャップが大きいことからつけられました。シャコバサボテンが美しい花を咲かせるのは、冬です。クリスマスシーズンを彩る花としても親しまれています。

≪ウチワサボテンの花言葉≫偉大

数あるサボテンの中でも、種類によって花言葉が変わります。平たい茎が特徴的なウチワサボテンは「偉大」という意味を持っています。これは人類が誕生するずっと前から、過酷な環境でも生き続け子孫を繁栄させていたという、生命力の強さからつけられました。見た目の可愛らしさとはギャップがある力強い花言葉も、ウチワサボテンの魅力のひとつです。

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