花言葉

カタクリの花言葉や由来|色別(紫色・ピンク色・白色)の意味から怖い意味まで丸わかり

カタクリの花の特徴や名前の由来

カタクリは、紫やピンク、黄色、白色の花があり、その花は山の中でうつむいたように咲きます。花びらは反りかえるように開いて咲くのが特徴です。カタクリという名前の由来には、いくつか説があり、開いた竜という意味の「カタカゴ(堅香子)」からきたという説、小さなユリという意味である「カタコユリ」からきたという説、鹿の子模様の葉を毎年1枚ずつ出し続ける特徴の「カタハカノコ(片葉鹿の子)」からきた説などがあります。

カタクリの花言葉の意味とその由来とは?

≪カタクリの花言葉≫初恋

カタクリがうつむいて咲く様子は、まるで想いを伝えられずに恥ずかしがっているようなかわいらしい姿に見えますよね。そのため、ついた花言葉が「初恋」です。原産地が日本であるカタクリの花は、万葉集などの和歌にも登場していて、控えめで可憐な花(少女として詠むなど)として親しまれています。

≪カタクリの花言葉≫寂しさに耐え抜く

カタクリは「春の妖精」とも称される山野草の代表のひとつです。この花の「寂しさに耐え抜く」という花言葉は、下に向けてうつむき加減に咲く花の様子、また、地中で休眠状態となる期間が長いことから由来するとも言われています。可愛い花の姿に、孤独と健気さを感じさせる花言葉です。

≪カタクリの花言葉≫嫉妬

山の中や木陰でひっそりと花を咲かせるカタクリ。可憐な花姿からは予想できない花言葉があります。それは「嫉妬」です。うつむきがちに花を咲かせる姿やとがった紫色の花弁の形を嫉妬の炎に見立てているんです。可愛い姿の人も心の中では激しい情念を抱いているのかもしれませんね。

≪色別≫紫・ピンク・白色のカタクリの花言葉

カタクリの花色は紫やピンクなど淡い色合いのものが多く、うつむいているみたいに花を下に向けて咲きます。その可憐な姿から「初恋」や「寂しさに耐える」といった花言葉が生まれました。古くは「かたかご」と呼ばれ、万葉集にも詠まれています。外国産の園芸種は花色が豊富で栽培しやすく、人気があります。

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