花言葉

ミヤコワスレの花言葉や由来|色別(赤色・白色・ピンク色・黄色・青色)の意味から怖い意味まで丸わかり

ミヤコワスレの花の特徴や名前の由来

ミヤコワスレはミヤマヨメナ Aster savatieri という野菊の園芸品であり、「ミヤコワスレ」という花名は鎌倉時代の逸話に由来し、佐渡島に島流しとなった順徳天皇がこの花を見ることによって都へ帰りたいという思いを忘れられる、と話したということから「都忘れ」と名づけられたと言われています。日本原産の植物であり、春に上品な艶めきを持つ紫、白、赤など様々な色の花弁と黄緑色の花序を持つ素敵な花を咲かせます。

ミヤコワスレの花言葉の意味とその由来とは?

≪ミヤコワスレの花言葉≫優しい心

ミヤコワスレは、紫やピンク、白などの一重咲きの小さな花を咲かせる草花です。その楚々とした可憐な花姿に心が和む人も多いのではないでしょうか。ミヤコワスレの花言葉は「優しい心」です。私たちが本来持ち合わせている優しさを象徴しているような花姿です。

≪ミヤコワスレの花言葉≫しばしの憩い

ミヤコワスレを見ている間は故郷の都へ帰りたいという気持ちを忘れられるという鎌倉時代の逸話が由来となり、帰ることのできない故郷を思う辛い気持ちから逃れることのできる花を見ているときだけの短い時間、つまり「しばしの憩い」という意味で、花言葉のひとつ「しばしの憩い」が生まれたと言われています。

≪ミヤコワスレの花言葉≫なぐさめ

ミヤコワスレは、承久の乱(1221年)で佐渡に流された順徳院の故事にちなんで名づけられました。順徳院が、ミヤコワスレを見て「これを見ていると心がなぐさめられ、都のことが忘れられる」と言ったことから、花の名前となり、花言葉では「なぐさめ」になりました。

≪ミヤコワスレの怖い花言葉≫別れ

初夏にかれんに花開くミヤコワスレ。つつましくも、芯の強さを感じさせる和の花です。かつて、身に覚えのない罪とがで都から遠く離れた異郷の地に流刑された貴人が、この花を見て、ひと時都を忘れ心を慰めたという言い伝えがあります。生き別れた家族や恋人を思う無実の貴人の想いが向けられた花、ミヤコワスレの花言葉は「別れ」です。

≪ミヤコワスレの花言葉≫無念

ミヤコワスレの花言葉は「無念」です。ミヤコワスレはかつて内乱に敗れて島流しにあった天皇がつけた名前が由来です。足元の可憐な花は都での優美な暮らしを忘れさせてくれる美しさがあったのでしょうね。それでも消え去ることのない都への思慕や悔しさ。花言葉の「無念」はそういった天皇の複雑な思いを象徴しているようですね。

≪色別≫紫、青、白、赤、ピンク色のミヤコワスレの花言葉

北海道以外の山地に自生しているミヤコワスレは、日当たりさえよければ簡単に育つ生命力の強い花で、青、紫、ピンク、白などの様々な色の種類がある花でです。花言葉は「憩い」や「別れ」とも言われていますが、色ごとの花言葉は特にナシです。

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