もくじ
アカシアの花の特徴や名前の由来
アカシアはアカシア属のラテン語名「Acacia」がそのまま和名となっています。日本ではフランス語の「ミモザ」とも呼ばれています。ポンポンのように小さな黄色い花が集まり、それが木全体に多数咲くため、アカシア並木は黄色に染まったようになり、とても美しい光景が生み出されます。
アカシアの花言葉の意味とその由来とは?
≪アカシアの花言葉≫不休不滅
しばしは花は移ろいの象徴なのに、アカシアの花言葉には「不朽不滅」という言葉があります。これは、旧約聖書にアカシアが出てくることからきています。モーセが神の命令に従い、アカシアの木で契約の箱を作りました。箱には大切な、十戒の書かれた石板が収められたのです。そんな重要な役目を果たしたアカシアに、不朽不滅の花言葉がついたのでしょう。
≪アカシアの花言葉≫再生
アカシアはとても繁殖力の強い植物です。そのため原産国では生命力の象徴とみなされ神聖なものを作るための木として利用されてきました。花言葉の「再生」はそんなアカシアの生命力と繁殖力の強さからつけられました。
≪アカシアの花言葉≫兄弟の絆
アカシアの花言葉「兄弟の絆」は、ロシアの作家、ミハイル・レールモントフの叙事詩『ムツイリ』の一場面が由来かもしれません。ムツイリという名の少年のお話です。小説の日本語訳では「アカシアの庭」とされていますが、「白い花」と描写されているので、マメ科のニセアカシアのことだと思われます。
≪アカシアの花言葉≫優雅
アカシアはふわふわとした丸い形をした花を咲かせる優しい雰囲気を持った花になります。アカシアには色によって違う花言葉が存在しています。その中でどの色でも当てはまる花言葉が「優雅」になります。ふわふわした優しさと凛とした美しさから付けられた花言葉です。
≪アカシアの花言葉≫魔除け
アカシアは春から秋にかけて金色の花が束になって咲くとても綺麗な花です。そんなアカシアの花言葉は「魔除け」です。少し意外な花言葉ですが、これは古代イスラエルにおいてアカシアが神聖な樹木として敬われたからです。なので、家の前に飾ったり、身につけておくことで邪悪なものから守ってくれると考えられています。大切に育てることで何かしらの御利益をもたらすでしょう。
≪色別≫黄色のアカシアの花言葉
黄色のアカシアには、「秘密の恋」という意味があります。ネイティブインディアンの世界では古来より、男性から女性に愛を告白する際に、アカシアの花を贈り女性がそれを無言で受け取ったら、男性の思いを受け入れたという話が由来となっています。
≪色別≫オレンジ色のアカシアの花言葉
花言葉の【エレガント】とは、ふわふわとした愛らしさを持つアカシアの、優雅で美しい姿に由来していると言われています。ヨーロッパでは、「どれだけお洒落に着飾ったとしても適わない」花としても人々に親しまれています。