風水

護符とは?開運効果から書き方・使い方まで徹底解説

多くの人が「願いを叶えたい」「幸せになりたい」という思いから手元に置くものとして「護符」があります。護符には開運や魔除けなどの効果がありますが、一般的なお守りと異なるのは「自分専用」に作ってもらえるということです。

この記事では、護符の役割や種類、開運効果、書き方、正しい使い方・処分の仕方などを詳しく紹介します。あなたが叶えたい願いを現実のものにするべく、護符パワーの活用方法をとことん知ってください。

もくじ

護符とは?災厄から身を守り幸福を招くとされる護摩札

護符とは、それを使用する人の目的に応じて作られた「オーダーメイドのお守り・魔除け」のようなもので「霊符(れいふ)」とも呼ばれます。具体的には「将来起きるかもしれない災厄を避けるために身につけておく、呪力を帯びた小さなもの」です。

そして、護符を作ることができるのは、呪力(まじないの力・呪いの力)を持つ、

  • 仏僧
  • 陰陽師
  • 神職

に限られています。つまり「超自然的な力」「霊能力的な力」を持つ人によって、気を込めて封印して作られたものが「護符」なのです。

護符の種類は?様式別に3種類でご利益別に7種類ある

護符の種類は、様式別に分けると3種類、ご利益別に分けると7種類あります。様式別・ご利益別というのは分類の仕方ですので、「どの様式が最も優れているか?」などのように優劣をつけることはできませんが、それぞれに特徴があります。

ここでは、様式別でみた場合の護符と、ご利益別でみた場合について紹介します。まずは、どのような作りがあってどのようなご利益・効果が得られるのかを、ざっくりと理解してください。

様式別では字符・図符・字図符に分かれる

護符は、様式別には以下の3つに分けることができ、それぞれには「読んで字のごとく」の特徴があります。

  • 字符
  • 図符
  • 字図符

それでは、各様式について詳しく見ていきましょう。

まず「字符」とは、「それぞれの文字には古来から力がある」という考えを元に、字を組み合わせることによって意味を成す符(護符)です。最近では、ホツマ文字や龍体文字がメジャーで、字の力を借りて邪を祓います。

「図符」は、図(または絵)のみを描くことで神からの力を借りる符で、3種類の様式の中では作られる数が最も少ないです。

最後に「図字符」ですが、これは図と字を組み合わせて意を成す符で、3種類の中では最も多く作られる形態です。ただ、一般の人が見ても「字なのか図なのかよくわからない」という声を、しばしば耳にします。

ご利益別は金運・厄災消除・健康長寿・恋愛成就など

護符をご利益別に分けると以下の7種類になります。各種類の名前は、どこかで目にしたことがあるものが多いのではないでしょうか。

  • 開運招福
  • 財運招来
  • 健康長寿
  • 厄災消除
  • 恋愛成就
  • 合格祈願
  • 破邪破魔

ちなみに、恋愛成就の符だけでも、良縁出会い、片思い成就、復縁成就、悪縁切りなどのように、さらに細かく分類するともっと種類は多くなります。一般的に「お守り」だと、護符のようなこれだけ(またはこれ以上)の種類はないでしょう。

また、先にもお伝えしましたが、護符は「オーダーメイドで作ってもらえる」というのが大きな魅力。自分専用で、より具体的なご利益のために作ってもらえるというのも、人気が高まっている理由だといえます。

御利益のある護符や願いが叶う護符の3大条件とは?

「護符ならば効果はすべて同じ」ということは一概には言えず、やはりしっかりとした効果が望めるものであるための条件が存在します。あなたも自分の手元に置くなら、よりご利益が期待できる護符の方が良いですよね?

ここでは、「ご利益がある」「願いが叶いやすい」護符であることの3大条件を紹介します。これらの条件を参考にして種類や作ってくれる人を選べば、「自分のところに来てくれて本当に良かった!」と思える「ひとつ」を手にできるでしょう!

護符そのものの文字や形に意味があること

より高い効果が期待できる護符の条件として「書かれている文字や形に意味があること」というものがあります。つまり、意味がない文字や形が描かれていても、その十分な効果は望めないということです(または効果ナシ)。

護符にある文字や形は「古くから呪術的・霊能力的な意味を持つもの(文字・形)」として、扱われてきています。すなわち、意味なく描かれたものに比べると、遥かに特別で良い影響力を発する波動を備えています。

護符には、一般の人が見たら、ちょっと理解できない文字や図が描かれている場合が多いです。自分用のものを頼む際には、サンプル的な文字や図にどのような意味があるのかを制作している側に聞いてみて、納得のうえでオーダーすると確かでしょう。

霊性が高く修行を積んだ人物が作成した護符であること

高い効果が望める護符とは、霊性が高く修行を積んだ「その道を極めた」人物が作成したものです。その理由は、作成する人の込める「念」の強さや質が、どれだけご利益を得られるかを左右するからです。

作成するのは「仏僧」「神職」「陰陽師」であることは先にお伝えしましたが、それらの肩書を名乗っていたとしても、人によってレベルの差はあります。同じ「陰陽師」であっても「霊力が高い・低い」「修行が深い・浅い」の違いがあるということです。

つまり、見た目はほとんど変わらなくても、そこに込められた念・波動が強い(より良い)ものの方が当然効果は大。どのような人物が作成しているかを調べてから、人を選んで作ってもらうと、よりしっかりとしたご利益が期待できるでしょう。

生きた人間の手によって丁寧に書かれた護符であること

ちゃんとしたご利益や願いの成就を望むなら、生きた人間の手で書かれた護符であることは大事な条件です。反対にいうと、人の手ではなく「機械で印刷して作られたもの」では効果に対する信頼度は低くなります。

近年、世の中に大量の護符が出回るようになり、そこにはひとつひとつ丁寧に手書きで作られたものもあれば、機械で大量生産されたようなものも、あるのは事実。大量生産されたものには、確かな「念」が込められているとは考えにくいです。

本来、護符は「本人の願いが本当に叶うように」オーダーメイドで念を込めて作られるもの。その「念」は、機械ではなく「人の手を通して紙に転写されるもの」ですから、しっかりとしたご利益を求めるなら「手書き」を選んでください。

本物の護符だけが持つ3つの開運効果とは?

本物の護符には、あらゆる面での3つの大きな開運効果があります。金運・厄災消除・健康長寿・恋愛成就・合格祈願・破魔破邪などよりも、さらに広い意味での効果があるということです。

ここでは、護符が持つ「3つの開運効果」をそれぞれ解説していきます。これらの効果があることをしっかり理解していれば、護符に対する信頼度が一層高まるはず。願いがさらに加速して引き寄せられることは間違いないでしょう!

護符を持っているだけで願いを叶えることができる

護符には「持っているだけ」「身に付けているだけ」で、願いを引き寄せる効果があります。それは、確かな呪術・霊能力を持つ人物が込めた念(霊力)の影響が、持つ人に常に「見えない波動」として伝わるからです。

護符には「自分がどんな願いを叶えたいのか」の内容に応じて、オーダーメイドで念を込めてもらえます。ですので、一般的に大量に生産されているお守りよりも、もっと具体的で強い霊力が働くことは確かです。

しかも、その念の力が持っている本人に常に伝わりますから「持っているだけ」で効果的。あなたが護符の力を本当に信頼するのなら、その念はあなたにますます威力を発揮してくれるでしょう!

護符には見えないモノから身を守る魔除けの作用がある

護符に込められた強い念には、「見えないマイナスエネルギー」から守ってくれる魔除けの作用があります。「魔」のエネルギーは目に見えないため、防御するのはなかなか困難ですが、それを防いでくれるということです。

「護符を身に付けているのに、まったく願いが叶わない!」という声を耳にすることがあります。しかしそれは「願いが叶っていない」のではなく、すでにかなり「魔」から守られているという可能性の方が高いです。

驚くような嬉しい奇跡が起きなくても、最悪の事態に巻き込まれていないことが「魔除け作用」なのです。もし効果に疑いを持ちそうになったら「酷いことにならなかった」ことも効果だということを、理解してください。

護符には病気や事故などの危険から身を守る効果がある

護符には、病気・ケガ・事故・事件などの危険から身を守ってくれる効果もあります。病気や事故などは自分ではなかなか予期できませんが、護符にはその思いがけない危険を遠ざけてくれる作用があるのです。

人の幸せには、お金や恋愛、受験合格なども大事なことではありますが、それらはすべて「命」があってこそのもの。何が言いたいかというと、どんな種類のご利益がある護符でも、根本に「命にかかわる危険」から身を守ってくれる効果があるということです。

護符を身に付けていたおかげで「間一髪助かった!」みたいな経験がある人も少なくありません。ただ、「本人は気づいていないけれども、すでに何度も助けられている」というケースは、もっと多いかもしれませんね。

護符の書き方は?日取りや道具の準備をしよう

護符を書く人は、仏僧や神職、陰陽師だと紹介してきましたが、実は自分で護符を書くということも可能です。たとえ自分が霊能者的でなくとも、願いを書くときに「本当の素直な心」を込めれば、それが効力につながります。

ここでは護符の書き方はもちろん、書くための日取りの決め方や準備するものについて、詳しく解説します。あなたも自分で自分専用の護符を一から作ってみたら、思った以上に嬉しい効果を実感できるかもしれませんよ。

必要なのは毛細の筆・黒い墨と赤い墨・和紙・天水

ではまず、護符を書くために必要な道具を紹介します。

  • 毛筆の筆(先細のもの2本:黒と赤の墨用)
  • 黒い墨・赤い墨
  • 硯(すずり)
  • 和紙
  • 天水(雨水)

まず筆・墨・和紙に関しては、いずれも市販の新品のものを使いましょう。もし再利用の場合は「護符作成専用」のものを選んでください。

また、天水が準備できない場合は、井戸水や神水(神社の湧き水・神前に捧げた水)、元水(ヘチマの茎から出る水)、別水(川が二股に分かれるところの水)、露水(日の出前の草木に付いた露)、清明水などでも良いとのこと。

清明水について解説すると、清水3升、日本酒5合、粗塩1つまみを撹拌(かくはん)して作ります。清明水の使用はその日限りとして(効果が1日)、余った場合は神社の境内、または榊の根元に捨ててください。

1週間前から良い行いを積んで心身ともに清めること

護符を書くための道具が揃ったら「さあ、書こう!」といきたいところですが、書く前の準備がもう少しあります。それは、書く前の1週間ほどで「周りの環境を整え、心身を清める」という準備(斎戒:さいかい)です。

1週間ほど前から以下のことを行います。

  • ウソをつかず悪いことをせず、できれば良い行いをする
  • 毎日シャワーを浴びて身体を清くする
  • 酒をのんだり肉を食べたりしない
  • 部屋を掃除して整理整頓しておく
  • 道具は汚い手で触らず、清潔を保つ
  • 生理中の女性、および妊婦が道具に触れないように

護符を書くことをひとつの「神事」と捉えれば、準備を整えることは大切でしょう。一枚の紙を心を込めたものにするには、それなりにいろいろと必要なことがあるということです。

吉日を選んで当日は書く前に清潔な服に着替える

護符を書く日にちや時刻には、以下に示した「大吉日」あるいは「吉日」を選んでください。

  • 大吉日:辛寅・壬寅・壬子・癸卯・癸酉
  • 吉日:丙牛・丁酉・丙辰・戊辰・戊子・戊牛・戊申、
  • 時間:午前2時~午前3時半あたり

上の時間帯は、人の霊力が最も高まることから記したものですが、深夜に書くことが難しければ日中を選んでください。

そして、書く前には、部屋の中の環境や服装を整えます。

  • 部屋の掃除をしっかりと行い清潔に
  • 身体をキレイに清めておく
  • 白の無地の服装
  • 自然光(ロウソクなどでも可)

もし、1週間前から直前までの準備が大変・億劫・面倒だと感じるならば、無理して書こうとはしないこと。初めからプロに任せてしまう方が、一番良い形でご利益を受けることができるでしょう。

護符の使い方は?正しく使えば絶大な効果を発揮する

手にした護符をぞんざいに扱ったり、不用意に置きっぱなしにしていたりすると、効果を十分に得ることはできません。その理由は、護符には正しい使い方があり、それを守ってこそ願い事を引き寄せることができるからです。

ここでは護符の絶大な効果を、しっかりと受け取るための正しい使い方を4つ紹介します。ひとつひとつを守ることで、護符にさらに愛情・愛着が湧くようになり、そのパワーはどんどん増していくことになるでしょう!

疑ってはいけない!護符の力を純粋に信じること

護符の、願いを叶えてくれる力や魔除けの力を信じれば信じるほど、その効果は絶大なものになります。逆に言うと、護符の力を疑いながら願(がん)をかけるようなことをしても、思ったようなご利益は返ってこないでしょう。

護符には、霊的能力を持つ人物の念が込められていることは確かですし、その念は持つ人に良い影響をもたらします。しかし、その念のパワーを打ち消してしまうものがあるとすれば、それは「本人が護符の力を信じない心」です。

どんなに最強といわれる念が込められた護符であっても、本人が信じていなければただの紙切れ同然になってしまうでしょう。表向きな形だけで護符を持っても、そこに持ち主の「信じる心」が無ければ、何の意味も成さないということです。

雑に扱うのはNG!護符は懇切丁寧に取り扱いましょう

護符は、手にしたときから懇切丁寧に扱うことで、より絶大な効果を発揮してくれることとなります。雑に扱うことは、ご利益をもたらしてくれるパワーをどんどん低下させてしまうことになるでしょう。

雑な扱いの例とは以下のようなものです。

  • 汚れた手で触る
  • 水に濡らしてしまう
  • はだか・むき出しのまま持ち歩く
  • 丸めたり折り曲げたりする
  • 床や不潔な場所に置く

「ほんのちょっとの間だけだから」という気持ちが湧いたとしても、上に示したような扱いは控えてください。「少しだけだから」と、玄関先に放置したり床に置いたりということはしないように。

自分が本当に大切にしているものは、誰しも大事に丁寧に扱いますよね。護符もそれと同じだということです。

口は災いの元!護符を他人に見せたり話したりはダメ

護符の取り扱いで気をつけたいことは、他人に見せびらかしたり持っていることを話したりしてはいけないという点です。手にしたことが嬉しくて、つい他人に言いたくなってしまうかもしれませんが、それは謹んでください。

まず、護符のことを他人に言うことで、その効力は失われてしまうとされています。それだけならまだしも、場合によっては願ったことと逆の影響、つまりマイナスな出来事に見舞われてしまうことがあるので注意してください。

ちなみに、護符を人目に付く門柱や室内に貼って(置いて)使用する場合もあるかと思われます。ただこの場合は、他人から見えないようにする必要はないとのことなので、無理に隠そうとしなくて大丈夫です。

保管場所は財布や鞄に入れるか人間の頭より高い位置へ

護符の効果を最大限に活かすためには、日頃の保管場所や保管方法がとても重要。まず人間の目線より高い位置の、神様が宿ると言われる「神棚」に置くことが、一目にも触れることなく最も適した保管場所です。

また、「いつも身近に置いておきたい」ということでしたら、机の引き出しの中、財布やカバンの中、スマホケース内のカード入れなども良いでしょう。寝るときに枕元や枕の下に置いて寝るのもおすすめです。

ただし、護符が、他人に見られる・汚れる・折れ曲がるなどのことがないように注意した方が良いことは、前項目でも述べた通り。お守り袋のようなものに入れるか、クリアファイルに入れてから紙で包んでおくなどして持ち歩くと良いでしょう。

効果はいつまで続く?護符の安全な処分の仕方

護符の効果は未来永遠に続くわけではありませんので、どこかのタイミングで処分することとなります。ただし、処分するからと言って「ゴミ箱にポイッ」と安易に捨ててしまうようなことは、決してしないでください。

ここでは、護符の効果が続く期限や具体的な処分方法、処分しないことのマイナス影響などを紹介していきます。お役目を終えた護符を正しく処分することで、また次に巡ってくる「より良い運気」を受け入れる準備が整います。

効果の期限は手元に届いてから約1年が目安

護符が確かな効力を発揮してくれる期間は約1年とされており、1年を過ぎると徐々に効力を失っていくと思ってください。1年経ったら、手元にあるお守りなどと同様に、神社でお焚き上げをしてもらうのが一般的です。

ただし、どんな場合でも1年間は効果がもつというわけではありません。もし、手にして間もない時期であったとしても、護符で願い事が叶ったと思われる場合は、そのときが処分に適したタイミングです。

また、万が一、願いが叶ったと自覚できない場合も、1年経ったら処分するのが良いでしょう。おそらく、本人が気づかないところで効果が出ていたり、本人の努力が無さ過ぎて願いが叶うまでいかなかったりすることがあるからです。

感謝を伝えた後に神社でお焚き上げしてもらうのが良い

護符を処分する際には、護符に感謝を伝え、その後に神社でお焚き上げをしてもらうのが最も良いでしょう。神社でしたら、お焚き上げをしてもらうためのお守りや破魔矢を置く場所がありますので、いくらかのお賽銭を入れてそこに護符も納めてください。

護符は元々は普通の紙でしたが、そこに念が入ることで、ひとつの人格を持ったものが生まれると考えると良いでしょう。ですので「1年経ったから用済み」なのではなく、「1年間ありがとうございました」と感謝を伝えることは大事です。

護符は「神様からの授かりもの」だという意識を持ち、いかなるときでも神聖なものであることを忘れないでください。お役目を終えた後に、しっかりと感謝を伝えると、次に来るであろう護符も、あなたに一層の力を貸してくれることでしょう。

役目を終えた護符をいつまでも持っていてはいけない

お役目を終えた護符の処分をためらって、いつまでも持ち続けることはやめましょう。その効力は、先にもお伝えしましたが1年ほどですので、その後もずっと手元に置いておくことに意味はありません。

そして、お役目を終えた護符からは、逆にマイナスの影響を受けてしまうという説もあります。また「もったいないから」「まだ効きそうだから」などと言う理由で手放さなければ、その「執着」の念が不運を呼び寄せることもあります。

ただもし、執着ではない理由で持ち続けたい護符があれば、今まで同様丁寧に扱えば問題ありません。その護符があることで、心が健やかで幸せな気分でいられるのなら、日々感謝して、手元に置いておいてください。

汚損破損した場合は速やかに処分して新しい護符に交換

汚れた・折れ曲がった・傷ついたなどの護符は、その時点で速やかに処分し、新しいものと交換してください。まだ願いが叶っていないと思っても、汚破損した護符は「お役目終了」だと考えましょう。

ただ、汚破損したのは偶然ではなく「本人の身代わりになってマイナスエネルギーを吸い取ってくれた」という場合もあります。「魔から本人を守るために、フルに力を発揮してくれた結果」の汚破損だということです。

いずれにしても、汚破損した護符に十分な念が入っていない場合や、吸い込んだマイナスが本人に影響してしまう場合があります。お役目終了ですので「ありがとうございました」と感謝を伝えて処分し、また新しい護符を手元に置きましょう。

まとめ

護符には、一般的なお守り以上に、さまざまな作られ方や効果、使い方があります。何しろオーダーメイドの「自分専用」ですので、あやかれるご利益の種類も多いですし、願うことができる内容もより具体的です。

近年、若い人の間でも護符人気が非常に高まってきています。その理由はおそらく、願い事を叶えるためには、目に見えない「心」「思い」「意識」などがとても重要だということに、多くの人が本当に気づき始めたからでしょう。

また、霊能力者に念を込めてもらった護符を持ってさえいれば、何もしなくても願いが叶うわけではありません。本人が人として精一杯の力を出し、目標に向かって努力を重ねているときに、初めてスッと背中を押してくれるのが護符なのです。

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