花言葉

ホタルブクロの花言葉や由来|色別(白色・赤紫色・紫色)の意味から怖い意味まで丸わかり

ホタルブクロの花の特徴や名前の由来

ホタルブクロは初夏に花期を迎える多年草です。花は長さ4?5センチで、釣り鐘状の愛らしい形をしています。子供がこの花の中に蛍を入れて遊んだことから名前が付けられたとされ、提灯花、釣鐘草など、いくつかの別名を持ちます。属名のカンパニュラ(Campanula)は、ラテン語の「小さな鐘」という意味から由来し、また英名では鐘の花(ベルフラワー:Bell flower)と名付けられています。

ホタルブクロの花言葉の意味とその由来とは?

≪ホタルブクロの花言葉≫忠実

初夏に袋状の可愛らしい薄紫色の花を咲かせるホタルブクロ.絵本やイラストで蛍を閉じ込めて遊ぶ風景によく出てきます.日本では蛍を入れる袋,という印象ですがその形状を教会の鐘とも捉えたことから「忠実」という花言葉も持っています.

≪ホタルブクロの花言葉≫正義

梅雨のころ、林の下草の中でひっそりとうつむいて咲く、ホタルブクロ。西洋では、その花の様子が教会の鐘のようだと言われてきました。荘厳に鳴り響くのは、正義を告げる鐘の音なのでしょうか。敬虔な信者たちは、ホタルブクロに、「正義」という花言葉を与えたのです。

≪ホタルブクロの怖い花言葉≫後悔

ホタルブクロは、野山に生えるキキョウ科の多年草です。花は紅紫色や白色などがあり明るい色合いですが、花言葉は意外と怖く後悔です。大きな釣り鐘のような花は下向きに咲いていて、なんだかガッカリと肩を落としているように見えます。

≪ホタルブクロの花言葉≫誠実

6月~7月に丘陵地で白や赤紫の花を咲かせるホタルブクロ。学名はカンパニュラ・プンクタータです。ギリシャ神話の精霊・カンパニュールに由来します。花言葉は「誠実」。オリンポスの果樹園の番人だった彼女は、自らの命を犠牲にして外敵の侵入を防ぎました。美しいドレスのように咲いた釣鐘状の花は、誠実な心で職務に励む女性のようですね。

≪ホタルブクロの花言葉≫感謝

ホタルブクロの花言葉「感謝」は、下向きに咲く花姿からきています。まるで首を垂れるようですね。また、ホタルブクロ属のカンパニュラは、花姿がカンタベリー大聖堂の鐘として、「感謝」の花言葉につながっています。カンパニュラは日本語名もツリガネソウ、フウリンソウで、やはり花姿からの命名です。ちなみに英語名も「カンタベリーの鐘」や「巨大なベルフラワー」の意味になっています。

≪色別≫白、赤紫、紫色のホタルブクロの花言葉

ホタルブクロは多年草で耐寒性も強いので植えっぱなしにしても毎年咲いてくれます。初夏に咲いたものを切って茶花にも使われます。カンパニュラの仲間ですがホタルブクロはより楚々としているので、一輪挿しに活けると様になります。白や赤紫、青紫の花がありますが、色別の花言葉はないようです。ですが一般的に白花は清純な印象を与えるなど、色によって心に呼び起こす感覚は変わってくるもの。育てるにしても贈るにしても、色別の印象を踏まえて選びたいですね。

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