もくじ
寒椿の花の特徴や名前の由来
「寒椿」は、文字通り寒い季節に花を咲かせることから、その名が付きました。サザンカと椿を交配して誕生させたといわれています。赤や桃色の鮮やかな花びらに、そっと重なる雪。そのコントラストは想像するだけで魅力的ですね。
寒椿の花言葉の意味とその由来とは?
≪寒椿の花言葉≫愛嬌
山野や庭を彩る花が少ない時期にけなげに花を咲かせる寒椿。殺風景な冬景色に、そこだけ光が当たったように、明るく咲き誇ります。おごらず、穏やかな笑みを絶やさない女性を思わせるたたずまいです。「愛嬌」という微笑ましい花言葉を持ちます。
≪寒椿の花言葉≫謙譲
厳冬のさなか、繊細な花びらをまとわせて咲くサザンカの花。花の少ない季節に、見る人を和ませてくれる貴重な存在です。しかし、そのたたずまいはあくまでもひかえめ。つつましく咲き、ひとひらひとひら花びらを風に舞わせて散っていきます。芯の強さを感じさせつつも、派手に目立とうとしないその姿から花言葉は「謙譲」といいます。
≪寒椿の花言葉≫申し分のない愛らしさ
寒椿は、その名の通り、真冬のまだ寒いさなかに花を開きます。花の少ない季節に、白やももいろ、紅などの花びらが、黄色い花芯を取り囲むように重なり合った形の花をつけるのです。庭木や垣根、街路樹としても人気のある和の花です。「申し分のない愛らしさ」という花言葉がよく似合う花です。
≪色別≫白、ピンク、赤色の寒椿の花言葉
寒い地域や日陰であっても育つ寒椿。
ツバキ科ツバキ属で、白、黄色、ピンクの花を咲かせる種もあります。
椿は花ごと落ちて花を終えるため、「首が落ちる」と、縁起の悪い表現をされる事もありますが、寒椿は花びら一枚ずつ落ちていきます。
寒椿の花言葉は謙譲、愛嬌、申し分のない美しさ。
厳しい環境であっても美しい花を咲かせる事から、このような花言葉が付けられました。