もくじ
パンジーの花の特徴や名前の由来
数種のスミレを交雑、交配してできたのが、パンジーです。
花が他人の顔に似ていること、時期によると前に傾き、人が物思いにふける様子に似ていることから、フランス語の「思想」を意味する単語パンセが語源になってパンジーと名づけられました。
パンジーの花言葉の意味とその由来とは?
≪パンジーの花言葉≫キスして
パンジーは交配したことにより誕生したスミレ科の植物です。他にも、その昔スミレを見つけた天使があまりの美しさに魅了されて花びらに3回キスをした事により、3色に色づいたスミレ・パンジーが誕生したという言い伝えがあります。この素敵な言い伝えから、この花には「キスして」という意味が込められました。なかなか関係が進展しない大切な人への贈り物として選んでも、とてもロマンチックです。なかなか口に出せない言葉を、花に託してみるのも良いでしょう。
≪パンジーの怖い花言葉≫まやかしの恋
冬から春にかけて咲き誇るパンジーは、公園や学校の校庭などでみかけることが多い花のひとつです。鮮やかに咲き誇るパンジーは、恋愛に関する花言葉を多く持っています。しかし、それは全て前向きな意味ばかりではありません。怖い花言葉のひとつとして「まやかしの恋」という意味も持ち合わせています。
≪色別≫紫色のパンジーの花言葉
日本では「思慮深さ」を意味する言葉ですが、西洋では「あなたのことで頭がいっぱい」と解釈されるそうです。イノセント(純粋)な愛ほど、その人以外のことが頭に入らず、周りが見えなくなってしまうという事でしょうか。日本と西洋で花言葉がまったく異なるパンジーですが、思想、物思いにふける等、思いに関する点では一致する事が多いようです。花壇に咲いているパンジーは垂れ下がって見える事が多く、一見すると誰かが落ち込んでいるように見えるのが面白いですね。
≪色別≫オレンジ色のパンジーの花言葉
小さいけれども色とりどりのパンジーの花が咲くと、春の訪れを感じますね。
とりわけオレンジの花びらのパンジーは、鮮やかでかわいらしく、天真爛漫な印象を受けます。
しかし、その花には、「純愛」や「誠実な愛」という花言葉があります。
控えめな、見返りを求めない愛がそこには隠されているようです。
≪色別≫青色のパンジーの花言葉
ビビッドな色彩でわたしたちの目を楽しませてくれるパンジーは、その鮮やかさとは裏腹に「思慮深さ」という
花言葉が充てられていますが、その花の色ごとにも異なる花言葉をもっています。
中でも寒色の青いパンジーは、大人しく素直な意味をあらわす「温順」が充てられているのです。
≪色別≫白色のパンジーの花言葉
パンジーの花全体には、首をもたげているその姿から物思いにふけるといった意味合いが込められています。ただしパンジーは花の色によって、その意味合いも変わって来るのです。白色のパンジーの場合は、愛の思いにふけるといった意味となります。具体的にはパンジーの思いと、白色が持つ純粋さや素直さによる愛が組み合わさって出来た花言葉です。
≪色別≫赤色のパンジーの花言葉
今では様々な色を見かけるパンジー。もともと野生種は紫・青・黄の三色といわれ、それぞれの花言葉も多少違います。近年の品種改良によって赤いパンジーも見かけますが、色の三原色によりできた赤色のパンジーは、すべての花言葉を含みます。そのため、物事を深く考える「思慮深い」「誠実」という花言葉になります。