花言葉

桜の花言葉や由来|種類別(染井吉野・八重桜・山桜)の意味まで丸わかり

桜の花の特徴や名前の由来

桜の花と言えば日本ではお花見を象徴する春の花で、日本の国花の一つです。花が短い枝に付いているのが特徴で、花弁には一重から八重まで多くの種類があります。
桜の花は木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)が語源とされ、こちらは古事記や日本書紀にも登場します。木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)は恋愛、結婚、出産と、女性を生涯にわたって守ってくれる女神として国内の浅間神社に祀られています。そんな桜の花の花言葉は「精神美」。まさに女性を守ってくれる花と言えます。

桜の花言葉の意味とその由来とは?

桜は日本人が愛するバラ科の落葉樹です。野生種・自生種だけでも100種類を超えるほか、人工的な交配が盛んにおこなわれており、その品種は600種類以上になります。花の色は、白色、薄いピンク色、濃いピンク色のものが多いですが、中には黄緑色などの珍しい品種もあります。花の大きさや形も様々で、花弁が5枚あるものと八重咲のものがポピュラーです。また、種類によっては実(さくらんぼ)がつきます。「桜」という名前の由来は、日本神話は木花咲耶姫(このはなさくやひめ)の「さくや」にあると言われています。燃え盛る産屋の中で瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を産んだことから、恋愛・結婚、安産、子育てと女性を生涯にわたって守ってくれるとても美しい女神です。

≪桜≫染井吉野(ソメイヨシノ)の花言葉

桜全体がもつ「優れた美人」「精神の美」という花言葉に加え、ソメイヨシノには、「高貴」「清純」という花言葉があります。
その咲きぶりの品格、しっとりとした美しさに由来した花言葉ですね。江戸の集落染井村で造園師や植木職人達が育成してことに基づき、この名前がついています。

≪桜≫八重桜・牡丹桜(ヤエザクラ・ボタンザクラ)の花言葉

八重桜(牡丹桜)は、一般的によく見られる桜などよりも花びらが多いのが特徴で、一つの花に100枚ほどあるものあります。美しい花びらが何枚も重なる姿から、「豊かな教養」や「理知」といった花言葉がつけられました。そして、長い時を過ごして花を咲かせるのはほんの短い間でしかなく、その美しいまま散りゆく儚さから「しとやか」という花言葉もあります。

≪桜≫枝垂れ桜(シダレザクラ)の花言葉

枝が垂れている桜を「枝垂れ桜」と呼び、漢字で、「枝垂れ桜」と書きます。枝が長いことに加え、枝が柔らかいのが垂れる原因となっています。枝垂れ桜の花言葉は「優美」といい、枝垂れ桜の持つ見た目の印象にピッタリです。また別に「ごまかし」と言う花言葉があり、やや悪い印象だが枝を垂らすことで、見た目をごまかすという事から来ています。

≪桜≫山桜(ヤマザクラ)の花言葉

葉と花が同時に出る山桜は、花がびっしりとつくソメイヨシノと比べて大人しい印象ですが、昔から日本人に愛されてきた桜です。
花言葉は「純潔」。「あなたに微笑む」という花言葉もあり、昔の旅人は山道を歩いて来て出会った山桜に、優しい笑顔をみたのかもしれませんね。

≪桜≫冬桜(フユザクラ)の花言葉

冬桜を知っていますか?
桜といえば冬が終わりポカポカ陽気が訪れる頃に綺麗な花を咲かせるイメージですが、この冬桜はその名の通り厳しい寒さが続く冬にとても綺麗な花を咲かせます。
そんな冬桜の花言葉は「冷静」です。
凍えるような寒さの中でも凛としている美しい冬桜にピッタリな花言葉ですね。
冷静さを欠いてしまった時には、冬桜を見て心を落ち着かせてみて下さい。

≪桜≫鬱金桜(ウコンザクラ)の花言葉

栄養ドリンクなどで名前が知られているウコン。この根っこの色が黄色いのに似ていることからから鬱金桜(ウコンザクラ)と呼ばれています。花言葉は「優れた美人」。鬱金桜の別名が「美人桜」なので、別名がそのまま花言葉になっていますが、贈り物にぴったりな桜だと思います。

≪桜≫芝桜(シバザクラ)の花言葉

芝桜は色によって花言葉の違いがありますが、共通する花言葉があります。
芝桜が密集して咲くため、「合意」「一致」という花言葉があります。可憐な花が絨毯のように敷き詰められている花の姿は、みんな同じように咲くということを教えてくれます。

≪桜≫彼岸桜(ヒガンザクラ)の花言葉

彼岸桜の花言葉には「心の平安」、「独立」、「精神美」という3つの意味があり、元々しっかりしている人に贈るのに適しているお花ですが、意味として共通しているのは人間性がきちんとしている事から種類が違う他の桜に比べて華が早く出来て綺麗に咲く時期(年齢)が早くなるので、それにより自然に自分の精神が安定するのでこの花言葉の意味だと思います。

フランスの桜の花言葉

花言葉は国によって違うことがあります。桜の花言葉も日本とフランスとでは変わります。日本の桜の花言葉は「精神の美」という精神や品格の意味を持つものが多いですが、フランスでは「私を忘れないで」というせつない花言葉があります。そう考えると、花びらが散っていくはかなさを表しているのは、どちらの国も感じていることだと思います。

桜を受け取った時や飾る時のポイントとは?

春先の短い間だけ、お花屋さんに桜があることがあります。花もちがいいので気になったら買ってみましょう。
枝はあまり短く切らずに、大きな器に長めにバランス良く挿すと、一つ一つの花があまり重ならずきれいに見えます。
温かすぎるところへ置くと花が散りやすくなるので、暖房のすぐそばやエアコンの温風が直接かかるところは避けて飾って下さいね。
寒いところだと1ヶ月近く楽しめます。

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