もくじ
スミレの花の特徴や名前の由来
スミレはスミレ科スミレ属の多年草の植物です。花は春に開き、花の色は薄い紫のイメージが強いですが、白やピンクのものもみられます。食用としても親しまれ、特にヨーロッパではスミレの花びらを砂糖漬けにしたものが人気のお菓子として販売されています。スミレの名前の由来には様々ないわれがありますが、建築現場などで使用される墨壺(墨入れ)と形状が似ていたことから来ていると言われています。
スミレの花言葉の意味とその由来とは?
≪スミレの花言葉≫謙遜
野原や花壇にひっそり咲く、小さくて可憐な花 スミレ。色ごとに花言葉があるのですが、紫のすみれの花ことばは「謙遜」です。慎ましやかで美しいスミレのイメージは目立たぬところからそっと手を差し伸べる人のようです。
≪スミレの怖い花言葉≫はかなさ
小さくて可憐な花スミレですが、ひっそりと咲いているためか、怖い花言葉もあります。それは「はかなさ」です。控えめすぎてやっかまれてしまうのでしょうか。スミレの花言葉の由来になった神話はかわいそうな乙女の物語ばかりです。
≪色別≫ピンク色のスミレの花言葉
ひかえめで可憐な小さな花 スミレ。スミレには色別に花言葉があります。ピンク色のスミレの花言葉は「愛」です。ささやかですが、ひたむきで前向きに愛する感じが伝わってきます。大切な人に贈るときの花にぴったりです。
≪色別≫黄色のスミレの花言葉
田園の幸福とは、この花が、人から青っぽい寒色系のイメージを持たれていることに対して、別に、そのイメージに合わせなくても、あるがままの自分自身の持つ色でいいのですよ。というメッセージで、他と比べないで田園の風景のように自由で飾らない喜び、ありのままの自分を出せる喜びから意味づけられ付けられたのでしょう。
≪色別≫青色のスミレの花言葉
開花時期は3月から5月で春の訪れとともに咲くスミレ。スミレはいろいろな色がありますか中でも代表的な青色のスミレの花言葉は用心深さです。道端にひっそりと咲く姿は人目を忍ぶようでもあり用心深さという花言葉をあらわしているようです。
≪色別≫白色のスミレの花言葉
スミレという花はみなさんにとってもなじみ深い花ではないでしょうか。小さく可憐に咲く姿はかわいらしく、見ていてなんだか元気をもらえるような気がします。スミレには色によって様々な花言葉があり、白いスミレは「あどけない恋」。小さく咲く白いスミレから、少女時代の初々しさを感じるためこのような花言葉になったのかもしれません。
≪色別≫紫色のスミレの花言葉
紫・白・黄色、スミレには様々な色がありますが、私たちにとって一番なじみ深いのは紫色のスミレだと思います。そんな紫色のスミレには「貞節」という意味があります。かわいらしさの中にどこか芯があるような紫色のスミレの、しっかりした部分から一人の人を愛し続けるさまが見て取れるのではないでしょうか。