もくじ
キンギョソウの花の特徴や名前の由来
キンギョソウはオオバコ科キンギョソウ属の植物で、金魚のような花を咲かせます。穂状に花を咲かせる姿を竜に見立ててスナップドラゴンとも呼ばれており、赤や黄、白、ピンクなど色も豊富です。原産は南ヨーロッパや北アフリカで、日本の環境でも栽培が可能です。もらい種で育つほど強い植物ですが高温多湿に弱い性質を持つので、水はけの良い場所を選び、夏場は半日陰で育てると良いでしょう。
キンギョソウの花言葉の意味とその由来とは?
≪キンギョソウの花言葉≫おしゃべり
キンギョソウの花ことばは、おしゃべりです。その言葉の通り、可愛い子娘たちの様な可愛い色とりどりのキンギョソウたちがきれいな赤ピンク、白・きいろといったお洋服をきて大きくお口をあけてたのしそうにおしゃべりしているように見えるのです。憎めないお茶目なお花たちなのです。
≪キンギョソウの花言葉≫でしゃばり
カラフルな花を元気いっぱいに咲かせるキンギョソウは、快活でポジティブなイメージがあります。しかしながら「でしゃばり」という残念な花言葉も持っているのです。これは金魚が口をパクパクと動かしているところに由来するそうで、でしゃばってつい余計な口出しをしてしまわないよう、戒めも含めた花言葉でしょうか。
≪キンギョソウの花言葉≫おせっかい
キンギョソウの花姿は、ぷっくりとした金魚にそっくりな見た目をしています。金魚が水の中で口をパクパクとさせる動きに由来し、「おせっかい」という花言葉が作られたようです。よどみなく話しかけてくるお喋りな人を連想させます。
≪キンギョソウの花言葉≫推測ではやはりNO
キンギョソウの花は塔のように連なって下から順に咲いていきます。個々の花の形が独特で、国によってこの花が何に見えるかは違うようです。「推測ではやはりNO」という花言葉は、この花を西洋では仮面に見立てたことからきています。ちょっと使いづらい花言葉ですが、仮面は素顔を隠すのでキンギョソウにはミステリアスな一面があるということです。花後の細かい種を内に包んだ実が、逆さにするとドクロにみえると話題になったこともありました。
≪キンギョソウの花言葉≫騒々しい
キンギョソウは金魚に似た形の花を多数咲かせます。その様子から「騒々しい」という花言葉が生まれました。フリルのある花びらや明るい色合いで、確かに賑やかな印象を受ける花です。花をよく見ると金魚が口をパクパクしているようにもみえます。庭植えでも切り花でも、賑やかさを演出してくれるでしょう。
≪キンギョソウの花言葉≫図々しい
キンギョソウの花言葉「図々しい」の由来は、たくさんの花がそれぞれ口をあけておしゃべりしているように見える様子からです。おしゃべりはちょっと出過ぎると図々しくなってしまいます。華やかさをネガティブに捉えた花言葉ですが、キンギョソウは種から育てやすく苗も多く販売され親しみやすい花です。春から秋にかけ咲き花壇に重宝されます。こぼれ種で砂利の下からも芽を出し花を咲かせることもあります。図々しさは生命力の強さで時には好ましい面もあるのです。
≪色別≫赤、ピンク、白、オレンジ、黄、紫色のキンギョソウの花言葉
キンギョソウは多彩な色がそろっていますが、色別の花言葉はありません。複色やペンステモン咲きなど品種改良でよりバリエーション豊富になっています。口をつぐんでいるような形のつぼみからのグラデーションも見どころです。草丈は寄せ植えに便利な小さいものから1メートル越えするものまであるので、どこに植えるか考えて品種を選びましょう。切り花ではしばしば「スナップ」という名で売られます。