花言葉

紫蘭の花言葉や由来|色別(ピンク・白色・紫色)の意味から怖い意味まで丸わかり

紫蘭の花の特徴や名前の由来

紫蘭は名前のとおりランの仲間ですが、栽培の難易度が高いとされている一般的なランのイメージとは違い、非常に育てやすい種類です。茎の先に4センチほどの可憐な花を数輪付け、赤紫色のほか、観賞用に白やピンクの花色が登場しました。日差しや乾燥にも強いので、鉢植えだけでなく庭植えでも楽しめる丈夫な品種です。

紫蘭の花言葉の意味とその由来とは?

≪紫蘭の花言葉≫美しい姿

初夏、木陰にうつむくように楚々とした花を咲かせるシラン。紫の蘭とかいてシランですが、白や淡いピンクのものもあります。謙虚でひかえめなイメージを与える花です。たおやかな草の姿から、「美しい姿」という花言葉があります。

≪紫蘭の花言葉≫あなたを忘れない

紫以外にも白やピンクなどの色変わりの品種もある紫蘭。緑豊かな5月から6月ごろ、その花を咲かせます。花の色が青葉に映えてとても艶やか。少しうつむきがちな、蘭の花独特の佇まいも印象的で、「あなたを忘れない」という花言葉にぴったりです。

≪紫蘭の花言葉≫変わらぬ愛

「ヒヤシンス・オーキッド」とも呼ばれる紫蘭の花言葉は「変わらぬ愛」で、これはギリシャ神話に由来しています。ヒュアキントスは太陽神アポロンに愛されていた美少年で、彼に嫉妬したゼピュロスによって命を落としてしまいます。そのときヒュアキントス流した血が花へと変わり、ヒュアキントスをもじってヒアシンスと命名されました。亡くなっても彼を思う気持ちは変わらない、という意味が込められているのでしょう。

≪紫蘭の花言葉≫薄れゆく愛

紫蘭はランの中でも日本の気候風土に合っていて、自生もしている限られた種の一つです。そのため丈夫な印象を与えますが、切ない花言葉ももっています。「薄れゆく愛」は紫蘭の別名「ヒヤシンス・オーキッド」によってヒヤシンス誕生の物語が関係しています。以前は確かに愛情があったのに、それに終わりが訪れるのを予感させる悲しい花言葉です。そう思うと、若干うつむき加減に咲くところがアンニュイな様子に見えてきますね。

≪紫蘭の花言葉≫楽しい語らい

紫蘭は一本でも美しい花ですが、群生しているのも大変趣深いものです。小さな花々が風に揺れて、微かな音を立てながら触れ合っている様子は、まるでその花言葉の通り、仲間同士で親しく話をしながら笑いあっているかのよう。あなたの楽しい語らいの席にも紫蘭の花を数本、参加させてみてはいかがでしょうか。

≪色別≫紫、ピンク、白色の紫蘭の花言葉

ラン科シラン属。原産地は日本・中国・台湾で、5、6月頃に花を咲かせる多年草です。暑さや寒さにも強く、丈夫なのでガーデニング初心者の方にもオススメです。「紫蘭」と書いて「シラン」と読みますが、紫色の他にもピンク、白色の花を咲かせるものもあります。色別の花言葉はないようです。

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