花言葉

リンドウの花言葉や由来|色別(紫色・白色)の意味から怖い意味まで丸わかり

リンドウの花の特徴や名前の由来

リンドウの花は、紫色や青色のとがった花びらを持つ鐘のような形をしており、茎の先にいくつかの花が咲きます。また、リンドウは竜胆と書かれることもあります。これは昔、リンドウが薬として利用されていたころに、その苦さがまるで竜の肝のようであると言われていたためです。

リンドウの花言葉の意味とその由来とは?

≪リンドウの花言葉≫清楚

秋になると群生せずに、ひっそりと咲くリンドウ。その姿は控えめではありますが、凛々しく清らかで、美しい紫色の花をつけています。
日光と仲良しで、日がささないと開かない花は、慎ましく、保守的な印象があります。

≪リンドウの花言葉≫健気さ

リンドウは漢字で「竜胆」と書きます。竜の胆にも似た苦さを持つ花は、昔から胃などの薬として役立てられていました。
鮮やかな紫の花をつけるリンドウは、美しく、見る者の心を癒すだけでなく、病気の人の身体まで癒すことが出来ます。

≪リンドウの花言葉≫秋の七草

実際に食して健康を願う春の七草とは違い、目で見て楽しむのが秋の七草です。その秋の七草のなかでも、リンドウは薬用秋の七草のひとつに含まれています。長野県の県下としても親しまれているこの花は、苦味胃痛薬としても昔から重宝されています。

≪リンドウの花言葉≫悲観にくれるあなた

悲観とは将来が悪い方向に向かうのではと悲しみ嘆くことを意味します。これはリンドウの蕾の付き方に由来しているといわれています。リンドウはか細い1本の茎にたくさんの蕾を付けて咲いている植物です。そのため、悲しみでいっぱいのあなたが1人にならないように、一緒にいて寄り添う。悲しむあなたを愛するといった意味合いも込められているようです。

≪リンドウの怖い花言葉≫霊薬

リンドウの怖い花言葉「霊薬」についてです。そもそも霊薬とはエリクサーと呼ばれ、飲食すると不老不死になる宗教上での薬といわれています。また、現代の考古学者が19世紀に造られた霊薬のレシピを再現し、消化を助けるリンドウの根が入っていたとのこと。他にも漢方薬の材料として使用されています。
健康と長寿を願い敬老の日の贈り物にもなっており、まさに霊薬という言葉にぴったりの花ですね。

≪色別≫白色のリンドウの花言葉

様々な色のリンドウの中でも白色のリンドウの花言葉には「貞操」というものがあります。包み込むような優しさに加え、上品さや気品、純粋さを感じることが出来ることから、この花言葉が付けられたと言われています。

≪色別≫紫色のリンドウの花言葉

秋に咲き始めるリンドウには、紫・白・ピンクなどさまざまな色が存在します。それぞれ花の色によって、花言葉が変わるので贈り物として使う時にはシーンを選びましょう。紫色のリンドウの花言葉のひとつに「満ちた自信」があります。紫の花が醸し出す上品さ、凛とした美しさ、陽に向かって誇らしげに咲く姿からつけられました。

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