花言葉

ゴボウの花言葉や由来|色別(白色・紫色)の意味から怖い意味まで丸わかり

ゴボウの花の特徴や名前の由来

ゴボウはキク科の植物です。中心の赤紫色の筆状に咲く花びらをイガグリのように包み守るトゲが特徴的です。同じキク科にはタンポポもあります。この根もゴボウのような見た目をしていて、煎ってコーヒーの代用として利用されることからも関連がうかがえますね。根が牛の尾に似ているので「牛房」と書いたのが語源とみられています。英語ではburdockと呼び、こちらはイガを表すburが入っています。欧米ではゴボウは雑草扱いなので、トゲが特徴的だと思われるのでしょう。所変われば注目される部位が変わる植物です。

ゴボウの花言葉の意味とその由来とは?

ゴボウは食物繊維が豊富な根菜として馴染みの深いものです。その一方でゴボウの花言葉は「私にさわらないで」という、少しネガティブな印象を抱かせています。花言葉の由来は、ゴボウの花の見た目から来ています。紫色の丸いつぼみから、白や紫色の細長い花をたくさん咲かせています。その花が針やトゲのような形をしているため、トゲに触ると痛い思いをすることとイメージが繋がっているようです。

≪ゴボウの怖い花言葉≫いじめないで

ごぼうの花には「いじめないで」という少し怖い花言葉があります。これはごぼうの花に付いている無数のトゲで、他者から傷つけられたり踏みにじられたりしないよう必死で自らの身を守っている様子から付けられたのでしょう。そう思うとごぼうの花姿は痛々しくいじらしく見えますね。

≪ゴボウの怖い花言葉≫私にさわらないで

黒くてひょろ長い野菜、ゴボウ。実は、トゲトゲのあるつぼみをつけ、紫や白の花を咲かせます。同じ仲間である、アザミによく似た花です。花姿は風情もあり、きれいな花なのですが、トゲトゲは鋭く、さわるとチクチクと痛みを感じます。このような特徴から、「私にさらわないで」という花言葉が伝えられています。

≪ゴボウの怖い花言葉≫用心

ゴボウというと、あまり花姿がイメージできないかもしれません。紫色の繊細な糸が束ねられたような、美しい花をつける植物です。しかし、葉や茎、つぼみや花のガクに至るまで、鋭いとげに覆われ、近づくものを寄せ付けがたい雰囲気をもった植物です。まるで固く心を閉ざすような様子から、「用心」という花言葉を持ちます。

≪ゴボウの怖い花言葉≫警戒

ゴボウの怖い花言葉「警戒」は、その花の見た目からです。ゴボウはキク科で、アザミに似た花を咲かせます。アザミの花には多く種類があり、中には触ると痛い狂暴なトゲを持つアメリカオニアザミも。ゴボウの花のトゲは柔らかく痛くないので、むやみに怖がらないでください。日本ではその根が野菜として親しまれていますが、それは世界的には珍しいほうで、多くの国では雑草扱いされているようです。シェークスピアの『お気に召すまま』にはゴボウの花が出てきて、トゲがくっつくという表現になっています。

≪ゴボウの怖い花言葉≫しつこくせがむ

和食では煮物などでおなじみのゴボウ。なんと「しつこくせがむ」というちょっぴり怖くてネガティブな意味の花言葉を持っています。あまり知られていませんが、ゴボウの種にはトゲがあり、何かにくっつくとなかなか離れないという性質を持っています。これは種をいろんなところに散らすという目的があるのですが、そんなしぶとい様子からこの言葉が生まれました。

≪ゴボウの花言葉≫人格者

食材のイメージが強いゴボウですが、中国では漢方、西洋ではハーブとして昔から暮らしの中で治療や治癒に活用されてきました。人々の役に立ちながら、ひっそりと咲くゴボウの花言葉は「人格者」です。むくみや便秘解消などのデトックス効果や、血液浄化、皮膚疾患対策などたくさんの効能を持つゴボウは、まさに立派な人格者のイメージです。

≪色別≫紫、白色のゴボウの花言葉

ゴボウはあざみの花を咲かせ、花言葉はそのトゲが注目されます。ゴボウといえば野菜として食べている根っこを思い浮かべるのではないでしょうか。そんなゴボウの花には意外にも、種類によって紫や白といった花を咲かせます。ですが、色別での花言葉はありません。

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