花言葉

ツユクサの花言葉や由来|色別(赤色・白色・ピンク色・黄色・青色)の意味から怖い意味まで丸わかり

ツユクサの花の特徴や名前の由来

ツユクサは6月?9月にかけて道端や空き地など、身近な場所で見られる花です。1.5?2センチの小さな花は早朝に咲き、アサガオなどと同じく午後にはしぼんでしまいます。最も一般的な花色は青で、「露草色」は日本の伝統色となっています。古くは「つきくさ」とも呼ばれ、万葉集には「月草」「鴨跖草」の表記で、ツユクサを詠った9首の和歌が存在します。また、俳句の世界では秋の季語とされています。

ツユクサの花言葉の意味とその由来とは?

≪ツユクサの花言葉≫懐かしい関係

ツユクサの花言葉の一つの「懐かしい関係」は、古くから日本人に親しまれてきたことに因むとされています。またツユクサの学名の元となった伯父と甥のコメリンが二人ともアムステルダム植物園の園長だったことにも因んでいるようです。

≪ツユクサの花言葉≫尊敬

早朝に咲き、夕方にはしぼんでしまうツユクサは、儚さや潔さを尊ぶ日本人に昔から親しまれてきました。花言葉の「尊敬」は、その昔日本では青紫色が高貴な位を表す色であったことに由来すると言われています。その花色や潔い姿に敬意を示した花言葉とも言えます。

≪ツユクサの花言葉≫信頼関係

ツユクサは非常に多くの花言葉を持つ花です。「信頼関係」、「尊敬」、「変わらぬ思い」、「なつかしい関係」、「恋の心変わり」、「敬われない恋」、「僅かの楽しみ」など様々ですが、ネガティブな意味合いを持つ花言葉も多いのが特徴です。

≪ツユクサの花言葉≫清楚

夏に咲く野の花の中でも、深みのあるブルーが印象的なツユクサ。朝露を浴びて咲き乱れる様子は風情があります。朝に花開いても、昼にはしぼんでしまう儚い花です。古くから親しまれ、詩歌にも数多く読み込まれてきました。きらめく朝露を身に纏いながら、うつむくように澄んだ青い花を咲かせるその草姿から、「清楚」という花言葉を持ちます。

≪ツユクサの怖い花言葉≫短命

ツユクサは、野原や公園、道端など日本各地で自生している一年草です。可憐な印象の小さな藍色の花は、日本人に古くから親しまれており、万葉集にも多く詠われています。早朝に咲いた花が午後にはしぼんでしまうという特徴から、「一日花」とも呼ばれ、花言葉には『短命』という意味もあるようです。可憐な姿と儚い特徴から付けられたのでしょうが、悲しい花言葉ですね。

≪ツユクサの花言葉≫小夜曲(セレナーデ)

ツユクサの花言葉は「小夜曲(セレナーデ)」。恋人や片思いの相手に向けて歌う愛の歌の事で、万葉集の切ない片思いの句にツユクサ(月草)が使われていたことから、この花言葉がついたようです。朝には花が咲き昼過ぎにはしぼんでしまうツユクサ。恋のように儚く切ない花を連想させます。

≪色別≫青色のツユクサの花言葉

ツユクサは日本で普通に道端などに生えていて、よく雑草扱いされていますが、透明感のある青い花は美しいですね。変種には、花を大きくしたオオボウシバナがあり、そのアントシアニン色素が利用されました。他にも、白花やうすい色に変化したものもあるんです。ですが、とくに色による花言葉はありません。

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