もくじ
タンポポの花の特徴や名前の由来
タンポポは、暖かな春の日差しをめいいっぱい浴びて咲く、春の代表ともいえる花です。
花のあとには球体に種が実りますが、この種、誰しも一度は吹き飛ばして遊んだ事があるのではないでしょうか。
英名のDandelion(ダンデライオン)は、葉っぱのギザギザがライオンの歯に似ていることが由来となっています。
タンポポの花言葉の意味とその由来とは?
≪タンポポの花言葉≫愛の信託
古代よりタンポポは、恋占いの道具として用いられていました。花言葉は「愛の信託」です。タンポポの綿毛を息で吹き飛ばし、好き、嫌いどちらで最後の綿毛が吹き飛ぶかで占います。一度ですべて吹き飛べば、情熱的に愛されているかも。
≪タンポポの花言葉≫信託
花を咲かせた後にふわふわとした綿毛をつけるタンポポ。綿毛は風に舞って、次代の命をつなぐ大地を求めて旅立っていきます。次の世代への願いや、未来を信じて綿毛を飛ばすようにも見えることから、タンポポには「信託」という花言葉があるのです。
≪タンポポの花言葉≫別離
春の訪れを感じさせるタンポポの花は、可愛らしくて健気なイメージがありますが、実は「別離」という少し悲しい花言葉があります。綿毛が風に吹かれて飛んでいく様子から付けられたもので、今の場所を離れ新しい場所へ巣立っていく人へ贈るのにぴったりな言葉とも言えます。
≪タンポポの花言葉≫真心の愛
ほんわかと素朴な印象のタンポポ。こんな可憐なタンポポの花言葉の中に「真心の愛」という言葉があるのはご存じですか?
元の花言葉は「忠誠心」という意味合いが強かったタンポポの花言葉。
ですが、ヨーロッパ近辺でタンポポの綿毛を使った恋占いが流行りはじめると、
忠誠心から愛の要素をくみ取って、「真心の愛」に変化していったようなのです。
なので、変化する前の意味も含めて、大切な人へタンポポの花を贈るのも素敵ですね。
≪タンポポの花言葉≫思わせぶり
春になると、道端のあちらこちらでも見かけることの多いタンポポ。
素朴で可愛らしい外見からは、ちょっと意外に思える花言葉もあるようです。
それは「思わせぶり」。
タンポポでの恋占い、占っている最中のドキドキな心理状態をあらわしてつけられたのでしょうか。
外見の可愛らしいイメージからはちょっと離れた小悪魔な花言葉、面白いですね。
≪タンポポの花言葉≫太陽
タンポポの花は、日の光の明るさに合わせて開いたり、つぼんだりする習性をもっています。そして、明るい黄色の花びらが放射状に丸く広がるさまは、光輪をまとって輝き続けるおひさまの姿をかたどったかのようにも見えます。そんなタンポポは、ずばり「太陽」という花言葉を持つのです。
≪色別≫黄、白色のタンポポの花言葉
日本人にとって、最も身近な花のひとつであるタンポポは、「神託」、「誠実」、「幸せ」、「別離」という複数の花言葉を持ちます。タンポポといえば黄色のイメージが強いですが、白色の花も存在します。しかし、花言葉には色別なしです。