もくじ
スターチスの花の特徴や名前の由来
スターチスは別名リモニウムともよばれ、花もちがとても良いので切花やドライフラワーに向いている花です。きれいな花の色と形に反して、名前の由来は少し複雑。ギリシア語のstatizo(止める)が語源で、下痢止めの薬として使われたことからこの名前になったそうです。
スターチスの花言葉の意味とその由来とは?
≪スターチスの花言葉≫変わらぬ心
ドライフラワーとして有名な花、スターチス。花の色が落ちづらいことで多様されています。花の名前”スターチス”はギリシア語の”statizo(止める)”から来ており、スターチスが下痢止めの薬草として使われてきたことに由来します。シチリアやパレスチナ、北アフリカ等地中海沿岸部が原産で、多年草です。日本に来たのは昭和初年ごろと言われています。花茎から分枝して集散花序をつけ、小花序3~5花からなり、カサカサとした感触で水分量がすくなくて、花持ちがよく、色落ちしづらい為ドライフラワーとして多用されています。園芸用を合わせると300種以上が存在しているようです。
≪スターチスの花言葉≫途絶えぬ記憶
スターチスの花言葉は「途絶えぬ記憶」です。なんだか素敵な響きですね。スターチスの花はドライフラワーに向いておりいつまでもその花の色を保ったまま飾っておけます。その為、英国などでは楽しかった思い出の象徴としてこの花言葉がついたのだそう。色褪せない記憶が素敵なものであるといいですよね。
≪色別≫紫色のスターチスの花言葉
スターチスは、ドライフラワーにもよく使われる花で、まっすぐに高く伸びる茎と、先端に咲く小さな可愛らしい花が特徴です。そんなスターチスの中でも、紫色のスターチスの花言葉は「しとやか」と言われています。この花言葉の由来は、色のイメージから来ているようで、日本では昔から高貴な位の色だった紫は品の良さを表す色だということです。確かに、主張しすぎない控えめな花も、すっと伸びた茎も、教養あるおしとやかな女性にピッタリな雰囲気ですね。
≪スターチスの花言葉≫上品
紫色の花のスターチスは、落ち着いた気品にあふれています。その花言葉は、そのまま見た目の通りの「上品」です。日持ちがするので、長いこと色あせることなく鮮やかな紫の花を楽しませてくれます。プレゼントとして誰にでも喜ばれる品性のある花です。
≪色別≫ピンク色のスターチスの花言葉
スターチスの中でも赤やピンクのスターチスについた花言葉が【永久不変】です。花に見える部分、実はガクが綺麗に発達したものなのです。花が落ちてしまっても綺麗なガクが残るため、永久不変という花言葉がつきました。また、ドライフラワーにしてもその美しさが変わりにくいことも由来の一つとされています。大切な人へ永久に変わらない愛情や大好きという気持ちを伝えたい、そんな時にはスターチスをプレゼントしてみるのもいいですね。
≪色別≫黄色のスターチスの花言葉
黄色は、日本では明るく活発で元気の出るイメージがありますが、花言葉が発祥の西洋ではネガティブな印象が強いそう。そのため黄色い花の花言葉もポジティブなワードは少ないようです。そんな中で珍しいのが、「愛の喜び」という黄色のスターチスの花言葉。お祝い事などに花をプレゼントする際、黄色をプラスしたい時にはぴったりの花です。
≪スターチスの花言葉≫誠実
スターチスの花言葉は、その花の性質が由来になっているようです。ドライフラワーにしても色あせしにくく、その美しさを長く保てることから「変わらない(心)」とされ=【誠実】であると表現されました。自分の心に誠実でいたい、初心を忘れたくない!そんな時に自宅に飾っていかがでしょう?
≪色別≫白・オレンジ・青色のスターチスの花言葉
スターチスと聞いて、すぐに花の画が浮かばなくても、色が変わらずに長く楽しめる花なので、「ドライフラワーによく使われる」と聞くと、ピンと思い出される方もいるかと思われます。よく見かける色は、青紫か紫色ですかね。カサカサと乾いた感じの花をつけます。ひとつの房が、花びらのように見えますが、実はその部分が、がくなのです。本来の花びらは白や黄色で、がくの中にありますが、すぐに落ちてしまいます。がくの色は、よく見かける青紫や紫、そのほかに白、黄色、ピンクなど、いろいろな色をつけます。地中海沿岸が原産で、浜辺に育つことから英名はシーラベンダー、和名はハナハマサジ(花浜匙)と名付けられました。スターチスという名は、「止める」というギリシャ語が由来です。スターチスの仲間の一種に、下痢を止める効果があることからと言われています。そして、花言葉は、「永遠に変わらない」。