エリカの花言葉や由来｜色別（白色・赤色・黄色・オレンジ色）の意味から怖い意味まで丸わかり

1 エリカの花の特徴や名前の由来
2 エリカの花言葉の意味とその由来とは？

エリカの花の特徴や名前の由来

ツツジ科エリカ属。別名「ヒース」。600種以上の野生種があり、園芸品種としても多くの種があるため、桃色、白色、黄色など多くの色の花を咲かせます。日本で最もなじみ深いものは「ジャノメリカ」でしょう。イギリスでは荒野に花を咲かせ、その寂しさから花言葉の「孤独・寂しさ」が由来しています。

エリカの花言葉の意味とその由来とは？

≪エリカの花言葉≫情熱

エリカの花はホウキに似ているところからラテン語のＥＲＩＣ（エリック）が語源とされヨーロッパではＨＥＡＴＨ（ヒース）とも呼ばれております。エリカはツツジ科の植物で荒れた野原に自生する強健種です。花言葉の「情熱」には物事に対して諦めず情熱をもって前に進むそんな意味合いも込められています。

≪エリカの花言葉≫激情

楚々とした花姿のエリカには、花言葉「激情」はちょっと意外に感じる人もいるかもしれません。エリカは、長編小説「嵐が丘」の舞台のような荒涼とした土地に咲いています。その主人公ヒースクリフの行動たるや、激情にかられての復讐の数々を繰り広げるのです。荒れた土地に耐えるように低く咲くエリカに、小説の荒々しさが連想されます。

≪エリカの花言葉≫勇気

エリカの花言葉は「勇気」です。鈴のようなころころとした花を無数につけるエリカですが、原産地では意外にも荒れた地で繁殖してきました。固い地面でも可憐な花を咲かせる姿は見るものに勇気を与えてきたのでしょうね。一歩踏み出したい人に贈るのがぴったりな植物です。

≪エリカの怖い花言葉≫孤独

エリカは見た目のとても可憐な花ですが、「孤独」という花言葉を持っています。別名を「ヒース」と呼ぶのですが、この呼び方はヒースの生い茂るイギリスの荒野のことを指して使うこともあります。この荒野に咲くエリカのさびしげな景色から、花言葉の「孤独」の意味がきています。

≪エリカの花言葉≫辛抱強さ

エリカは、英名をヒースともいいます。これは、イギリス、アイルランドの荒れ地ヒースにエリカが多く自生することからといわれています。ヒースは砂っぽい荒れた土地で、作物を植えたり、家畜を飼うことには適さないところです。このような厳しい環境の中で根付いて花を咲かせるエリカ。花言葉は「辛抱強い」です。

≪エリカの花言葉≫閑静

多くの種類は南アフリカに自生するエリカ。荒れた土地に、寂しく咲いている姿から共通して「裏切り・孤独・寂しさ」という花言葉がついています。そんな紫色のエリカの花言葉は「閑静」。時に高貴、時に孤独なイメージを持つ紫色。荒地に寂しそうに咲きながらもその色と落ち着いた佇まいから、孤独というより孤高と言う言葉が似合いそうな花だと思います。

≪色別≫ピンク色のエリカの花言葉

エリカはよく近くでみてみると、つぼ型で小さな花を密集させて咲いています。花がみんなで寄り添いあい仲のよくみえる姿から、花言葉「博愛」の由来となっています。ちなみに同じ花言葉をもつ花としてチューリップがあります。

≪エリカの花言葉≫幸運

複数の種類と花言葉を持つエリカ。中でもジャノメエリカは「幸運」の花言葉を持つ、かわいい花です。南アフリカ原産の花で、特徴的な葯がみられます。エリカは花言葉も複数あるので、大切な人へのプレゼントの際には素敵な花言葉をもつ種類のエリカを選んでくださいね。日本の花屋さんでも見かけ、寒さにも強いのでお庭でガーデニングなどで育ててみると幸運が舞い込んでくるかもしれませんね。

≪エリカの花言葉≫希望

エリカは、アイルランドにある荒れ地にあまた生えている木ですが、そこは、乾き、やせはて、荒涼として、とてもさびしい地です。しかし、そこに花が咲き乱れるときは、美しい光景が広がるそうです。さびしき大地にもたらされる希望が、エリカの花なのかもしれません。花言葉は、「希望」です。希望は人を強くします。だれかに希望を与えたいときに贈るのにふさわしい花です。

≪色別≫白色のエリカの花言葉

ヨーロッパ圏で、白いエリカは「幸せ」の象徴とせれていて、白のエリカを見つけると幸せが訪れる、とか、好きな人に白のエリカを贈ると一緒に幸せになれる、という言い伝えがあるそうです。そこから、【幸せな愛】という花言葉がつきました。誰かに好きという気持ちを伝えたい時や、いつも言葉には出来ないけれど、あなたと一緒で幸せです、とパートナーに伝えたい時などに、花言葉を添えて、白いエリカを贈るのも良いですね。