花言葉

ガマズミの花言葉や由来|色別(赤色・白色)の意味から怖い意味まで丸わかり

ガマズミの花の特徴や名前の由来

日本中でよく目にするガマズミは落葉の低木で、大きく育つと2~3mにまで成長します。春が終わる頃には小さな白い花をたくさん咲かせます。秋には濃い紅色の実がなり、食用として、染色に、と多用されるのです。このガマズミの実には多くのポリフェノールとビタミンCが含まれていて、昔から山の神様の恵みとして大切にされてきました。

ガマズミの花言葉の意味とその由来とは?

≪ガマズミの花言葉≫結合

≪ガマズミの花言葉≫結合いくつかあるガマズミ花言葉のひとつに「結合」があります。このとても珍しい花言葉は、ガマズミの木が柔軟性に富み、あらゆる素材との相性の良さから様々な用途として利用されたことに由来します。ガマズミの名前の起源には色々な説があるようですが、一説には鎌の柄に使われたいたことから「カマ」=「ガマ」と変化したとも言われているそうです。

≪ガマズミの花言葉≫愛は強し

「愛は強し」という花言葉を持つガマズミは日本各地の山野に広く自生する木で、初夏に白い花を咲かせ、秋にはハッとするような鮮やかな赤い実を房のようにつけます。この実は昔から、染料としても利用されてきました。自分も相手も、真っ赤な情熱の色に染め上げる…そんな強く確かな愛情の気持ちを伝えるのにぴったりな植物です。

≪ガマズミの怖い花言葉≫私を無視しないで

≪ガマズミの怖い花言葉≫私を無視しないで「私を無視しないで」というインパクトある花言葉は、ガマズミの実から由来すると言われています。ガマズミは秋にかけて濃紅色の実を付け、その鮮やかな果実はあえて人目を惹いているようにも見えます。また、一粒が小さい実を見落とさないで、という意味もあるそうです。花も実も美しく可憐なだけに、花言葉とのギャップがちょっぴり怖いですね。

≪ガマズミの花言葉≫恋のあせり

真っ赤なかわいい実をたくさんつける「ガマズミ」の花は少し紫陽花に似ている白い小さな花が集まったものです。5月~6月に開花しますが、少し目立ちにくい花のためか花言葉にはネガティブなものがいくつかあります。その一つは「恋のあせり」。何事も焦ってはうまくいきませんが、この他の花言葉に「愛はつよし」もありますので、焦ったとしても最後は着色や食用として恩恵のある赤い実のように愛が実りますように、というメッセージを添えて贈るのはいいかもしれません。

≪色別≫白色のガマズミの花言葉

ガマズミは北海道南部、本州、四国、九州に見られる落葉低木で、初夏に白く小さな5弁花をびっしりと枝先につけます。秋になると赤い小さな実をつけ、小鳥が好んで食べることが知られています。この種の中国名の「キョウメイ」が最終的に「ガマ」に転訛し、この仲間のミヤマガマズミの実を用いて布を染めたことから「染め」が「ズミ」に転訛したということのようです。または、実が酸っぱいことから「酸み(ずみ)」となったの説もあります。それらとは別に神の実からの転訛という説もあります。諸説あるこの実は由来のひとつの通り酸っぱくてそのままでは食べられませんが、ホワイトリカーに漬けると渋みのあるガマズミ酒として飲むことができます。ちなみに、庭木として植えられるオオデマリもこの種類に属します。

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