占い自体は信じないけれど、手相はなんだか信じてしまうという人は多いのではないでしょうか。手相には、生まれ持ったその人の運命を記しているため変わらないものや、生きていく中で培われていく志向や習慣などが現れるとも言われています。
健康運や結婚運そして、金運も知ることができます。事業の成功によってお金持ちとなっている人、宝くじの当選経験のある人などの手を見てみると、金運のある線がしっかり刻まれているので不思議です。どのような線が現れていたら金運があるのかを紹介していきます。
もくじ
手相はどちらの手で見る?手相の基本を学ぼう
手相を見るときにどの手で見ればよいのでしょうか。これには、実際に鑑定する人によって諸説あります。一般的には、利き手が右の人の場合、左手の手相は生まれ持っている変わらない運勢で、右手は生き方によって変化しつづける現在の状態を差すものです。
利き手が左の人は、右利きの人と逆に考えます。
プロの手相を鑑定する人は、両方の手相を見て判断しますが、素人の私たちは現在の状態を表す方の手を見て今自分がどのような運勢の中にいるのかを知ることができます。
手相には、メインとなる線が4つあります。
- 感情線 小指の下あたりの位置から横に伸びている線で、感受性の強さや人への接し方などを表しています。
- 生命線 親指と人差し指の間のあたりから出ている線で、生命力や寿命、生活の変化などを表しています。
- 知能線 生命線と同じ位置から横に出ている線で生命線の上にある線のことを言い、その人の行動や性格、才能などをあらわしています。
- 運命線 中指の下から縦に真っ直ぐ伸びている線で、運命を背負う線とも言われています。
この他にも、手のひらの盛り上がりや色、ハリやツヤによっても現在の運勢を知ることができます。
手相に金運の基本!金運線・財運線とは?
手相で金運があるかどうかを見る場合、太陽線という薬指の付け根の部分から出る線と、小指の付け根部分から出る財運線を見て判断していきます。
太陽線は、お金を生み出す能力があるかどうかを判断することができる線です。縦にまっすぐに伸びている線ならお金を生み出す能力に優れているので金運はありますが、線が細くて薄かったり、途切れ途切れだった場合は、残念ながらあまり金運があるとは言えません。
財運線は、小指の付け根部分からまっすぐ縦に伸びている線で、すでに金銭的に余裕のある人に多く見られる線です。小指の付け根部分から出ているいくつかの細い縦線は、金運があるのではなく散財しやすい傾向の強い人に現れるので、同じ線でもしっかりとした線があることがポイントとなります。
この線があればあなたにも金運がある!
お金に困っていない人や、大富豪と呼ばれる人たち、宝くじなどを当てた人などの手相は共通して同じ線が出ていることが多くあります。
小指と薬指の根本から太くてはっきりとした縦線が伸びていれば手相に金運があります。それ以外にも手相から金運の良さを表すポイントはいくつかあるので、自分の手の中にある線の中から、金運のある線をぜひ見つけてみてくださいね。
3本の線が1箇所で星のように見える線がある
短めの線が3本以上交差し星のように見えるものを星紋(スター線)と呼び、手のひらのどの部分に現れるのかによって様々な意味を持ちます。どの位置に現れても良いことが起こるラッキーな手相です。
この星紋(スター線)が、小指の付け根部分から縦に伸びている財運線の位置に現れると金運にとても良く、どんどんお金が入ってくる運気となっていますので、この状態のときに宝くじなどを購入すると高額当選も夢ではないかも。
また、運命線と太陽線、財運線が1本の線になっていると、お金を稼ぐ能力だけではなくお金を蓄える能力も抜群です。「億万長者の手相」と言われる最高の金運を持つことになるので、自分の手相にあらわれていないか定期的にチェックしてみましょう。
手のひらにMという形になる線がある
手のひらを見てみるとアルファベットの「M」という文字に見える線はありませんか?この線は、生命線と運命線、在運勢に太陽線の4つの線が交わることで現れます。
「願いを引き寄せることのできる手相」と言われていて、大幸運を手にすることができます。叶えたい願いを念じているとその願いは叶うことが多く、宝くじを当てたいという願いも叶う可能性が高くなります。
この手相の人は、ただラッキーというだけではなく、その人自身の人柄がとても良いとも言われているので、人との良い縁を作りやすく、心と身体のバランスが良くて、安定した生活を過ごすことができる幸せな手相です。
薬指の付け根から縦線が伸びている
薬指の付け根から縦に伸びている線のことを太陽線と呼び、金運があるかどうかを判断するのに使用する線です。金運が絶好調のときに現れ、財運線と呼ばれる以外にもセレブ線とも呼んでいます。
この線は、感情線のところまで伸びているのが普通ですが、感情線を超えればさらに強い金運を持っている手相です。金運だけではなく、成功運のある手相とも言われています。
太陽線は、今現在の金運ではなく将来どのくらいの金運に恵まれ、財産を得ることができるのかを測ることができ縦に太く、なおかつ長ければ長いほど「安定した金運」を維持することができます。
小指の付け根から縦に向かって線が伸びている
小指の付け根から縦に向かって線が伸びている線は財産線と呼び、もう既に金銭的に余裕のある人に現れるといわれている線です。
はっきりとしている線が、まっすぐに長く伸びていればそれだけお金を増やしていく能力があり、さらに運命線までまっすぐに伸びてくると、仕事によって充分なお金を得ることができるようになるため、理想的な金運を手にすることのできる手相です。
生命線まで財産線が伸びていると、金運は高いのですが、実際に大金を得て安定するまでには時間がかかると言われています。金運はただお金が入ってくればよいというのではなく、財産線があることでお金を増やし維持することのできる能力があるかどうかを判断できるのが財産線です。
親指以外の指の第2と第3関節に無数の縦線がある
親指以外の指を見てみましょう。第2関節と第3関節の間の指の部分に縦線が複数現れていませんか?この線のことを俵紋と呼び、金運がとても良いので、経済的に恵まれている人に多い手相です。
この手相が出ていたら、揺らぐことのない安定した金運と経済的にはもちろん精神的にもゆとりのある幸せな生活を送ることができるようになるか、もしくはもう既にそのような生活を手に入れている可能性が高いです。
財産線や太陽線が出ている方が金運が良く感じますが、長い目で見るとこの俵紋がある人のほうがよい金運は長く続き、揺らぐことのない安定を手に入れることができる最高の手相です。
金運のある線を書いて金運のある手相を手に入れよう
自分の手のひらの中にこれまで紹介してきた線はあったでしょうか。残念ながらどこを探しても線を見つけることができなかったというあなたのために、金運のある手相を手に入れる方法を伝授していきます。
その方法は簡単で、金運のある線を意識的に書いて、金運のある線を作ってしまいます。これまで紹介した線の中から、自分の手相にあったらいいなと思う線を書いてみましょう。
ここからはもっと具体的に金運アップさせることのできる線の引き方と思考の持ち方について説明していきます。
手相に金運のある線がないから書いちゃう!はあり?
手相に金運のある線がないから自分で書いちゃおう!というのはありなの?と思う人も多いですよね。手相は、自然に現れるもので意図的に書いても意味はないのでは?と思うと思います。一見ご法度のように感じる自分で金運のある線を書くという行為は、実は効果があるのです。手相は、その人の思考や行動によって日々変化していくものです。そのため、この思考や行動を意識的に変えていくことでこれまで現れることのなかった金運のある線を出すことは充分可能です。その方法のひとつとして、自分の手相には金運がある線が出ているという「もう既に線がある」ということから認識し、思考や行動を変えていくことができれば、自然に現れる金運のある線と同じ効果を得ることができます。
自分で金運のある手相にする方法を伝授
自分で金運のある手相にするには、これまで紹介してきた線を実際に書いてみましょう。書く方の手は、未来の自分を表す右手に書きます。線を書くときは、金色または黄色を使用し、線が消えたら書き足すということを繰り返します。
実際にペンで書くときは、「こんな線を書いて本当に金運が高まるんだろうか。」という半信半疑な気持ちで書くのではなく、金運を手にした自分や、こんな風になっている自分をイメージしながら書くようにします。
さらに自分で金運のある手相を作り上げる場合は、「こうなりたい。」「こうなっている。」という自分のお金に対するイメージをひとつに絞り具体的に想像することで、希望する金運を引き寄せることができます。
まとめ
金運のある手相について説明してきましたが、なにかひとつでも金運のある線を見つけることはできたでしょうか。今、線を見つけられないという人や、線を書いているけれど金運がついたようには感じられないという場合でも、一喜一憂することなく、金運があがるような思考を持つことと、お金のある自分をイメージして過ごすようにすることが大切です。そうすることで、金運の線が手相に現れる可能性が高くなってくるので、日々の思考や行動を意識して過ごしてみましょう。
今見えている手相がこれからも続くのではなく、日々変化し続けるものなので定期的にチェックしながら、金運のある線が現れることを楽しみにしてみましょう。