花言葉

梅(ウメ)の花言葉や由来|色別(紅色・白色)の意味から怖い意味まで丸わかり

梅の花の特徴や名前の由来

古くは万葉集のなかでも数多く詠まれている花、梅。現代の日本人にとって、たいへん親しみぶかい花ですが、もともとは中国大陸から渡ってきた植物でした。梅の木を植えることがステータスだった、という時代もあるのです。

梅の花言葉の意味とその由来とは?

≪梅の花言葉≫「女性らしさ」「清らかな肌」

梅は、清らかな香りを出し、また、寒い時期に白い花を咲かせることから、氷のような白い肌、女性の綺麗な肌、を現すこととして、「女性らしさ」「清らかな肌」という花言葉があります。とくに白梅は、艶やかな紅梅に対して、白梅の凜として上品なその花の姿にちなみ、「気品」という花言葉もあります。

≪梅の花言葉≫吉兆

梅には、花びらが五枚つくことから、五福という縁起の良いこととして、「吉兆」という花言葉があります。すなわち、人生の五つの幸福、「長寿」「富裕」「健康」「徳を好むこと」「天命を全うすること」の五つ福を連想させることからこのような花言葉があります。

≪梅の花言葉≫賢さ

梅の花言葉には「賢さ」があります。平安時代の有名な貴族、学者であった菅原道真が、桜・松とともに梅を愛したと言われたことが由来です。現代人、特に受験生には、「学問の神様」として親しまれていますね。菅原道真を祀っている太宰府天満宮、北野天満宮などは、梅の名所と呼ばれています。

≪梅の怖い花言葉≫復讐

香り立つ可愛らしい梅には、意外にも「復讐」という花言葉があります。梅をとても愛していた菅原道真ですが、実は彼が左遷されて死去した後、京の都には疫病や干ばつが起こり、左遷の関係者が次々と亡くなってしまいました。それを当時の人々は「道真の怨霊が復讐を果たした」と噂しました。この伝説が、怖い花言葉の由来なのですね。

≪色別≫紅梅の花言葉

紅梅の花言葉は「優美」。口紅を思わせる艶やかな色合いと、白梅と比べやや淡いほんのりとした香りは、まさに「優美」そのものですね。「梅にウグイス」と言われるように、紅梅の鮮やかな紅色と、柔らかな緑色のウグイスの対比は本当に美しく、有名な短歌や俳句、絵のモチーフとしても好まれています。

≪色別≫白色の梅の花言葉

花言葉で梅は、「気品」を表します。
現在は花見と言えば、桜をイメージしがちですが、昔は梅を花見としていた時期があり、武家の楽しみ事に一つとされていたためです。
現在は、どこでも梅の木が楽しめるので、手軽にそういった雰囲気が味わえます。

【贈り方】梅を渡す時のポイントとは?

女性に贈るのなら白色も紅梅もOK!

梅は女性らしさのシンボルです。また、白は「気品」、赤は「優美」を意味することから、女性への贈り物にとても良いとされています。早春に甘くやさしい花の香りを漂わせる梅は、女性の艶やかさをあらわすものです。

【風水効果】梅を飾る時のポイント

≪幸運UP≫幸運のシンボルとして運気UP

梅は、風水では、「幸運のシンボル」といわれ、梅の木は、どこにおいても運気が上がります。特に梅の花は、風水では「幸運」「長寿」の象徴とされ、最も格の高い花のひとつとされています。庭のどの場所に植えて良いですが、北の方角がより良いとされています。

≪仕事運UP≫東に赤い梅の木を置く

仕事運を上昇させたいときは、赤い梅の木を東に置きましょう。東は、勉強や仕事などの「情報」をつかさどっている方角です。賢さを意味する植物である梅の木を東に置くことで、仕事運をアップさせる効果が期待できます。

≪全体運UP≫北に梅の木を植える

風水で考えたときに、梅の木を植える場所としてオススメするのが北の方角です。格の高い植物である、梅の木。北に植えることで、厄を払い、運気を高めるという効果が期待できます。全体運をアップさせたいひとは、梅の木を北に植えましょう。

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