パーソナリティナンバーとはどんな数字?
パーソナリティナンバーとは、その人が、ほかの人にどんな印象を与えてえいるのかを教えてくれる数字です。人格数、ペルソナ数とも呼ばれます。
自分の本当の性格や生き方を示す数字として「ライフパスナンバー」がありますが、これは「内側の自分」を表すもの。一方でパーソナリティナンバーは、他人から見た自分、つまり「外側の自分」を教えてくれるものです。
外側の自分と内側の自分は、必ずしも同じものとは限りません。たとえば、本当は冗談が好きでノリがいい人なのに、育った環境によってカッチリすることが当たり前になっている人がいるとします。
本当はそんな性格でなくても、「真面目にならなければ」と言い聞かせながら行動しているうちに、本当の自分が見えなくなってしまうことも……。
また、人は他人に「あなたはこういう人だよね」と何度も言われると、そのイメージが自分の中にも刷り込まれてしまうものです。「いつも真面目ですよね」「キッチリしていてすごいね」と言われ、次第に「私は真面目な人間」と思い込んでしまうケースもあるんです。
とはいえ、真面目でカッチリしているのが本来の性格ではないため、心のどこかで常に違和感を抱き続けてしまうでしょう。
ですが、「外側の自分」であるパーソナリティナンバーを把握することで、他人へどのように自分を「魅せるか」を掴むことができます。また、「自分ってこういう役割を求められているだ」と知るきっかけにも。パーソナリティナンバーは強みにもなる数字なのです。
パーソナリティナンバーの出し方・計算方法
パーソナリティナンバーは、自分のフルネームの子音(母音(あ・い・う・え・お)以外の音)を使って計算します。
たとえば佐藤 太郎さんの場合、まずは名前をローマ字に直しましょう。佐藤 太郎なので「SATOU TAROU」ですね。続いて、このローマ字から子音だけを取り出します。母音「AIUEO」を除くアルファベットなので、「S」「T」「T」「R」です。
ここまでできたら、次に早見表を使ってそれぞれのローマ字を数字に置き換えます。
1 | A、J、S |
2 | B、K、T |
3 | C、L、U |
4 | D、M、V |
5 | E、N、W |
6 | F、O、X |
7 | G、P、Y |
8 | H、Q、Z |
9 | I、R |
早見表より「S」「T」「T」「R」をそれぞれ数字に直すと、「1」「2」「2」「9」となりました。そうしたら、これらの数字を足していきましょう。答えが2桁になった場合は、1桁になるまでそれぞれの桁を足していきます。
「1+2+2+9=14」なので、さらに1+4を足して5。佐藤 太郎さんのパーソナリティナンバーは「5」と計算できました。
一点注意したいのが、ローマ字を数字に直して足し算した答えがゾロ目になったとき。足し算の結果が「11」「22」「33」になったときは、ここで計算をストップし、この数字をパーソナリティナンバーとします。
数秘術「11」「22」「33」はマスターナンバーと呼ばれ、パーソナリティナンバーの中でも特殊な数字です。マスターナンバーを持つ人は、普通の人よりもスピリチュアルな力が強いとされています。