もくじ
マトリカリアの花の特徴や名前の由来
マトリカリアは、和名はナツシロギク(夏白菊)とも呼ばれ、白い小花をたくさん咲かせるキク科の花です。有名なハーブ、カモミールをちょっとがっちりした体格にしたような花姿です。八重咲の品種は切り花で使われ、栽培も容易でこぼれ種で増えるほどなので園芸にもお勧めです。かつては解熱の効果を期待されたので、フィーバーフューという別名もあります。摘み取ると独特の薬を思わせる香りがします。マトリカリアの名はラテン語からきていて、原産地ヨーロッパでは古くから親しまれてきたことがうかがえます。
マトリカリアの花言葉の意味とその由来とは?
≪マトリカリアの花言葉≫鎮静
マトリカリアは、解熱剤、頭痛、関節炎などの薬として用いられ、英語名の「Feverfew」もラテン語で解熱剤を意味する「febrifugia」を語源としています。花言葉の「鎮静」は、この植物が薬草として古くから重宝され、身近な植物あることにちなむといわれます。
≪マトリカリアの花言葉≫集う喜び
淡いイエローの花芯を白い花びらがぐるりと丸く取り囲んで、小さな花を咲かせるマトリカリア。小花が、群れ集うようにこぼれ咲く、夏の花です。鉢植えや、庭植えとしてガーデナーに親しまれることの多い花です。集まって、ささやき合うように咲くその様子から「集う喜び」との花言葉を持ちます。
≪マトリカリアの花言葉≫楽しむ
マトリカリアの花言葉の「楽しむ」は、小菊のような形で小花が並びよりそって咲くイメージされました。アレンジメントや花束のメインの花材にはなりにくいですが、スプレー咲きの花でナチュラルなテイストにはよく合います。
≪マトリカリアの花言葉≫忍耐
マトリカリアは可憐な花を咲かせますが、実は性質は丈夫で、虫除けハーブとしての役割もあることから、花言葉に「忍耐」があります。常緑多年草ですが、高温多湿に弱いので、暖地では一年草扱いになる場合もあります。株は横に広がり大きくなりますが、花自体がかわいらしく、和風・洋風どちらの庭にも合います。
≪色別≫白・黄色のマトリカリアの花言葉
マトリカリア、初夏にかわいらしい花をたくさん咲かせます。名前にはピンと来なくても、誰もが目にしたことがあるはず。白や黄色の可憐な花は、一目で気持ちを明るくさせるとおり、「楽しむ」という花言葉を持っています。