もくじ
リコリスの花の特徴や名前の由来
リコリスは属名のラテン語「Lycoris」がそのまま用いられており、これはギリシャ神話の海の精リコリアスLycoriasから名づけられていると言われています。リコリスは和名の「彼岸花」のほうが有名であると思われます。彼岸花と言われるように、9月中旬ごろに主に花火のような真っ赤な花を咲かせます。
リコリスの花言葉の意味とその由来とは?
≪リコリスの花言葉≫あなたに一途
リコリス(彼岸花)は、お墓のイメージやなんとなくホラーのイメージがありますよね。別名で地獄花ともいわれるみたいですが、怖いイメージを脱却。白いリコリスには「あなたに一途」という花言葉があり、純粋にただひとりをずっと思い続けている、すこし切ない恋愛を想像します。
≪リコリスの花言葉≫情熱
リコリスの赤い花を咲かせるものの花言葉のひとつ「情熱」は、花火、炎を連想させる真っ赤な花の色に由来していると言われています。赤い花のリコリスは情熱的、熱血的な人に送る花にはぴったりであると言えるのではないでしょうか。
≪色別≫黄色のリコリスの花言葉
リコリスと言えば、彼岸花を英語で呼んだ花ですが、黄色もあるのをご存じでしょうか。黄色いリコリスの花言葉は、「悲しき思いで」。これは墓地によく植えられていることからつけられています。亡くなった人を思い、悲しくなってしまう心の様が花言葉になったのでしょう。
≪リコリスの花言葉≫元気な心
リコリスの花言葉の中のひとつに、「元気な心」という言葉があります。リコリスは墓場周辺に咲いているイメージがありますが、亡くなった方を思い悲しんでいても少しずつ元気な心を取り戻してねという意味でつけられたのではないでしょうか。寂しいイメージのある花ですが、こんな前向きな花言葉もあるのですね。
≪リコリスの花言葉≫陽気
赤、黄、白などの花を咲かせますが、どの色もとても綺麗な発色で咲いていますね。そんなリコリスの花言葉は「陽気」です。特徴的な長く伸びた雄しべに、反り返えるように開いた花びらは、楽しく踊っているようにも見えてきます。見た目通りの花言葉ですね。
≪色別≫赤色のリコリスの花言葉
リコリスの根には毒があり土葬を虫から守るため昔はお墓の周りにたくさん植えていました。現在はお墓参りの供養花として親しみがあるリコリスには数多くの花名があり、そのどれもが寂しい名がついています。赤色のリコリスの「あきらめ」という花言葉はそんな寂しさからついています。
≪リコリスの花言葉≫独立
リコリスの花言葉は「独立」です。リコリスは地面から茎が一直線に伸びて花を咲かせる不思議な植物です。葉が出る前に花が散ってしまうことから葉と花はお互い顔を合わせることがない、という言い伝えもあります。その姿は凛としてまさに「独立」したかっこいい大人の姿ですね。
≪リコリスの花言葉≫再会
リコリスは、ヒガンバナ科のお花で彼岸花として有名。リコリスの「再会」にはお彼岸の時期になると、前触れなく突然つぼみが現れて花を咲かせるところから、その由来がつきました。毎年お彼岸が近くなったり、故人を思い出す人も多いはずです。また「再会」には未来の自分との出会いも含まれています。今をしっかりと生き努力することで良い未来が訪れます。
≪色別≫白色のリコリスの花言葉
リコリス(彼岸花)は、一般的には赤い色ですが、ごくまれに白い花も存在します。真っ赤な彼岸花の中に白い花が一輪だけ咲いていると、とても目立ちそうですね。清らかで高潔なイメージの白い花が一輪だけ咲く様子から、「想うのはあなた一人」という花言葉が生まれたのでしょう。
≪リコリスの花言葉≫また逢う日を楽しみに
リコリスの「また逢う日を楽しみに」という花言葉は別れのシーンをイメージさせます。かつてリコリスはお墓の周りに植えられる花でもありました。また逢う日を楽しみにという花言葉は死によって分かたれた大切な人へのメッセージかもしれませんね。