もくじ
シダの花の特徴や名前の由来
観葉植物としても人気のシダは、種子を持たず胞子で増える植物です。そのため花を咲かせることはありません。旺盛に茂る常緑の美しい葉は、繁栄や長寿の縁起物として正月飾りにも利用されています。また、シダの一種であるワラビやゼンマイは、美味しい春の山菜として知られています。漢字の表記は「羊歯」ですが、葉の形が羊の歯に似ているなど語源の由来は諸説あり、はっきりとは分かっていないそうです。
シダの花言葉の意味とその由来とは?
≪シダの花言葉≫愛らしさ
シダは花の咲かない熱帯雨林などによく生えているような葉っぱ状の植物のことです。よく観葉植物にも使われており、タマシダやエニシダなんかの派生シダもあります。分類としてはシダ植物、ゼンマイやワラビの大元にもなっています。
≪シダの花言葉≫誠実
太古の昔から地球上に存在してきたシダ。何億年という、途方もなく長い時の流れを経ても、現在に至るまでほとんどその姿を変えていません。シンプルで規則正しい葉の形を普遍に保つことから、「誠実」という花言葉がつきました。
≪シダの花言葉≫魅惑
ヨーロッパでは、シダは夏至の夜に一瞬だけ花を咲かせると言われています。「魅惑」という花言葉は、そんなミステリアスな言い伝えに由来するようです。また、シダの新芽が渦巻状に広がるさまが大変魅惑的なことからも、このような花言葉が付いたのでしょう。
≪シダの花言葉≫夢
シダの「夢」の花言葉は、ヨーロッパの古くからの言い伝えが起源とされています。シダは夏至の日の夜、一瞬だけ花を咲かせると言われているのです。太陽が一番高く昇る日に、一瞬だけ花を咲かせるシダ。古くから、その日は夢を見るように盛大にお祭りをし、シダの葉を探したと言います。
≪シダの花言葉≫愛嬌
規則正しくシャープな葉を広げるシダ。そんな涼しげな葉の間に、カメレオンの舌のようにくるりと巻いた新芽や、茶色く丸いポンポン状の胞子を見つけることがあります。そんな意外な可愛らしさから、「愛嬌」という花言葉がついたようです。