もくじ
ムスカリの花の特徴や名前の由来
3月から5月にかけて開花を迎え、青いぶどうを思わせる花を咲かせる花、ムスカリ。主に、地中海沿岸から西アジアを原産としており、ムスカリの名前の由来は、”ムスクの香り”に似ているからだそうです。ムスクとは、甘く粉の様な香りがし、香水の効果を長く続けさせる効果のある香水の原料のことです。寒さに強く、自然分球で自然に毎年花を咲かせます。チューリップの寄せ植えとしても彩るほか、初心者にも育てやすく、とてもいい香りのする花として人気の花、ムスカリ。見ごろを迎える時に、お花見に出かけてみてはいかがでしょうか。
ムスカリの花言葉の意味とその由来とは?
≪ムスカリの花言葉≫寛大な愛
ムスカリは小さな花が鈴なりに咲く、まるでブドウのような見た目をした愛らしい花です。花言葉は「寛大な愛」。この花は本来、さまざまな種類の他の花と一緒に植えられることが多いのですが、どんな花とも相性のいいムスカリの控えめな可愛らしさを表しているようです。
≪ムスカリの花言葉≫通じ合う心
ムスカリの花言葉は「通じ合う心」です。ガーデニングの名脇役として重宝されているムスカリですが、他の花を引き立てるように、控えめに、寄り添うように生えている様子から、「通じ合う心」という花言葉がつけられました。
≪ムスカリの花言葉≫明るい未来
ムスカリの花言葉は「明るい未来」。植えっぱなしで毎年律儀にブドウのような小さな花をつけます。ムスカリの示してくれる未来は、明るい春。まだ寒いうちに地面から小さな芽を出し、茎をのばし、つぼみを膨らませていく様に、明るい、あたたかい春の予感を感じ取ることができます。春は、門出の季節。新たなスタートのあとに待ち受ける未来を祝福してくれる花です。
≪ムスカリの花言葉≫失意
ムスカリは小さい青紫の花が鈴のように集まって咲く可愛らしい花です。開花時期は3月から5月。比較的に育てることは簡単な花で、秋に球根を植えたら花が咲きます。名前の由来はギリシャ語のmoschos(ムスク)です。これはジャコウネコから採れるじゃ香という香料の意味です。英名ではgrape hyacinth(グレープヒヤシンス)といいます。ムスカリの花言葉には「失意」という陰鬱な意味のものがあります。これはヨーロッパの方面では青や紫というが悲しみに通じるからです。ムスカリの英語の花言葉であるdisspointment(ディスアポイントゥメントゥ)が失望であり、これが日本に伝わったときにムスカリの花言葉になったようです。失意という言葉はのぞみを遂げることができない。またそこからの不満という意味があります。
≪ムスカリの花言葉≫絶望
ムスカリの花言葉は「絶望」です。青く爽やかな花色や小さく可憐な花姿からは予想できない花言葉ですね。ムスカリはかつて死者を埋葬するときに捧げられていた花。大切な人を失って絶望する人の心を象徴しているのかもしれませんね。
≪ムスカリの花言葉≫失望
春になると、公園や庭先の花壇などでよく見かけるムスカリ。ぶどうの実のような可愛らしい花ですが、意外にも「失望」というかなり暗い花言葉が付けられています。一番メジャーな花色である青紫色から由来すると言われ、この色はヨーロッパでは悲しみを象徴することが多いそう。英語の花言葉でも同じ「dissapointment(失望)」。そのまま日本の花言葉にもなりました。