もくじ
テルテル坊主で雨を降らせるおまじないの方法
雨を降らせるおまじないには、黒い紙で泣いている表情のテルテル坊主を使います。
「テルテル坊主」といえば、「明日、良い天気になってほしい」というときに、
願いを込めて作るものです。
子供の頃に、明日が遠足だったり運動会だったり、といったイベントの前日に、
作ったりしたのではないでしょうか。
今回は、その反対です。「雨になってほしい」というおまじないです。
そのために、黒い紙を用意してテルテル坊主をつくり「泣いている表情」を書くのです。
テルテル坊主で雨を降らせるおまじないのポイント
このおまじないのポイントは、2つあります。
1つは、黒い紙を使うことです。そして、2つめは、坊主の力を借りることです。
黒い紙でテルテル坊主を作ってください。白ではダメです。
黒い紙を使うことが、このおまじないを叶えることに繋がります。
そして、坊主の力を借りることが重要です。
日本には、昔から、坊主の力を借りていた風習があります。
黒いテルテル坊主に「雨を降らせたい」という願いを込めて作ってください。
てるてる坊主をお坊さんだと思って真撃にお願いしよう
そもそも、テルテル坊主とはどういったものか、ご存知でしょうか。
中国では、女の子の形をした紙人形を使っていました。
それが、日本に伝わった際、日本の古くからある歴史のなかで、
「僧侶が天気の回復を願う」という風習、伝統があることから、
女の子ではなく、坊主の形になったと言われています。
これが、日本における「テルテル坊主」のはじまりだそうです。
だからこそ、テルテル坊主をほんもののお坊さんだと思って
お願いすることで、叶う確率も高くなるのではないでしょうか。
黒の持つ雨のパワーを借りよう
テルテル坊主は、元々は中国の風習です。
その中国での色にまつわる「意味」を考えてみましょう。
中国の思想では、「白」は晴れ、乾燥を表します。
子供の頃、無意識のうちに白い紙でテルテル坊主を作っていたと思います。
実は、このような意味があったのです。
では、反対の「黒」は、どのような意味かといえば、雨、湿っていることを表します。
だからこそ、今回のおまじないでは「黒いテルテル坊主」にお願いするのです。
てるてるは顔を書くと雨が降るという説がある
テルテル坊主には、昔からある説が存在します。
それは、「テルテル坊主に顔を書くと雨が降る」というものです。
イベント前日など晴れてほしいときのテルテル坊主は、顔を書いてはいけないのです。
そう聞くと、テルテル坊主に顔を書いても良いのか迷うかもしれません。
しかし、このおまじないは「雨を降らせること」が目的です。
この説を信じて、テルテル坊主に顔を書いてください。
泣いてる表情を描こう
「雨を降らせたい」という、おまじないのためのテルテル坊主です。
だからこそ、笑顔よりも泣き顔を書く方が、より効果が高いのです。
これは、涙と雨粒のシルエットが似ていることから、泣いているテルテル坊主が
雨雲を呼び寄せ、雨を降らせると言われていることが理由です。
願いが叶わず雨が降らなかったら、悲しい気持ちになるのではないでしょうか。
その悲しい表情を、テルテル坊主に託して、泣いてもらいましょう。
そうすれば、「雨を降らせたい」という願いを届けてくれるかもしれません。