もくじ
水星人マイナス(-/陰)の性格や性質
基本的な性格や性質:一歩引いて物事を見る
水星人マイナス(-/陰)の人は、冷静な判断力を有しており、群衆から一歩離れた視点で物事を見ることができます。事前の準備もなく、思いつきで物事に対応するような場当たり的な感じはあまり好みません。
また、そのような臨機応変な振る舞いが求められる場面であれば、柔軟に対応できる器用さも持ち合わせていますが、ずば抜けた洞察力や冷静さは隠しきれません。時に「冷たい」という印象を抱かれるかもしれませんが、日常の様々な場面で発揮される理性的な振る舞いを頼りに思う人も多いでしょう。
冷静で理知的な水星人マイナスの人は、物事を正しく見ることができる分、「自分は自分」という意識が強い傾向にあります。そのため、横から口を出されるのは苦手で、他者に弱い部分を見せたくないという気持ちも強いので、周囲に距離感を感じさせてしまうことがあるかもしれません。
基本的な性格や性質:意志が強く自分を見失わない
水星人マイナス(-/陰)の人は、どんな状況下でも揺るがない強い信念を持っています。そのため、周囲の意見に惑わされることなく物事を判断し、自分の考えを貫き通すことができます。
災難やトラブルに見舞われた場合も、すぐに周囲に助けを求めるのではなく、まずは自分の頭で考えて行動します。その結果、問題を乗り越えるとともに大きな経験値を得て成長できるのが、水星人マイナスの強みと言えるでしょう。
一度立てた目標からぶれず、最終的には成果を出す一貫した姿勢には、周囲からの信頼も厚く、ビジネスでも成功を収めやすいと言えます。強固な信念があるために、他の人からの意見に対して頑なになってしまうこともありますが、時には耳を傾ける柔軟な姿勢を見せることで、周囲が良き理解者へと変わり、水星人マイナスの人を応援してくれることでしょう。
基本的な性格や性質:感情に流されることなく物事を遂行する
水星人マイナス(-/陰)の人の特徴は、感情を表に出すことが少ない点です。日常生活において、嬉しいこと、悲しいこと、そのどちらが起きても、それは変わりません。一時の感情によって物事を見る目が狂うことを敬遠しているのでしょう。
ビジネスという観点では、感情に流されない冷静な判断力ゆえに、同僚や部下から「無感情」「冷血」といった印象を抱かれることもあるかもしれません。しかし、トラブルに遭遇しても損なわれない精神力や、流されない意志の強さから、周囲にとって頼りになる存在となるでしょう。
分かりやすい感情表現をしない水星人マイナスの人に対して、どうにかその感情を引き出そうと絡んでくる人もいるかもしれません。しかし、感情に振り回されない論理的な振る舞いや、憶測や噂で物事を判断しないといった水星人マイナスの良さが、徐々に周りの人にも伝わっていくでしょう。
淡々と仕事をこなし、何か問題が起きたときには俯瞰して的確な助言をする。そのような人が職場において頼りにならないはずがありません。
基本的な性格や性質:利に聡い
水星人マイナス(-/陰)の人は、落ち着いた雰囲気ときちっとした物腰から初対面の相手に好印象を抱かれやすいので、業種や分野を問わず広い交流関係を築くことができます。更に、持ち前の洞察力で、世間の情勢や今後の動向などを窺い知ることができるので、現状で自分にとってベストな選択肢は何なのかを嗅ぎ取る能力に優れています。
そのため、世間や周囲が慌ただしくしていたとしても、結果を見てみれば水星人マイナスの人だけは得していた、安全地帯にいた、ということが多々あります。
また、水星人マイナスには、生まれもった性質として「物事を新たに始める」ことへの強い欲求があります。このチャレンジ精神に、類まれな冷静さが合わさることで、前人未到の分野に挑戦しても大きなリターンを得ることができます。その経験の中で、水星人マイナスの利益への嗅覚はますます冴え渡っていくことでしょう。
基本的な性格や性質:事業家の気質を持つ
水星人マイナス(-/陰)の人は、自分のペースで働くことのできる環境でこそ最大の力を発揮することができます。自分の判断に自信があるので、周囲から細かく指示を出されることを好みません。そのため、上司や管理職に細部まで指定されるよりは、ある程度裁量を持たせてほしいと感じますし、実際その方が成果にも繋がります。
物事を正しく見る目を持ち、定めた目標に対してまっすぐ突き進む行動力もあるので、事業家に向いています。起業して、何か問題に遭遇したときにも、冷静さと利益に対する敏感な嗅覚を生かして、最終的には成功をおさめやすいです。
また、損得勘定が得意です。「どうすれば人は動くのか」ということを感情ではなく論理的に考えているので、経営者や指導者としての素質も十分です。お金の使い道も、無駄なく適切な判断のもとに行うことができるので、貯蓄も苦になりません。
霊合星人の水星人マイナスの性格や特徴
霊合星人の水星人マイナスの性格としては、「義理人情に厚い」「臨機応変な対応が得意」といったことが挙げられます。
もともと水星人は、自分で考える力に優れているがゆえにマイペースで、周囲からは「人の意見を聞かない」「一人でどんどん突き進む性格」と思われがちですが、霊合星人の水星人マイナスの場合は、一度信用できると評価した相手はどこまでも大切にします。
見栄やプライドといった感情に流されることがないので、自分にとって必要なことであれば、たとえそれが耳が痛くなるような意見であっても取り入れる誠実さがあります。また、失敗やトラブルの原因は自分の責任として処理し、他者のせいにはしません。
そのような霊合星人の水星人マイナスへの、他者からの信頼は厚く、日頃から何かと頼りにされることが多いでしょう。
水星人マイナスの家庭運・結婚運の特徴
家庭や結婚の特徴:孤独を感じやすい
水星人マイナス(-/陰)の人は、自分の目で見て、自分の頭で考えて、自分で行動するという「自分ありき」の性質をもっています。周囲に頼らなくとも自身の力で物事を解決できますし、あまり感情を表に出すこともありません。
そういった水星人マイナスの性質は、仕事の面では遺憾なく発揮されますが、家庭や結婚という面においては、時に家族との間に距離を生じさせる要因となりそうです。それゆえ、本人は孤独を感じることもあるかもしれません。
ただ、元々自立心が高いため、「一人でも良いかな」という気持ちを持っています。そのため、結婚した後も一人の世界を大事にしたいという思いがあります。「一人で自由に過ごしたい」という思いを持ちつつも、誰かとともに喜怒哀楽を共有したいとも思っています。そのため、人間関係ではどこか満たされない思いを抱くこともあるかもしれません。
ですが、家族と適切な距離を置くスタンスは、育児の面でも大いに役立ちます。溺愛してむやみに甘やかすということはなく、一人の人間として尊重した関わり方ができることでしょう。
家庭や結婚の特徴:結婚運は下降気流ぎみ
水星人マイナス(-/陰)の人は、もともと結婚運が薄く家庭内トラブルに見舞われやすい傾向にあります。これは生まれ持った愛情運も関係していますが、独立心が高いことも影響しているでしょう。
また、自分の判断に自信があるため、負けず嫌いな側面もあります。そのため、家庭内では水星人マイナスの人が舵をとっていることも。ただ、自分ひとりであれこれ担うことにやりがいを感じつつも疲れを溜め込んでも相談できない‥‥‥という状況にもなりがちです。そのため、専業主婦・専業主夫として家庭一筋になるよりは、仕事や趣味など外での活動の場をもつことで、いきいきとした生活を送ることができるでしょう。
また、ついつい仕事のほうに没頭して家庭を二の次にしてしまう傾向もあります。そうすると、自分も家族も人知れず孤独を抱えていた、という事態にもなり兼ねません。家族にも自分にも孤独や寂寥感へのケアが大切だということを受け止めましょう。
家庭や結婚の特徴:結婚への期待が強い
水星人マイナス(-/陰)の人は、結婚に対して大きな期待と理想をもっているため、そのハードルが高いです。そして、いざ結婚してみると、理想と現実とのギャップに悩んでしまうことも。
それは、持ち前の責任感や正義感から生じるものです。結婚や相手の人生を大切に思いすぎるあまり、恋人の時点から「果たして自分は生涯の伴侶としてふさわしいのか」というプレッシャーを感じてしまいます。
結婚後は、円満な家庭を作るための努力は惜しみません。しかし、元々、水星人マイナスの性質は、ビジネスやお金に関することに向いています。結婚や出産などの節目では、努力が空回りしてしまい、最初は頭を悩ませることもあるでしょう。
パートナーから心配され、自信を失うこともあるかもしれませんが、ここでこそ水星人マイナスの特徴である冷静沈着さを取り戻し、前向きな努力を続けることで、明るい道が開けるはずです。
恋愛運の傾向は気を使いすぎて空回ってしまうことも
物事を適確に見る目をもつ水星人マイナス(-/陰)の人は、相手の気持ちの変化や機微に敏いです。
そのため、恋愛においては、相手の気持ちを大切にするあまり、「自分の言動で相手が傷ついてしまわないか」という心配をしてしまうこともあるでしょう。その優しさが行き過ぎて、二人の間のコミュニケーションに神経質になってしまうことも。
また、それまでの関係を壊してしまうことに対する恐怖心もあり、「いいな」と思った相手に対しても、思い切った恋愛的アプローチができないという傾向があります。
パートナーとの喧嘩においては、水星人マイナスの人が「自分が一旦引くことで相手に花を持たせよう」とする器用さを発揮します。しかし、自分の考えも大切にしているので、主張が通らないことへストレスを感じてしまうこともあるかもしれません。
恋愛における不器用さは、徐々に「自分の時間を大切にしたい」「一人でもいいかな」という思いに繋がりがちです。しかし、相手の変化に気づきやすいというのは、本来、人間関係において優れた能力のはず。水星人マイナスの人は、この特質をポジティブな方向へ活かそうと、視点を変えてみるといいのではないでしょうか。
セックスの傾向は積極的でプレイボーイ・プレイガール
水星人マイナス(-/陰)の人はセックスにおいて、意外にも、遊びの関係や一夜限りの相手に大きな抵抗がありません。
人間関係で満たされない思いを抱え、心に穴の空いたような気持ちを感じているときは、たとえ好意を抱いている相手がいたとしても、他の人に目移りしてしまうことがあるかもしれません。
セックスにおいても、とても積極的です。相手の反応を見極める洞察力がここでも発揮され、テクニックを磨くことにも精力的です。相手を悦ばせるための手間暇は惜しまず、実際に悦んでいる様子には本人も強い満足を覚えます。
そして、水星人の特徴として性欲が強いということもあり、持久力に優れ、その頻度も多いでしょう。性別を問わず、性行為に対する抵抗感は少なく、好意的です。比較的若い段階から性への興味・関心を抱くことがあり、もしかしたら、その経験も人より早めかも知れませんね。
水星人マイナス(-/陰)の金運の特徴はずば抜けた強さ
水星人マイナス(-/陰)の人は、人並み外れた金運をもっています。お金の価値が分かっていて大切にしているからこそ、お金の出入りや他人への貸し借りには厳しい傾向があります。
当然、無駄な出費はできるだけ控えたいと思っています。時には、水星人マイナスの人はケチ、守銭奴と思われることもあるかもしれませんが、必要な出費や将来リターンの見込める投資には躊躇しません。不要な支出を嫌う性質があるので、貯蓄も得意です。
また、ビジネスチャンスに対して鼻が利くので、お金を生み出す才能もあります。労せず富を築くことができるでしょう。問題やトラブルにも冷静に対処でき、時機を見て行動することができるので、会社勤めであれば出世、自営業であれば事業拡大も容易いはずです。
水星人マイナス(-/陰)の仕事運の特徴は個で活動すると活きる
水星人マイナス(-/陰)の人の仕事運は、集団や組織の中にいるときも個人で行動する時に発揮されます。もしかしたら、今までの人生を通して、本人は薄々自覚しているかもしれません。
スポーツで例えるならば、野球やサッカーなどチームプレーが求められる競技よりも、テニスや武術など個人がその技能を極め磨き上げていく競技が得意です。
水星人マイナスの人は、自分で適切な判断を下す十分な能力があるので、周りから色々と口を出されるのは少し苦手です。「これは君に任せるよ」と、ある程度自由に仕事を任せてもらえる方がやりがいを感じます。
自分一人でコツコツと作業するのに向いているので、文章を書いたり絵を描いたりするときには、並外れた集中力を見せて、周囲をびっくりさせた経験があるのではないでしょうか。そういう点では、水星人マイナスの人は、一人で自分の世界に没頭できる作家や陶芸家に向いている側面をもっているといえます。
水星人マイナス(-/陰)の相性はどう?各星人との関係を解説
水星人マイナスと土星人との相性は短くても楽しい時間を過ごせそう
六星占術では、水星人マイナス(-/陰)と土星人の相性は、関係が始まってすぐは盛り上がるものの、時間が経つにつれ、互いにズレを感じることがあるようです。
そのため、初めは気の合う友人だと思ったものの、あまり付き合いが長続きしなかった、という経験があるかもしれません。そのときは、相性は相性と思って、割り切る必要があるでしょう。
ですが、たとえ短い間だったとしても、一緒に過ごしていると楽しいのは事実です。実は、水星人マイナスには元々少し飽きっぽい側面があるので、長い人付き合い自体求めていないという人もいるかもしれません。
それならいっそ開き直って、積極的に交遊することで、新たな出会いや思わぬ付き合いに繋がるかもしれません。
水星人マイナスと金星人との相性は時間はかかるが自分たちだけで物事を解決できる
俯瞰して物事を見る冷静さを持つ水星人マイナス(-/陰)と、見える物にこだわらず積極的に行動できる金星人とは、感情に縛られて物事を捉えないという点で、気が合います。
二人のうち、どちらかと言えば金星人の方が、物事の段取りをさくさくと決めることが得意なので、水星人マイナスの人を引っ張っていく関係になりそうです。物事を見る目は、水星人マイナスの方が人並み外れて優秀なので、金星人に流されるだけではなく、その都度適切な助言ができる対等の関係を築くことができれば、互いに不足している部分を補える良きパートナーとなることでしょう。
また、水星人マイナスの人の理路整然とした話し方には押し付けがましいところがないため、感情的な言動に抵抗のある金星人も受け入れやすいようです。
恋愛関係であれば、お互いの今まで知らなかった面白い部分を引き出しあい、いわゆるツーカーの仲になることができます。そのため、壁にぶつかったときも手を取り合い、解決に向けて行動することができるでしょう。
水星人マイナスと火星人との相性は火星人が上手く相手を包み込めると花開く
水星人マイナス(-/陰)の大きな特徴である、「一度決めたことは絶対に貫き通す」という意志の強さは、時に周囲の人から煙たがられることもあるでしょう。しかし、包容力のある火星人と一緒にいることでその頑固さが中和されるので、二人は周りから良いコンビだと評価されます。
水星人マイナスの冷静沈着な視点は、暗雲に包まれたような先の見えない状態であっても、他者を導くことができます。感情表現が苦手な水星人マイナスが、他の人を引っ張っていくときに生じさせがちなトラブルは、火星人が間に入ることで解消されます。
二人の意見が対立することも少なく、自分の考えを大切にしたい水星人マイナスにとって、すべてを受け止めてくれる火星人の存在は、心から安心できるものでしょう。
二人は、将来を見据えた長期的な関係を基礎からじっくりと作り上げて、素敵な未来を描くことができます。時々はすれ違うこともありますが、そこは柔和で包容力のある火星人のおかげか、二人が仲直りするまでの期間は短く済むことでしょう。
水星人マイナスと天王星人との相性は駆け落ちしてでも一緒になれる強い相性
水星人マイナス(-/陰)の、一度決めたことはやり遂げたいという思いは非常に強いです。そのため、一度「この天王星人と一緒になりたい!」と思ったなら、たとえ駆け落ちしようとも、家族や周囲から強い反対をされようとも叶えようとするパワーをもっています。
一方、天王星人は、信じた人と同じ道を行くことを好みます。そのため、水星人マイナスが主導的な立場となって、二人の関係をぐいぐい引っ張っていくことでしょう。「どんなに辛いことがあってもついていきます」という天王星人に対して、「絶対に守る」という強い信念を抱く水星人マイナスという二人の関係はとてもロマンチックです。
もちろん、相手に対して隷属したり服従したりしているのではなく、互いに対等で、傷ついたときにはいたわりあうことを忘れません。二人の間に強い絆が形成されているからこそ、周りの反対にも躊躇することはないでしょう。
水星人マイナスと木星人との相性は相手に引っ張られることで良縁となる
分別があり聡明で、主導者として頼りになる水星人マイナス(-/陰)と、受動的で他者のサポートが得意な木星人との相性はとても良いです。調和の取れた関係性は、周囲からも歓迎される良縁となるでしょう。
洞察力に優れた水星人マイナスの人は、円滑な人間関係の大切さを知っています。他者から頼りにされることも多く、周囲を様々な人が取り巻いていることでしょう。木星人は、短期的な利益に執着せず、物事を長い目で考えることできるので、水星人マイナスと一緒にいることで、将来を見据えた建設的な関係を築くことができます。
もし、水星人マイナスの人が他でもない木星人をパートナーとして選んだのであれば、先見の明があると言えます。お互いの性格が歯車のように上手く噛み合い、末永い幸せに繋がる素敵な縁になることでしょう。
水星人マイナスと水星人との相性は発展が望めるが時に抑止しなければならない
水星人マイナス(-/陰)と水星人は、類まれな判断力と行動力をもつ二人が意気投合することで、あまりにも勢いよく物事が進みすぎてしまうので、時にはどちらかがブレーキをかける役目をする必要があります。どちらも夢や未来を開拓する前向きなパワーに満ちているので、とてもエネルギッシュです。
しかし、あまりにもエネルギーが強すぎて、まるで車のタイヤがパンクするかのように、二人ともある日突然動けなくなってしまう可能性も高いです。「調子が良すぎるな?」と思ったときには、一度立ち止まって、無理をしていないか確認した方がいいでしょう。
何もせずに、永久に走り続ける車はありません。時にはガソリンを入れたり、メンテナンスをしたりすることが必要です。一度休憩してみることで、より長く先を目指せる健全な関係を維持できるのではないでしょうか。