四柱推命

壬子(みずのえね)はどんな年?生まれの性格や特徴を紹介【四柱推命】

四柱推命は、日本でも当たると評判の高い占いです。命式にある天干(てんかん)と地支(ちし)の組み合わせで、人の性格や価値観、運気の流れなどがわかります。

壬子(みずのえね)は例えるならば、「真冬の川や大海原」です。壬は冬の厳しい海の勢いのある様子を表わし、子はネズミのもつ聡明さを表わしています。

こちらでは壬子の人の基本的な性格や男女別の気質、男女別の恋愛傾向、結婚運、仕事運、良い相性と悪い相性、壬子生まれの有名人をお伝えしていきますよ。

壬子生まれの基本的な性格・特徴

際立つ聡明さ

60種ある天干と地支の組み合わせの中でも、もっとも聡明とされるのが壬子です。「壬」も「子」も水の性質を持ちますが、五行思想において水の性質を持つ人は頭の回転が速くて大層機転が利くと言われています。判断力が高くて合理的な、マメマメしい働き者です。

壬子の人の発言はズバッと核心をついたものが多く、たくさんの人たちから一目置かれます。鋭い意見には隙が無く正論そのものなので、誰もがそれを認めざるを得なくなるのです。性格もストレートで、物言いに躊躇しません。

そういった風ですから基本的には「しっかり者」のイメージが強いのですが、どこか少しオトボケなところもあり憎めないキャラクターです。特に女性は普段鋭い面を隠していることも多いので、中々侮れませんよ。

勢いのある人

壬子はバイタリティのある、勢いの強い人です。闘争心も強いほうですから、どんな困難にも立ち向かえる強靭な精神力を持っていますよ。独立心も旺盛ですから、こうと決めたら自らの意志を曲げずに突き進んでいきます。

ときに無謀と思われるようなものごとも平気でやってのけますが、壬子の人は生まれつき聡明ですから確実性のある道しか進んで行きません。優れた判断能力がGOサインを出すということは、それなりに勝算があるからなのですね。

もちろん、敢えて無難な道を選ぶ場合もあります。壬子の人は失敗が少ないのが特徴ですが、それは自分ならできる!という強い意志と、前もってしっかりとリサーチしておくマメさや生真面目さを持ち合わせている故なのです。

強いリーダーシップを持つ

壬子の人は、周囲の人たちを巻き込んでいけるほどの強い勢いの持ち主です。聡明で頭がキレることもあり、いつの間にかグループのリーダー格となっている場合がありますよ。

周囲の人たちの意見をまとめあげるのも上手ですし、誰に対しても分け隔てせずに公平に接します。面倒見の良いところもあって、まさにリーダーに相応しい器を持ち合わせているのです。人望もあるので、知らぬ間に人が集まってきます。

元々、壬子の人には大変革をもたらすほどの強さがあり、誰もが到達したことの無いゴールにたどり着ける強い運気の持ち主です。この人に着いていけば、これまで見たことの無い景色が見られる……と、多大なる期待を寄せられる運命にありますよ。

懐が深い

前述したように壬子の人が統率力に恵まれているのは、聡明だからという理由だけではありません。他人に対する思いやりの深さも、その大きな理由です。壬子生まれの人は我慢強さもあり、辛抱強く部下を育て上げていく度量もありますよ。

たとえば失敗した人に対しても、頭ごなしに叱りつけたりはしません。「大丈夫。次にまた頑張ればいいよ!」とサラッと言い放てるだけの心の広さがあります。慕ってくる人を無碍にしない、大らかな優しさがあるのです。

しっかりとした人柄ではあるものの、マイペースを保っていられるだけの余裕もあります。懐が深くて余裕を感じさせる器の大きさがあるからこそ、他人から認められ、求められるようになるのですね。

独特の色気を持っている

壬子の人は生まれつき容姿端麗な人が多いのも特徴です。本人は「自分は割と地味なほう」だと思っている場合も多いのですが、傍目から見ると独特の色気を漂わせていたり、派手ではなくても人目を惹いたりするような華があります。

清潔感漂う爽やかな色気があるのも特徴的ですね。男性も女性もその色気をわざわざ売りにするわけでもなく、自然体でいることがモテる理由なのかもしれません。壬子の人は堂々としているので、内側から輝くオーラのようなものが滲み出てくるのです。

豊かな情緒に恵まれ、社交的で物怖じしない大胆さも人目には魅力的に映りますよ。他人に対する警戒心がないので、屈託無くどんな人も受け入れていく無邪気さも魅力の一つですね。

壬子生まれの女性は「賢く爽やかな人」

壬子生まれの女性は、サッパリとした明るい気性と聡明な頭脳の持ち主です。颯爽とした姿が多くの人の憧れを呼びますよ。大胆で度胸があり、ストレートではっきりとしたものの言いようがとても魅力的です。

女性らしいしなやかさもあり、細かい面まで気配りが行き届いています。「子」はネズミを表わし、産み育てる意識の強い干支。壬子の人は子ども好きで、大らかな母性本能を生まれながらに持ち合わせていますよ。

その母性本能が大らかな持ち味と結びついて、他人から頼りにされることも多いでしょう。ベッタリとつかず離れずで付き合うタイプではありませんが、基本的に他人に対する面倒見もよく、男女を問わず慕われます。

独立心が旺盛なので、お一人さまで行動するのも嫌いなほうではありません。彼氏がいても、友だちがたくさんいても、一人でサラッと行動できるスマートさがありますよ。都会的な雰囲気がある人ですが、意外と内面は古風だったりもします。

壬子生まれの男性は「大らかな統率者」

壬子生まれの男性は、マメで働き者。折り目正さもあり、人付き合いも上手なほうです。人間関係では細やかな気遣いができますから、上からは信頼され、下からは大いに慕われます。リーダーシップを発揮して周囲を力強く引っ張っていく、生まれついての統率者ですよ。

つねに頭の中で何かを考えていたり、周囲に気を配ったりしているので気難しいと思われることもありますが、本来はとても大らかで他人に対しては細かい注文をつけたりしません。カラッとした明るい性格で、統率者足る包容力も充分に兼ね備えています。

壬子の男性はとても大胆で、恐れを知らない強さを身につけた冒険者です。新しい場所に飛び込んで行くのも、新しいものごとを始めるのも、一切の戸惑い無しにチャレンジしていきます。

そんな豪胆な性格とは裏腹に、いつまでも少年のような純粋さを忘れない一面も。無我夢中で何かに取り組んでいる壬子の男性の横顔は、まるで少年そのもののような魅力がありますよ。

壬子生まれの女性の恋愛傾向・好みのタイプ

壬子生まれの女性は見目麗しい人も多く、独特の色気があります。カラッと爽やかで明るい性格は、数多くの異性のハートをトリコにしてしまいます。自分からアプローチするよりもアプローチされることが圧倒的に多い、恋多き女性です。

自分の気持ちにとても正直で、好きになったら精一杯お相手のために尽くします。ですが、「もうこの恋はダメだな」「この人とは合わないな」と思ったら、後を引かずにきっぱりとお別れもできる潔い心の持ち主なのです。

もちろん、思い悩んだり苦しんだりすることもあるでしょう。ですが、後ろ向きに考えていても仕方がないと、すぐに気持ちをポジティブに切り替えていきますよ。そんな前向きさがあるからこそ、幸運が味方になってくれるのです。

そんな壬子生まれの女性が好きになるタイプは、尊敬に価する面がある男性。完璧さを求めるというよりは、どこか一つでも「素晴らしいな」「見習いたいな」と思う要素があれば、そこから恋心へと繋がっていきますよ。

壬子の女性は、合理的で現実的です。完璧で理想的な相手を追い求めるよりも、現実的に一緒に幸せをつかめるお相手を求めています。幸せは自分自身が見出し、作り上げていくものだと考える実直な人なのです。

壬子生まれの男性の恋愛傾向・好みのタイプ

壬子生まれの男性は社交家で、女友だちもたくさんいます。日頃から女性と関わる場面が多くて女心をよく理解しているため、さり気なくエスコートしたり、気を遣ったりと女性の扱いがとても上手です。

ルックスもイケメンだったり、男の色気を漂わせていたりと、非常にモテます。つねに女性が周りにいるのでプレイボーイ風かと思いきや、意外と本当に下心もなく単なる友だちとして付き合っていたりするのです。

そんな風ですから、周囲からは少々誤解されがちなところはあるかもしれませんね。ただ、壬子生まれの男性は友だちと思っていても、虎視眈々と彼女の座を狙っている女性がたくさんいますよ。女性側から積極的にアプローチされることも多いのです。

しかし、壬子の男性は、本来自ら積極的に女性を落としたいタイプ。好きなタイプの女性が見つかれば、懸命にアプローチを開始します。お付き合いがスタートしても、その人だけが壬子の男性にとって唯一の女性です。一途にお相手を愛し続けますよ。

壬子生まれの男性との交際を望むなら、束縛するのはご法度です。自由にしているようでも本当に愛しているのは恋人だけ。信じて大らかに接しておけば、恋人に対する愛情はより一層高まっていきますよ。

壬子生まれの結婚運

壬子生まれの人は男性・女性ともに結婚の運気は上々です。モテるタイプですから、多少の紆余曲折はありながらも、最終的には自分が好きになった人と一緒にガッツリと幸せをつかみ取れますよ。若い間の山あり谷ありの時期に多くを学ぶと吉です。

男女ともに堅実ですから、恋愛中からしっかりと結婚を意識しています。長すぎる交際期間はマンネリを引き起こしてしまいますから、お相手の人となりを把握できれば早めに決断するに越したことはありません。壬子生まれの人には人を見抜く力がありますから、その直観を信じても大丈夫です。

結婚後は明るくて賑やかな家庭が築けますよ。社交的ですから、家族ぐるみのお付き合いも多くなりそうですね。女性は母性本能も強いので、夫と子どもの面倒をしっかりと見つつも仕事もちゃんとこなすスーパー主婦になるでしょう。

男性は結婚すると仕事により一層精を出しますが、一方で少し甘えが生まれて妻とのコミュニケーションが減ってしまう可能性も。身を固めて、安心してしまうのかもしれませんね。口に出さなくても判ってもらえるだろうと思わずに、感謝の言葉をマメに投げ掛けると夫婦仲が安定しますよ。結婚前のマメな自分を忘れずにいてくださいね。

壬子生まれの仕事運・適職

壬子には生まれつき器用な人が多く、技術を習得させるとすんなりと覚えてしまえる才能があります。それに加えて聡明な頭脳も持ち合わせており、何をやらせても如才なくこなして自らの高い資質を活かす要領の良さもありますよ。

ただし、本人が心の底から本当にやりたいと思えるものを職業にしなくてはなりません。好き嫌いの激しい一面があり、単に金銭を得るためだけの仕事に対してはあまり熱量が持てないのです。

そのかわりと言っては何ですが、好きな仕事であればどこに行ってもリーダーとして認められるような働きができるでしょう。粘り強さも人望もありますから、早くから頭角を現すようになりますよ。

壬子の人は統率力に恵まれていますから、起業して社長として社員を引っ張っていくのに向いています。組織である程度の経験を積んでから、独立して会社を興すといいですね。

他人を率いて行くのに充分な素質がありますが、コツコツと一人で働くのにも適性があります。若い間に修行を積んで技術を習得し、いわゆる「職人」と呼ばれるような専門分野で身を立てるのも吉ですよ。

また、鋭い洞察力や知性を活かせるアナリストや医療従事者、営業職、作家や教育者にも適性があります。

壬子生まれと相性の良い十干十二支

壬子生まれの人と相性が良いのは、「丁丑(ひのとうし)・辛丑(かのとうし)・乙丑(きのとうし)・庚辰(かのえたつ)・丙申(ひのえさる)」です。

丁丑は正直で真面目なのんびりとした人。テンポは真逆のお相手ではありますが、不思議と一緒にいて居心地の良いお相手ですよ。精神的な繋がりも強くなりやすいので、お互いの信頼度もどんどん高まっていきます。

辛丑は堅実で安定性が抜群です。グイグイと引っ張るタイプの壬子の人にとっては、最高のサポーターとなってくれますよ。口数の少ない人ですが、しっかりとその場を支えてくれる縁の下の力持ちです。

乙丑の人の知性の輝きには、目を奪われずにはいられません。努力家で着実性があるので、壬子の人にとっては大いに尊敬できる資質をもっていますよ。

庚辰の人はサッパリしており、壬子と同じくとても大胆です。壬子の人からすると共感できる面も多く、頼れる存在なので壬子の人にしては珍しく甘えることができますよ。

丙申は純粋で人が良いタイプです。お互いのテンポも良く合い、一緒にいて心から楽しいと思えるお相手ですよ。少しおっちょこちょいな面にも愛嬌が感じられ、壬子の人にとっては癒やしの存在となってくれます。

壬子生まれと相性の悪い十干十二支

壬子生まれの人と相性が悪いとされているのが、「癸卯(みずのとう)・庚午(かのえうま)・己巳(つちのとみ)・丙戌(ひのえいぬ)・戊戌(つちのえいぬ)」の人たちです。

ですが、一般的にそう言われているだけであって、必ずしも悪い相性と言いきれるものではありません。お付き合いの仕方をよく知っておけば軋轢も避けられますし、他の要素がプラスとなって好相性になる場合もありますから、一見してガッカリする必要はありませんよ。

癸卯の人に関しては、考えや価値観が理解し辛い面がありそうですね。癸卯の人は基本的にとても温和ですが、信念を持っている部分には頑なになりやすいでしょう。そこをフォローしてあげられれば、お互い家族愛の強い者同士ですから気も合います。

庚午は価値観が真逆になりやすいお相手です。でも、お互いにサッパリした気性ですから、例え言い合いになったとしても尾を引くようなことにはならないでしょう。

己巳の人には、ついつい壬子の人を構いすぎてしまう面があります。とても優しい人ですが、過干渉が気になるなら少し距離を置いた関係性を築くとうまくいきますよ。

丙戌・戊戌の人たちとは時折ぶつかり合いながらも、一緒に居るとお互いに安心感を覚える組み合わせです。そんなに悪い相性ではありませんから、自然体で接していくと吉となります。

壬子生まれの有名人・芸能人

  • 田村 亮:1972年1月8日(タレント)
  • 久保 純子:1972年1月24日(アナウンサー)
  • 新庄 剛志:1972年1月28日(元プロ野球選手)
  • 熊川 哲也:1972年3月5日(バレエダンサー)
  • 藤木 直人:1972年7月19日(俳優)
  • はるな愛:1972年7月21日(タレント)
  • 武田 真治:1972年12月18日(俳優・タレント)
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