四柱推命

丁未(ひのとひつじ)はどんな年?生まれの性格や特徴を紹介【四柱推命】

四柱推命とは、その人の生年月日と生まれた時間をもとに命式を作り、生まれ持った性格・能力・資質を導き出すことで、その人の運勢や他の人との相性まで読みとける占いです。

「丁未(ひのとひつじ)」の「丁」は囲炉裏や焚き火など、人がおこす火を表します。「未」は穏やかで人情に厚いことを意味します。それゆえ、丁未生まれの人は穏やかでありながらも、内面には熱い情熱を持っている人と言えますよ。

この記事では、丁未生まれの人の基本的な性格・特徴、恋愛傾向・結婚運、仕事運・適職などに加え、相性の良い干支・悪い干支もお伝えします。ぜひ隅々までチェックして、今後の人生の参考にしてくださいね。

丁未生まれの基本的な性格・特徴

天性のヒーラー

丁未生まれの人は、とても優しく穏やかな人です。怒ることはほとんどなく、ニコニコと笑顔を絶やさないタイプ。それゆえ、周りの人も丁未生まれの人がそばにいると、穏やかな気持ちになり癒やされます。

また、丁未生まれの人は言葉使いも丁寧で、誰に対しても平等に接することができるのが特徴。いつも心に余裕があり、せかせかしたりイライラしたりすることがないため、周りの人へも気配りができます。

さり気なく周りの人を気づかい、相手が今、何を求めているのか?を察することができるため、優しい声かけも可能。非常に安定感のある優しいお人柄といえます。

ただ、あまりにも優しすぎるため、利用されてしまうこともあるので要注意。奉仕精神の強い丁未生まれの人ですが、相手を選びながら自身が倒れない程度に、お相手に手を差し伸べることを意識していくとGOODですよ。

相手によって態度を変えない

どんな時も自然体でいられる丁未生まれの人。相手によって態度をコロコロと変えるということはなく、常にどのような人にも平等に接していきます。

それは、相手が上役や自分よりもステータスが上の人であっても同じ。媚を売って自身を好いてもらおうなんていう考えは微塵も浮かびません。また、部下や年下の人に対しても威張ったり、横柄な態度をとったりということもないため、周りの人からは「裏表がなく信頼できる人」と思われていることが多いです。

自分の弱みを隠すこともなく、虚勢を張るといったこともしないため、ありのままで生きられます。それゆえ、自然と心に余裕が生れて周りの人を大切にできるのですね。自身の心の声を一番大事にして行動していける素晴らしい人ですよ。

強運の星回りを持っている

丁未生まれの人は、心の中で願った事が実際に叶いやすいという強運の持ち主。それというのも、「丁未」は陰陽五行説においてマイナスの土とマイナスの火の性質を持っているとされており、「火生土(かしょうど)」という強運の星回りになっているから。火は灰(土)を生み出しますが、同時に灰ができる火であれば安定して揺らめき続けることができます。

ですので、丁未生まれの人思い描いたことがかなり実現しやすいタイプなのですよ。

たとえば、「休日のお昼だからどこのレストランも混んでいそう。空いていたらラッキーかも」と考えていると、丁未生まれの人がお店を訪れた途端にレストランの席がパタパタと空いていくなんてことが起きたり。また「今月はお財布がピンチだから、臨時収入があったら良いなぁ」と考えていると、身近な人から「この間のお礼に……」と商品券を頂いたりと幸運に恵まれやすいです。

もちろん、持って生まれた運だけでなく、普段から周りの人に優しく接するなど世のため人のためにと徳を積むような行動をしている丁未生まれの人ですので、積んだ徳が倍となって返ってきているとも言えますね。

保守的傾向が少々強め

丁未生まれの人は、とても穏やかで保守的な人です。内に熱いものを秘めていますが、人と争うことを好まないため、誰かを押しのけてまで出世しようなどと考えもしません。それよりも「楽しくいられるなら、いつもと同じで良いや」と思えるタイプです。

また、失敗や傷つくことを恐れるため、十分な実力を兼ね備えていながらも、新しいことに挑戦することを躊躇する傾向にあります。できれば安定した状態を維持したいと考えるのですね。それゆえ、後になって「あの時、挑戦しておけば良かった」と後悔することも。

せっかく運の良い星回りを持っているのですから、興味が湧いたものには勇気を出してどんどん挑戦していきましょう!「願いが叶いやすい」という特性を持つ丁未生まれの人ですので、ポジティブ思考でいられれば思った以上に成果が上がるはず。チャンレンジすることを恐れないで。

豊かな感性の持ち主

感じるチカラがとても高い丁未生まれの人。「丁未」の「丁」は人がおこす火を表します。それは焚き火のような穏やかな火であったり、花火のような激しい火であったり。それゆえ丁未生まれの人は感情の揺れ幅が大きいと言えます。

ただ、その感情の揺れが他人に向かうことはありませんよ。それというのも、丁未生まれの人は常に心に余裕があるから。嫌な出来事があったからと誰かに当たったり……なんてことは無いのです。

それよりも、その感情の揺れは芸術作品を見たときや小説などを読んだときに出てくることが多いです。たとえば、悲しい映画を見て心を揺さぶられてしまい、人目をはばからず涙を流してしまうといった具合ですね。とても感情移入しやすいタイプです。

しかし、だからこそ人の立場に立って物事を考えられるのですね。丁未生まれの人の優しさは豊かな感性のもと生まれていると言っても過言ではないでしょう。

丁未生まれの女性は「裏表がなく、自然体で生きる人」

丁未生まれの女性は、誰に対しても公平に接することのできる人です。相手が異性だからとか、自分にとって得になる人だからと考えて、態度をコロコロと変えるようなことはありません。 

それゆえ、周りの人から「裏表がなく、心のキレイな人」と思われたり、「計算高くなくて素敵な人!」と異性から恋心を抱かれたりすることも少なくありません。

また、自分自身をよく見られたい!と気負うこともない丁未生まれの女性。弱みを見せることを恐れず、どの人にも自然体で接していきます。自身を偽る必要がないため、いつでもストレスフリー。そんなところから心にも余裕が生まれ、常に穏やかにニコニコと笑顔でいられるのです。

見た目も中身もシンプルに、自然体で生きる丁未生まれの女性ですので、周りの人にはとても魅力的に映っています。しかし本人はそんな風におもわれているとは気づいていません。気づいたとしても鼻にかけることを全くしないのが丁未生まれの女性なのです。

丁未生まれの男性は「心優しく、奉仕精神に富む人」

丁未生まれの男性は、とても温和な人です。誰に対しても丁寧な言葉を使い、優しく真摯に向き合うので、周りの人も一緒にいると心が和らぎ温かな気持ちになれます。

いつも心に余裕があるため気配りもできて、人を包み込むような優しさを持っていますよ。たとえ他の人が思わぬミスをしたとしても、頭ごなしに叱るなんてことはありません。

それどころか相手が心から反省していると分かれば「誰だってミスの一つや二つすることはあるさ。気にしなくて大丈夫!」と慰めるほど。非常に懐の深いお人柄です。

また、人や社会のために役に立ちたいという意識がとても強い丁未生まれの男性。時には、残業している部下や同僚を手助けしようと自身の体調を顧みず、無理してしまうこともしばしば。

そんな奉仕精神の強さはキチンと徳として積まれていますよ。そのため、ピンチの時には今までに手助けしたお相手からの応援があったり、思わぬところからビックリするような幸運に恵まれたりするのが丁未生まれの男性なのです。

丁未生まれの女性の恋愛傾向・好みのタイプ

普段、丁未生まれの女性は安定を好む傾向にあり、いつもと変わらぬことに安心を感じるタイプです。しかし、こと恋愛に関しては正反対の性質が出てきます。つまり、恋愛では刺激的な要素を求める傾向にあるのですね。

たとえば、遠距離恋愛で会えない時間が長くなるほど相手への愛おしさが募るというように、お相手との間に障害があればあるほど燃え上がります。まるでキャンプファイヤーの火が燃え上がるかの如く、メラメラと恋する気持ちが燃え上がってくるのですね。

それゆえ、一度恋に落ちてしまえば、お相手以外目に入らなくなることも!他のことは差し置いて恋愛を最優先にしてしまうのが、丁未生まれの女性の恋愛の特徴です。

それというのも、丁未生まれの女性の豊かな感性がそうさせてしまうのですね。しかし、相手次第では身を滅ぼす可能性もないとは言いきれません。

丁未生まれの女性が惹かれるのは、話していてフィーリングの合う人です。また、相手のステータスなども全く気にしない丁未生まれの女性ですので、話が合い心が通じ合えば大丈夫!とばかりに一途にお相手を愛するでしょう。時には、ややハイリスクの男性にさえのめり込んでしまうことも……。

ですのでお相手にのめり込みそうになる前に、一度は気のおけない親友と3人で一緒に食事をするとGOODです。丁未生まれの女性を大事に思う親友ですから、キチンと冷静な目で判断してくれるはずですよ。

丁未生まれの男性の恋愛傾向・好みのタイプ

丁未生まれの男性は、とても穏やかな人ですので、人を押しのけて先陣を切るタイプではありません。どちらかと言うと皆の後をついていくタイプ。それは恋愛であっても同じです。

ですので、年下よりも頼れるような年上の女性が好みですよ。また、年齢が自分より下であっても、自分を引っ張っていってくれるような姉御肌気質の女性に強く惹かれます。明るくサバサバした女性が自分をグイグイと引っ張っていってくれたら嬉しいなぁと思っているのですね。

それゆえお付き合いし始めると、デートプランはお相手に決めてもらいたがります。丁未生まれの男性は、こと恋愛においてはとても甘えん坊になってしまう一面があるのです。

そんな風に素直に甘える丁未生まれの男性ですので、お相手も自分だけに心を許してくれるのだと思うととても可愛らしく映り、ついついお世話を焼いてしまうでしょう。

裏表なく、ありのまま姿で接し、一途にお相手に心を寄せる丁未生まれの男性。お付き合いし始めたらお相手だけを思い続けるため、浮気などの心配もありません。また、将来を見据えて堅実な関係を紡いでいこうとしますよ。

丁未生まれの結婚運

丁未生まれの女性は出会い運が高いため、運命のお相手と感じるようなフィーリングの合う男性に出会いやすいです。また、とても感情豊かな丁未生まれの女性ですので、一度恋に落ちてしまうと恋の炎は瞬く間に燃え上がるでしょう。

それゆえ、出会ってからそれほど期間を置かずして結婚に至ることも多いですよ。一途にお相手を愛し続けるので、結婚運も上々!愛し愛される関係を築いていけますし、結婚後も会話の弾む家庭を作っていけます。

一方、丁未生まれの男性は一般的に結婚適齢期と言われるような時期、おおよそ30代前半頃に運気がグッと上昇するので、その時期にゴールインできる予感あり!

ついつい理想のお相手とお付き合いできると、「早く結婚したい!」と望んでしまう丁未生まれの男性ですが、自然な流れに身を任せることが幸せな結婚へと繋がる秘訣ですよ。

無理に結婚へと進めようとせず、焦らずじっくりとお相手との距離を縮めて、確かな絆を築いてからプロポーズすると成功する可能性大!もちろん、甘えん坊な丁未生まれの男性ですので、お相手からプロポーズしてもらえるように甘えていくのもGOOD!

恋人が頼りになる女性ならば、主導権は女性に握ってもらうと結婚への流れが良い方へと流れやすいでしょう。結婚後もまるでCMに出てくるような爽やかで温かな家庭を築けますよ。

丁未生まれの仕事運・適職

丁未生まれの人は、豊かな感性の持ち主です。それゆえ、感性の豊かさを発揮できるようなクリエイティブな職業に向いていますよ。たとえば、シナリオライターや画家などが適職ですね。

他の人にはない鋭い感性を持つ丁未生まれの人ですので、たまたま友人と行った映画で心を激しく揺さぶられ涙することもあるでしょう。丁未生まれの人は、そのような感動体験をたくさん重ねることで、豊かな感性をさらに広げていけます。

また、積み重ねてきた思いを言葉や絵に託すことが上手いのが丁未生まれの人。丁未生まれの人がシナリオ書いたり絵を描いたりすれば、それを見た人々の心は大きく揺さぶられるでしょう。

稀な才能を持つ丁未生まれの人が心を込めて作品を生み出すのですから、たくさんの影響を世の中に与えていくはずです。きっと、そんな仕事は丁未生まれの人にとって欠かせないライフワークとなるでしょう。

また、博物館などに勤務する学芸員や図書館などに勤務する司書も適職。身近に心を豊かに&感性を刺激してくれるような資料や作品などがあれば、丁未生まれの人も毎日ワクワクできるでしょう。

そのような日々は何事にも代えがたく、刺激的な毎日となり満足感を得られるはず。もちろん、それ以外の職業でも感性の豊かさを活かせる仕事に就けば、どんどん成り上がっていけるので、仕事運は上々と言えます。

丁未生まれと相性の良い十干十二支

十干十二支の中で丁未生まれの人と相性が良い干支は、「壬午(みずのえうま)・乙亥(きのとい)・甲午(きのえうま)」です。

多芸多才で幅広い視野を持つ壬午生まれの人。丁未生まれの人と同じく豊かな感性を持ち合わせているタイプです。丁未生まれの人と壬午生まれの人がひと度触れ合えば、相乗効果で世の中を揺るがすような作品を生み出すことも可能!お互いに刺激し合い、高みを目指し合える最高の相性です。

パワフルな行動力でぐんぐん進んでいく乙亥生まれの人。他人にリードされるよりも、リードしたいタイプです。一方、丁未生まれの人はリードされることをとても好むタイプ。それゆえ、とてもピッタリな相性と言えますよ。お互いに立ち位置が決まっているためやりやすく、仕事でも恋愛でも上手くやっていける素晴らしい相性です。

強い奉仕精神を持つ甲午生まれの人。丁未生まれの人と似たタイプであるため、一緒になってボランティア活動などに勤しめそうです。また甲午生まれの人は、普段は穏やかな資質が前面に出ていますが、多くの人が集まれば人をまとめる事も大得意。二人でコンビを組めば、ピンチの時でも力を合わせて乗り越えられるでしょう。良き相棒となれる相性ですよ。

丁未生まれと相性の悪い十干十二支

十干十二支の中で丁未生まれの人と相性が悪い干支は、「辛丑(かのとうし)・癸丑(みずのとうし)・庚辰(かのえたつ)」です。

聡明で堅実的な考え方をする辛丑の人。控えめで穏やかなタイプです。一方、丁未の人も穏やかで、リードするよりもリードされたいタイプ。それゆえ、恋愛面ではなかなか進展しにくい相性と言えます。ただ、どちらも将来を見据えて関係を結ぼうとする真面目なお人柄。ゆっくりと信頼関係を築いているのだと捉えられると結婚への焦りも無くなり、相性が格段にアップしますよ。

癸丑の人は、直感に従ってどんどん行動していくタイプ。反対に、丁未の人は安定を好むがゆえ、新しいことにチャレンジするには相当の勇気が必要です。それゆえ二人がタッグを組むと、お互いの意見がぶつかり合ってしまうでしょう。ですので、お互いに譲歩できる落としどころを見つけることが大切。互いの意見を尊重し合えれば、良好な関係を作れますよ。

丁未の人は、どんな時も自然体でいられるタイプ。一方、庚辰の人は、周りからの評価をとても気にするタイプ。それゆえ二人がコンビを組むと、庚辰の人が所々で心をすり減らしてしまうかも。ですので、丁未の人が持ち前の気配り上手さを活かすとGOOD!庚辰の人の様子をよく見れば、自然と「なぜ人の目を気にするのか?」の理由も理解できるはず。お互いに自身の足りない部分を知れる良き相手となれます。

丁未生まれの有名人・芸能人 

  • 井上 雄彦:1967年1月12日(漫画家)
  • 坂本 冬美:1967年3月30日(歌手)
  • 武田 修宏:1967年5月10日(元プロサッカー選手)
  • 沢村 一樹:1967年7月10日(俳優)
  • 天海 祐希:1967年8月8日(女優)
  • 松岡 修造:1967年11月6日(元男子プロテニス選手)
  • 織田 裕二:1967年12月13日(俳優・歌手)
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