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棒(ワンド)の2の意味(正位置・逆位置)|恋愛・相手の気持ち・復縁などの悩み別解釈例で分かるタロット解説

もくじ

ワンド(棒)の2はどんなタロット?基本の意味や概要を解説!

ワンドはタロット4大元素のうち「火」に属し、情熱・エネルギー・活力を司ります。
自ら力を発することから「自分から他者(周りの環境)」へと影響を与えるという意味も持ちます。
またワンド(棒・杖)は家を作るときに礎や、支えとなる柱になることから「物事の始まり」「基礎」「原始的な力」も意味します。
2はエースよりも進んだ状態を示唆し、選択肢があり、他者との関わりが増えていく状態を意味します。

絵柄は城の上に立つ王族が、1本の棒を掴んでいますが、さらに1本の棒は王族の真横に立てかけられている状態です。
この王族の反対側の手には地球儀があり、どこか遠くを眺め、何か考えているようにも見えるこの絵柄。
城の上に立つこと・地球儀を持つことから、さらに進んだ状態・立場から、より高い視点で物事を見ることを示唆します。
2本のうち1本の棒を掴んでいることから「二者択一」が起こること、そして、ここから先の未来に関わることが起こることを意味します。

正位置の意味や対策は「進展する未来」のために行動することが大切

正位置でワンドの2が出ると「昇進」「ステップアップ」といった「前進」がキーワードになります。
また「外部とのコミュニケーション」が盛んになったり、目標達成に欠かせないヒントを得られる場面に遭遇することもあるでしょう。
目標達成への選択肢が山のように降り注いでくるような出来事も訪れるチャンスに満ちた時期を示しています。
多くのチャンスを手にするためにも、自分自身の目標の達成度や振り返りを必ず行いましょう。
そうすることで、より優れたチャンスを手にするための取捨選択も楽に行えるようになっていきます。

さらに、過去の経験が未来につながるような出来事が起こる場合もあります。
それは他者からのご縁から生まれるご縁の可能性もありますし、自ら培ってきた経験から得られる可能性もありますので、自分を信じて心を清く前進していきましょう。

逆位置の意味や対策は「現状の確認」を徹底して行いましょう

逆位置でワンドの2が出現すると「不安」「ためらい」「孤独」といった「絶望感があり前に進めない状態」を示します。
不安が強すぎて、今何をするべきなのか、今の状態がどういうものなのか見えていない状態を示唆するカードでもあります。
目標達成のために進もうとしている方向が誤っている時に出現するカードでもあります。
現状をしっかり見つめること、地に足をつけた行動を心がけるようにしましょう。
今ある自分を確認できたら、不安感も和らぎ再スタートを切ることができます。
進む方向や未来が見えない故の恐れであることが多いので、焦らずに現状確認や目標達成へのルート設定の確認を行いましょう。

タロットカード・棒の2|意味(キーワード)まとめ

正位置の意味(キーワード) ステップアップ 進展 チャンスの獲得 義務 責任
逆位置の意味(キーワード) 不安 躊躇 焦燥感 自立への憧れ 現状確認の必要性

タロットカード・棒の2|悩み別の解釈例まとめ

相手の気持ち 正位置 好意的なチャンスがあることの暗示。
逆位置 少し不安や躊躇していることの暗示。
片思いの成就 正位置 進展することになりそう。
逆位置 一度立ち止まって現状確認をし直す必要がある。
仕事 正位置 大きな仕事を任されるかも。
逆位置 焦燥感にかられ失敗してしまうことになりそう。
対策・アドバイス 正位置 さらなる飛躍を遂げるチャンスに恵まれる。
逆位置 一度落ち着いて、現状を再確認するとよい。

【恋愛】相手の気持ちの悩みで棒(ワンド)の2が出てきたときの意味とは?

正位置で出た時の意味や未来の結果、対策は深く考えてみることです

棒(ワンド)の2が正位置で出た時には、今までの言動をに鑑みた行動の重要性があると捉えられます。未来に向けた対策としては、一つ一つ順序立てて深く考えてみることが必要です。相手がされて喜ぶことや、不快に思う言葉などを真摯な姿勢でイメージしてみることが大切です。常に相手の感情を読み解き、必要なコミュニケーションに反映させることで、未来が明るくなることを示しています。このように深い思慮を求めるカードであると解釈出来ます。

逆位置で出た時の意味や未来の結果、対策は追求することです

知らないままにしておくことのリスクが顕在化する予兆が表れています。早期の対応によって、そのリスクを大幅に軽減できることも暗示されているのです。どのような手法で相手の気持ちを探り当てていくのか、思案していても解決には繋がりにくいと言えます。そのため、単刀直入に聞くことも有効です。相手が心を開きやすい雰囲気の醸成から始めてみるのも良いでしょう。しっかり追求して、納得できるようにすべきことが示されているのです。

【恋愛】片想いの悩みで棒(ワンド)の2が出てきたときの意味とは?

正位置で出た時の意味や未来の結果、対策は行動することです

いつまでも片思いのまま時間ばかりが過ぎている状況に焦りを感じてしまう暗示が出ています。少しでも前に進んでいくように、多面的なアプローチをしていくことが大切なポイントとなるでしょう。無理だと思い込まずに、前向きに行動する重要性もカードに示されているのです。失敗しても果敢に立ち向かう必要性も感じさせているので、勇気を振り絞ってみるのもポイントとなります。成功を信じる心の強さも大切な視点となって表されています。

逆位置で出た時の意味や未来の結果、対策は伝え続けることです

心の中に大きな溝が生じて、関係性が崩れてしまう暗示が出ています。勝手な妄想を続けていく中で、ネガティブな感情に支配される予兆が見られます。打開策として、必要なタイミングで自分の思いを片思いの相手に伝えることが有効です。思いの強さを相手に知ってもらうことから始めてみることが大切と言えます。上手くいかない可能性も示唆されていますが、実際のところやってみなければ分かりません。賭けに出てみる勇気の重要性も暗示されているのです。

【恋愛】復縁の悩みで棒(ワンド)の2が出てきたときの意味とは?

正位置で出た時の意味や未来の結果、対策は優しく振舞うことです

過去の失敗をいつまでも引きずって、前に進めない状況がイメージされています。この状態を抜け出して、復縁に繋げていくためには、より一層の努力が必要となってきます。今までなかなか示すことのできなかった優しい対応を重視することもポイントです。相手の思いをしっかり把握して、何をして欲しいか考えてみる必要があります。時間はかかっても真剣に関わっていくなかで、もう一度チャンスが訪れると信じることで運命は変えられます。

逆位置で出た時の意味や未来の結果、対策は複雑化しないことです

安直な考え方が蔓延って、堕落しそうなイメージが強く示されています。復縁という本来思いテーマであるはずの問題に対して、どこか第三者的な見方をしてしまう可能性が高いのです。自分のこととして、真剣に向き合う姿勢が欠落していないか、見直す必要があります。適当にやっていても、そのうち相手の思いがこちらに向かってくるだろうと楽観視していてはいけません。思っている以上に相手の気持ちは冷めている可能性があるのです。

仕事の悩みで棒(ワンド)の2が出てきたときの意味とは?

正位置で出た時の意味や未来の結果、対策はぐずぐずしないこと

棒(ワンド)の2が正位置で出た場合、意志力や集中力が研ぎ澄まされている状況をあらわします。また、支配者の能力や分別のある心といった、仕事上の判断を下せる状況にあることも示しています。交渉や契約で迷っているなら、良い話である可能性が高いです。ぐずぐずしていてはいけません。集中力を高め、速やかに事を進めましょう。もしも自信にあふれる男性が近くにいるなら、その男性はあなたにとって重要な存在となっていくでしょう。

逆位置で出た時の意味や未来の結果、対策は今は待つこと

棒(ワンド)の2が逆位置で出た場合、気まぐれや支えるものがないといった、不安定な状況をあらわします。また好奇心が暴走して、気が散りやすい状況でもあります。仕事上のパートナーと噛み合わなかったり、予想外の情報に慌てたりと、作業が思うように進まずてこずるでしょう。今は待つことです。次の機会に再度挑戦することをおすすめします。また、自信過剰の男性に、振り回される可能性がありますので、高飛車な男性には気をつけましょう。