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隠者の意味(正位置・逆位置)|恋愛・相手の気持ち・復縁などの悩み別解釈例で分かるタロット解説

もくじ

「運命の輪」のタロットカードに秘められた基本的な意味とは?

隠者が正位置の時の意味は内観、悟り

隠者のカードが正位置の意味は、内観、悟り、思慮深さ、内省などの意味を持ち、主に自己の内側を表します。

内観、内省というのは、自己の内面へと向き合う事を促す意味が込められており、隠者の持つ、悟りを持った賢者を表しています。

抱えている問題の答えは、既に自身の中にあり、これまでの経験や知識を振り返り、自身が下した判断に従うと良い事を表します。

足元に灯るランプは、現実と現在を表しており、未来、過去、周囲の意見ではなく「いま現在の現実」が大切な事を告げています。

内省、悟りは、本当に大切なものは何かについて改めて見直し、本心と向き合う事で、地に足のついた生活が望めるでしょう。

思慮深さというのは、落ち着いて問題とゆっくり向き合い、自分の意思を尊重する事を優先し、真実を導き出す事を表しています。

隠者が逆位置の時の意味は神経質、劣等感

隠者のカードが逆位置の意味は、神経質、劣等感、孤独、悲観的、隔離などがあります。他者と関わらないという選択も表します。

神経質とは、周囲の雑音や意見が気になってしまい、自身の目標や本来の自分が見失いやすくなる時があります。

この時期は、他人の意見に惑わされやすい時があるので、世間から一旦隔離し、内なる声に従う事で、迷路から抜け出せるでしょう。

劣等感から、悲観的になりやすくなる時がある時期なので、良い情報に意識を向ける事で、マイナスの感情から解放されていきます。

周囲から嫌われる事を気にせず、自分の心から望む人生が歩めるように内観に徹する「孤独」になる時期が来ていることも表します。

静かに状況を見つめ直す事や、本来の自分自身の声に耳を傾ける事で、真に自分に必要なものに気づく事ができるでしょう。

≪恋愛≫相手の気持ちが知りたい時に隠者が出た時の意味

隠者のカードが正位置の時は、慎重になっていて即答は出来ない、真面目に関係性を考えているなど、前向きな解釈があります。

その一方では、恋愛に興味がない、本心を確かめているなど、相手側の深い精神面などを探求する解釈もあります。

隠者のカードが逆位置の時は、軽い恋愛関係、神経質になっている、気持ちを抑圧しているなどの幅広い解釈が出て来ます。

隠者のカードで、相手の気持ちをリーディングするときには、隠者の前後に出て来たカードと合わせ、解釈していきます。

隠者が正位置の時の意味は慎重、探求

隠者のカードが正位置の時は、片思い中の人は、相手が今後どうしたら良いのかを真剣に考えてくれてくれていると解釈出来ます。

自己探求の意味も含むので、相手がこれから「自分自身がどうしたいのか」「どうしたら良いのか」を探求していることも表します。

また、相手は、現在は答えを出すのが難しいと考えている事も表しており、誠実に自分自身の気持ちと向き合っているでしょう。

今はまだハッキリしない状況ですが、暖かく見守っていく事により、二人は良い関係へと発展していく事を暗示しています。

交際中の人は、相手は信頼や真心を寄せている事を表し、包容力のある相手と一緒にいる事で、落ち着いた恋が出来るでしょう。

相手は、慎重に二人の関係を深めたいと考えているので、同時に自己探求の環境を整えると、関係性がより深まっていくでしょう。

隠者が逆位置の時の意味は孤独、神経質

隠者のカードが逆位置の時は、孤独の意味があり、相手は仕事などの忙しさなどで、二人の信頼関係が薄くなっている時があります。

片思いの人は、相手が落ち込んでいる時期、交流に消極的になっている、好意を受け入れるのには難しくなる時があります。

回復までに時間が掛かるため、相手の様子を見ながら、アピールは一時的に休み、自己内省に努める自分磨きが身を結ぶでしょう。

交際中の人は、相手に、神経質な面が出やすい時期ですので、相手には「理想の恋愛」へのこだわりが強く出ている時があります。

そのため前へと進めず、前の交際相手を美化しているあまりに、こだわりの強さが前面に出てしまう時があります。

または相手との恋愛について見直していく事、放っておく事で、精神面においても、安定感や安堵感を抱けるようになるでしょう。

≪恋愛≫片思いの未来が知りたい時に隠者が出た時の意味

隠者のカードが正位置の時は、ひっそりとお互いを見守っていく大人の恋愛となっていく事を表しています。

「内に秘める愛情」という意味があり、お互いに干渉もせず、迷惑をかけたりしないよう気遣いのある関係となっていくでしょう。

隠者のカードが逆位置の時は、秘密の意味もあることから、片思いの相手に対し、消極的になってしまう時があります。

一人で抱え込まずに誰かに聞いてもらい、相談していく中で、一緒に考えていく事が、困難を切り抜けられる鍵となるでしょう。

隠者が正位置の時の意味は内に秘めた愛情

隠者のカードが正位置の時は、内に秘めた愛情という意味があり、しばらく告白やアピールは抑えて慎重になっている事を表します。

彼の心を引き寄せるために勇気を出して行動していく事により、この恋は進展していき、精神的な成長を遂げる恋愛になるでしょう。

また、交際をしても、お互いに干渉せずに見守っていく関係となる事もありますが、この恋愛が人生における糧となるでしょう。

この恋愛を通して、周囲のことや相手のこと、自身の気持ちについて、嬉しさや痛み等、じっくり考えられる機会に恵まれています。

そして、相手を干渉せずに静観する距離の遠さに寂しさを感じる事もありますが、人を好きになれた事に誇りを持つでしょう。

隠者が逆位置の時の意味は消極的、自己探求

隠者のカードが逆位置の時は、慎重を意味する事から、アピールする事など、なかなか積極的に行動に出られない時があります。

また、閉塞的、人間不信、疑心暗鬼の意味もありますが、積極的に他人を信用していく事で、ポジティブな変化が訪れるでしょう。

気持ちが焦ってしまう時もありますが、気分転換に他の事柄や趣味に打ち込んでいくと、物事を冷静に内観できるチャンスです。

また、心の内側も意味しており、相手の「まだ恋愛に向かって来てない」気持ちを、無意識に感じ取っている事も表しています。

じっくり考える時間や環境を整える事で、自身の恋愛を自己探求する事により、また違った結論や打開策が思いつきやすくなります。

≪恋愛≫復縁可能かどうかで隠者が出た時の意味

隠者のカードが正位置の時は、今は復縁を急ぐ時ではなく、また、相手が「一人になりたい」と考えている事を表しています。

隠者が過去を表す事から、しばらく内観の時期が必要とされ、じっくり過去を振り返る必要性がある事を告げています。

隠者のカードが逆位置の時は、焦って復縁をするにはまだ早い時期で、相手の気持ちを想像する事が難しい時があります。

気持ちに余裕がなくなる時がありますが、冷却期間を置きながら、気分を冷静にしていくほど、相手の気持ちを取り戻せるでしょう。

隠者が正位置の時の意味は冷静、内省

隠者のカードが正位置の時は、冷静、内省、過去を意味しており、別れ話の時よりも落ち着きを取り戻している状態です。

過去の出来事を内省、反省し、前に進む気持ちの落ち着きを表し、復縁に最も大事な「自己の内省」をしている心の状態です。

静けさと孤独を表し、相手は一人になる時間が必要と感じており、互いに一人になり休む時間が必要な時期である事を表しています。

彼へ愛を持ちつつ、「復縁したい」という気持ちを持ち続けていると、やり直しのチャンスに恵まれるでしょう。

相手は「一緒にいて良いのか」などの不安があるだけで、気持ちをなくしたわけではないので、良いカードと捉えて良いでしょう。

また、経験や知識を表すので、相手は過去の経験や知識を「再び二人の関係の中で活かしていこう」と考えているでしょう。

隠者が逆位置の時の意味は冷静、悲観的

隠者のカードが逆位置の時は、冷静、悲観的、内省、落ち着く、孤独など、全体的に「冷却期間」であるとを意味しています。

お互いに混乱しやすい時期でもあるため、復縁にはまだ早い時期で、内省をしていく事により、好転が望めます。

冷静になる事を促されている時期であり、一旦相手と距離を取り、気分転換に徹することで、再びいつもの自分に戻れるでしょう。

現在は心の整理がつかないままの状態であり、相手の気持ちや状況について想像できる余裕がなくなっているだけの状態です。

また、悲観的になり、問題の答えを外に求めてしまう時があるので、他人と距離を取る事で、負のサイクルを断ち切れるでしょう。

自信を持ち、悲観的な部分を手放し、現状の物事を素直に受け止める事が、復縁を引き寄せる近道となっていく事でしょう。

復縁まで時間はかかりますが、相手をよく知り、うまくリード出来ると、再び二人の関係が長く良い関係へと発展していくはずです。

≪恋愛≫不倫相手との今後を知りたい時に隠者が出た時の意味

隠者のカードが正位置の時は、不倫による秘密の関係を楽しむ事が出来ている二人の状態を表しています。

秘密の意味もあり、お互いに非常に慎重に関係を進めているため、周囲に二人の関係が知られる事がありません。

隠者のカードが逆位置の時は、二人とも、不倫そのものに罪悪感を抱きながらも離れられない関係の状態を表しています。

また、視野が狭くなっており、周囲の反対意見に耳を傾けず、本当に必要な人は誰なのかを見失っている状態を表しています。

隠者が正位置の時の意味は孤独、思慮深さ、真実

隠者のカードが正位置の時は、孤独、思慮深さ、真実の意味を持ち、深く物事を考えていく事を表しています。

不倫相手は、二人の関係を、他人に意見には一切耳を傾けず、向き合い、愛し合っていこうとする姿勢を表してしています。

または、不倫相手は現在のところ「一人で、自身のこと、または恋愛について向き合っていたい」と考えていることも表します。

その時には、不倫相手には「静かに考える時間」を与える事で、二人の関係性が深まっていくでしょう。

一人の時間を与える事により、お互いに、特に精神面の深いところで、二人の間に親密なつながりが育まれるでしょう。

隠者が逆位置の時の意味は消極的、内省、秘密

隠者のカードが逆位置の時は、消極的、内省、秘密などの意味が込められており、一人になる事も表しています。

消極的というのは、不倫相手は、二人の関係について、悩んで入るものの真剣に考えていることを表しています。

秘密というのは、不倫相手が周囲、または結婚相手には二人の関係を、現在は秘密にしている事を告げるカードです。

また、不倫相手は、不倫関係そのものに疑問を持っていながらも、真剣には悩んでいる事も表しています。

そのため、二人の関係や、不倫相手についてじっくり考えてみる、見極める時期が来ているという事も告げています。

また、この先、相手とどのようにしていきたいか、相手に本当に愛されているかなどを深く掘り下げる時期です。

そのためには周囲の意見に惑わされず、心の声に従うと、愛情関係に特別な意義を見出す事が出来るでしょう。

≪恋愛≫結婚の可能性や時期の悩みで隠者が出た時の意味

隠者のカードが正位置の時は、現在は自身が結婚には積極的ではなく、趣味など一人の時間を優先していることを表しています。

恋愛をしていても、欲は多くなく、相手との精神面での深い結びつきでの満足しており、十分と感じているでしょう。

結婚は周囲の意見がどうであれ、自身が心の声で決めた相手なら幸せになれることを告げるカードなのです。

隠者のカードが逆位置の時は、内向的になり過ぎてしまい、相手に心を閉ざしてしまう時がある事を表しています。

積極的に他人を信頼し、相談していく事で、一人で悩む事がなくなり、結婚への解決方法も見つかっていく事でしょう。

隠者が正位置の時の意味は内なる自分、真実、時間がかかる、探求

隠者のカードが正位置の時は、内なる自分、真実、時間がかかる、探求などの意味が込められています。

リードしてくれて、優しく見守ってくれる、精神面で大人である相手との相性が良く、結婚相手に向いているでしょう。

内なる自分というのは、周囲の意見に惑わされず、心の声に従って結婚相手を選ぶと上手くいくことを表しています。

現在は、交際中の人も精神面での深いつながりから満足しており、結婚願望が薄くなりがちになる時があります。

探求というのは、二人の関係について向き合い、将来の結婚生活や、お互いの人生についてのプランを深く考えるいい機会でしょう。

真理とは、結婚までやや時間がかかる時もありますが、何を大切にしたいか探求することを表しています。

隠者が逆位置の時の意味は殻に閉じこもる、信用できない、疑い深い、頑固

隠者のカードが逆位置の時は、殻に閉じこもる、信用できない、疑い深い、頑固などの意味が込められています。

消極的というのは、現在は、まだ結婚を急ぐ時ではないという事を表し、まだ相手に心を開いていない時がある事を表しています。

現在は、疑い深くなりやすい時でもあり、相手は自身にとって生涯を共にする事ができるかを、じっくり探求する必要性を表しています。

また、他人を信用しにくい時があり、また、殻に閉じこもりやすい時である事を表し、小さな事が気になりやすい時があります。

頑固になりやすい時もあり、本心では結婚がしたいが、独身の方が楽だと言い聞かせてしまう時がある事を表しています。

内なる声を信じ、積極的に他人に思い切って心を開き、相談をしていく事により、変化を受け入れるための自信が湧いてくるでしょう。

≪仕事≫仕事の悩みで隠者が出た時の意味

隠者のカードが正位置の時は、真理の探究などを表し、仕事について、じっくりと考えていきたい時という意味が込められています。

内省の意味も表すことから、答えは自分の中にあり、自身の体験したことや、素直に感じる気持ちに答えが潜んでいる事を表します。

隠者のカードが逆位置の時は、様々な雑音や小さな事柄に気を取られやすくなっている時があることを表しています。

肩の力を抜いて仕事に望んでいく事により、目の前の仕事に集中しやすくなり、問題も解決し、スッキリするでしょう。

隠者が正位置の時の意味は冷静、導き、経験

隠者のカードが正位置の時は、冷静、導き、経験などの意味を表し、比較的明るいカードと捉えて良いでしょう。

冷静とは、仕事面では、今はじっくりと経験や実力を養い、マイペースに仕事を進めていく時期である事を表しています。

共同作業よりも、デスクワークで自身の裁量で進めていける内容の仕事の方が、個性が発揮できる時期でしょう。

導きというのは、望んでいた業務を任せてもらえる事や、就職活動をしている人にとって、内定などの朗報が舞い込んでくるでしょう。

普段の業務いおいても、人間関係運に恵まれ、集中力が増して、仕事が捗り、仕事がしやすい環境が整っていく時期でしょう。

以前から実行しようと考えていた、独立や起業にも最適の時期で、波に乗っている時期がやって来ていることを表しています。

隠者が逆位置の時の意味は苦労、神経質、孤独

隠者のカードが逆位置の時は、苦労、神経質、孤独などの意味を持ち、混沌とした現状を前に、前に進みにくくなる時があります。

仕事上での不注意やケアレスミスをしやすい時がありますが、冷静に仕事に取り組んでいく事で、逆境を折り返す事が出来ます。

苦労というのは、転職活動をしていても、合う会社がなかなか見つからず、また、採用される事も難しい時期です。

全力を尽くして成功し、燃え尽きている時期なので、転職活動を一旦休止する事が、仕事に対する情熱をキープできるでしょう。

神経質というのは、こだわりや、細かいことが気になってしまい「木を見て森を見ず」の状態になっていることを表しています。

孤独というのは、周囲の意見に耳を傾けにくい時がある事を表していますが、視野を拡大できるチャンスでもあるでしょう。

≪対策カード≫対策カードで隠者が出た時の意味

隠者のカードが正位置の時は、進んで来た事、努力が正しいなどの意味を持ち、着実に前へと進んでいくことを表しています。

明るい意味を持つカードで、現在の調子を保ちながら、最善を尽くすことの意味合いも持ちます。

隠者のカードが逆位置の時は、この時期はこだわりや頑固な一面になりやすい時で、前へ進む障害になっていることを表しています。

周囲の意見に相談をしたり、積極的に耳を傾ける事で、壁を突破する事が出来、負のサイクルを断ち切れるでしょう。

隠者が正位置の時の意味は集中力、真実、本来の自分

隠者のカードが正位置の時は、集中力、真実、本来の自分などの意味を持ち、明るい未来が開けていく事を表します。

真実というのは、今までの努力や、計画などが正しいという事を表し、より集中して物事に取り組む事が出来る事を表します。

本来の自分とは、自分をじっくりと見直していく時間と環境を整える事で、明るい未来に向かって落ち着いていけるでしょう。

また、混沌とした状態や、なかなか前に進めなかった現状が解消され、未来の自分が待ち望んでいた現実へと近づいていくでしょう。

本心、真理、探求、核心などの意味も持ち、内なる声を信じていくことが、より大切な時期である事も表しています。

目の前に起きている現状の原因を深く探求していく事により、壁を突破し、夢に向けて前進する事ができるでしょう。

隠者が逆位置の時の意味

隠者のカードが逆位置の時は、孤独、悲観的、劣等感、などの意味が込められています。

孤独というのは、殻に閉じこもりやすい時期ですが、周囲に積極的に相談する事により、ポジティブな変化が起こるでしょう。

悲観的、劣等感、不安などの意味もありますが、積極的に心を開く事で、ずっと背負っている重荷から解放されていきます。

視野が狭くなりやすい時もあるので、目標について見直し、明確にする事で、需要な何かを思い出すチャンスに恵まれるでしょう。

独りよがり、頑固の意味もありますが、視野を広げるチャンスに恵まれているので、周囲と合わせ、意見に耳を傾ける事が大切です。

ですので、周囲との調和のバランスを整えていく事で、前に進む障害となっていたものが取り除かれ、将来を楽観視できるでしょう。