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ペンタクルのクイーンの意味(正位置・逆位置)|恋愛・相手の気持ち・復縁などの悩み別解釈例で分かるタロット解説

もくじ

ペンタクルのクイーンはどんなタロット?基本の意味や概要を解説!

野ばらが咲き、緑が生い茂る庭にて、女王が大理石でできた王座に座っている様子が描かれているカードです。
女王の膝の上には大きなペンタクルが1つ。右側にはウサギが走っています。
女王はペンタクルを大切に持ち、少し首を傾げながら見つめています。

自然豊かな庭は「安全」「保護されている」という意味を示し、ウサギが走っている様子から「多産」「繁栄」と読み解くことができます。
女王が膝の上にペンタクルを持っていることから《地に足をつけて「物事の本質」や「結果までの過程」を見つめている》と読み解くことができます。

正位置の意味や対策は節約第一で行動しましょう

ペンタクルのクイーンが正位置で出現すると「守護」「様子見」「生産性」といった意味になります。
ご縁や財産、対人関係を守るのに特化している時期です。
ケチではなく、倹約家といった強みが出て来るでしょう。これまで散財していたとしても、急に貯金を始めたり、うまくお金を回すような行動を選ぶようになっていきます。
大きな賭けに出るのではなく、良い距離で狙っているものの様子を見ることが多くなり、利益が多い時にうまく手を打つことができるでしょう。

しかしながらこのカードが正位置で出た後は、原因不明の憂鬱や情緒不安定になることがあります。
損得を見つけることがうまい時期なので、それを周りから批判されてしまうこともありそうです。
ですが、そういった周りのヤジに翻弄されては力の発揮がうまくできなくなるので、我が道を進むことを選ぶと吉です。
自然とのご縁があるので、リフレッシュを兼ねて近くの公園や山に行くと良いでしょう。

逆位置の意味や対策は出すところで出しましょう

逆位置でペンタクルのクイーンが出現すると「守ることができない」「閉鎖」「損得勘定が強い」とった意味になります。
逆位置になると倹約や節約ではなく、頑固に無駄を出さないように行動をとるようになります。
クイーンの性質である「堅実」といった強みが、うまく発揮されず短所として発揮されてしまうからです。
貯めることは大切ですし、無理をして出資するのは良いことではありません。
ですが、なんときでも出すところは出しても損はありません。
逆位置でカードが出ているときでも、好機はその人の元に訪れます。
頑なになりすぎると、好機を掴み損ねてしまうので、心が求めるものが目の前にきた時は、出資するように心がけましょう。

タロットカード・ペンタクルのクイーン|意味(キーワード)まとめ

正位置の意味(キーワード) 守護 様子見 生産性 多才 しっかり者
逆位置の意味(キーワード) 閉鎖 損得勘定が強い 気難しい 不信感 自立できない

タロットカード・ペンタクルのクイーン|悩み別の解釈例まとめ

相手の気持ち 正位置 慎重に様子見している状態。頼りにされると喜びそう
逆位置 あまり心を開いていない。信頼関係を築くことが大切
片思いの成就 正位置 少し立ち止まって様子見すべきという暗示
逆位置 損得勘定しがち。利害関係抜きに相手を見つめなおすとき
仕事 正位置 生産性が上がり、才能を発揮できる暗示
逆位置 周囲に不信感を抱き四面楚歌になっているかも
対策・アドバイス 正位置 才能を発揮できる好機。ただし慎重になりすぎないこと
逆位置 閉じた心を開き、柔軟な態度で事に当たると良い

【恋愛】相手の気持ちの悩みでペンタクルのクイーンが出てきたときの意味とは?

正位置で出た時の意味や未来の結果、対策は相手の気持ちを汲み取るチャンスかも

ペンタクルのクイーンのカードには、落ち着いた感情や包容力、人の話を聞き入れてまとめられる理知的な一面といった要素を含んでいます。正位置で出た場合はそうした意味合いを素直に解釈することが可能ですので、その相手にいかなる感情を持っているにせよ、意中の人の気持ちをうまく理解して良い結果につなげていきやすい状況にあるとも解釈できます。不安な要因が見えるカードでもありませんので、もしこのカードが出たのあれば、無理することなく聞き役に回ることで、かえって関係を良くすることにも貢献できるかも知れません。

逆位置で出た時の意味や未来の結果、対策は心を通わせることです

自分の中だけで相手の気持ちを理解しようとしても難しい面が多く、なかなか本意にを知ることが出来ない暗示が出ています。そのため、なるべく直接的なコミュニケーションの機会を多く作って、色々な話をしてみるのが有効です。ちょっとした間の取り方や、話し方の特徴を掴むだけでも、その変化に気づくことが可能となります。動揺した場合の変化などは特にはっきりと表れやすいので、注意深く捉えていくと気持ちを理解しやすくなるでしょう。

【恋愛】片想いの悩みでペンタクルのクイーンが出てきたときの意味とは?

正位置で出た時の意味や未来の結果、対策は気持ちを正確に伝えることです

片思い中の相手の気を引こうとして、誇張した言動をとってしまう暗示が出ています。等身大の自分を見せないと、なかなか理解してもらうことは難しいと言えます。自然体でのコミュニケーションをとるために、気持ちは正確に伝えていくことが求められます。普段通りの関係性を維持することを第一に考えて、気持ちが通じ合う瞬間を待ちわびる位が丁度良いのです。虚飾の自分を演出しないで、ナチュラルな会話を楽しんでいきましょう。

逆位置で出た時の意味や未来の結果、対策は手の内を見せないことです

片思いしている相手に、どうにかして気付いてもらいたいという気持ちが先走って、自分の駄目な部分を露呈してしまう未来がイメージされています。試行錯誤を繰り返す中で、自分なりのアプローチ方法を見出すことが出来ますが、上手くいく可能性は低いのです。その手の内さえも相手に気づかれてしまうリスクが明示されています。あまり自信を持たずに、ある程度の警戒心を持ちながら丁寧に計画を進めていくことが両想い・告白への近道となるでしょう。

【恋愛】復縁の悩みでペンタクルのクイーンが出てきたときの意味とは?

正位置で出た時の意味や未来の結果、対策は静かに待ち続けることです

別れてしまった恋人と、再び昔のような関係を取り戻したいと思っても、なかなか順調にいかない暗示が出ています。今はまだ積極的に動き出すのは早いでしょう。冷静さを保って、少し相手の出方を待ってみるのが無難です。その中でも、復縁に必要な自分の姿勢をしっかりと見定める姿勢が求められます。どの程度心の距離が離れていったのか、性格に把握しなければならないのです。その先に具体的な関わり方の方向性が見えてくるはずです。

逆位置で出た時の意味や未来の結果、対策は相手の気持ちを確認することです

なかなか寄り添うことのできなかった過去の恋人と、距離感を詰めていくために、相手の気持ちをしっかりと把握すべきことが示されています。自分の思いが通じるまでには、まだまだ多くの時間がかかります。しかし、少しずつでも相手の考えに寄り添っていくことで過去の出来事、問題点等を一緒に再確認する切っ掛けが得られるでしょう。寂しい思いをさせてしまっていた可能性もあるので、より丁寧に向き合う態度が求められるのです。

【恋愛】仕事の悩みでペンタクルのクイーンが出てきたときの意味とは?

正位置で出た時の意味や未来の結果、対策は優先順位を決めること

ペンタクルのクイーンの正位置の意味は、家庭的、保守的、良き妻などです。人物像としては良妻賢母ですが、仕事を占う場合は堅実な成果を育てていく人、という意味になります。ペンタクル(金貨)は地のエレメントに属するスートですので、何かを育てていく能力を表します。また、金貨=物質的な資源を示す事から、正位置で出た場合の仕事運、金運は良好です。温厚で気が利くので職場やコミュニティー内で重宝される存在でしょう。与えられた仕事を確実に進めたいタイプなので、急かされるのは苦手かもしれません。優先順位を決めて取り組めると、さらにステップアップできるでしょう。

逆位置で出た時の意味や未来の結果、対策はタスクを決める

ペンタクルのクイーンの逆位置は、焦り、損得勘定、経済的な心配事などを表します。仕事では細かい事が気になったり、落ち着いて取り組む環境が整わないと感じているようです。ペンタクル(金貨)は、物質的な事や時間を表すスートですので、時間的な制限や給与が心配の種になっているかもしれません。また、ノルマや目標を達成できる自信がなかったり、何らかの焦りの感情が背景になっています。まずは、するべき事を順序立てましょう。決めたタスクに取り組むことで、不要なストレスや不安を軽減できます。