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棒(ワンド)のクイーンの意味(正位置・逆位置)|恋愛・相手の気持ち・復縁などの悩み別解釈例で分かるタロット解説

もくじ

ワンド(棒)のクイーン(女王)はどんなタロット?基本の意味や概要を解説!

右手にワンド(棒)、左手にひまわりを手にしているクイーン(女王)が絵柄という、見ているだけで力をもらえそうなカードです。
クイーンは王座に腰をかけ、その背もたれにはライオン(獅子)が描かれ、王座の脚の部分もライオンが形取られています。
そしてクイーンの足元には一匹の黒猫が座っており、こちらをまっすぐ見ています。
タロット誕生の地である古代エジプトでは、ライオンや黒猫は神聖な動物、神の使いとして崇められていました。
その2匹動物が描かれていることから、このクイーンは強いスピリチュアルな力を持ち、人々を導いてきた人物であることが読み解けます。

また、太陽とひまわりは《太陽》の象徴であることから、読み解きの際には「太陽」「太陽のように明るい」「真っ赤に燃える太陽」「情熱」といったものがキーワードとなっていきいます。
ワンドが持つ「火」「感情」「熱心」が強まるので、ワンドとクイーンが組み合わさることで、力を倍増させて行きます。

クイーンが持つ「魅力」「育成」「愛」の力も強まるので、対人面での発展が必然となりそうです
仕事もバリバリとこなすキャリアウーマンでありながらも、しっかりと子育てができるスーパーママのような状態です。つまり短所が見つからないのです。
その上、何もせずとも魅力が多方面に行き渡る時期なので、その力を垂れ流しにしたような過ごし方をするのが大正解となります。

正位置の意味や対策は外側に向かうことを意識して

正位置でワンドのクイーンが出現すると「愛情」「聡明」「純潔」「魅力」という意味を持ちます。
とにかく品が良く、多くを発言していないのに、気がついたら周りに人が集まっていたり、いうことを聞いてくれているような状態を作っているような状態です。
魅力だけではなく、良い噂や評判も自分が知らない間に広がっていき、そこからビジネスチャンスが勝手に舞い込んでくるようなこともあるでしょう。
ですので、他人にどう思われているか気にせずに外の世界に出ていくと吉です。
とにかく肯定され易い時期なので、新しいことへ挑戦したり、提案したり、新しい道に進むのもありです。

それだけではなく《思いやり》が強くなり、人に好かれる行動を自然に行っているのが特徴。
面倒見が良いと年下の人物から慕われ、そこからチャンスがどんどん広がっていくこともありそうです。
年下だけではなく、年上の女性からの良い影響を得る可能性が高いです。
良いことが連発して起こりますので、肩の力を抜いてリラックスして過ごしていると良いでしょう。

逆位置の意味や対策は人のことを気にせず生活を

ワンドのクイーンが逆位置で出現すると「魅力減少」「おせっかい」「ヒステリック」のような意味になります。
何もしていない時には「感じが良さそうな人」という印象を他者に与えますが、一度感情のスイッチが入ってしまうとどうにも止まらないような状態が続きそうです。
自分の感情を揺さぶる出来事が起こり易いことを示唆しているのですが、気をつけていても抑えられないことが多くなりそうです。
独りよがりな選択をしがちになるので、人から嫌煙されてしまうことも。
相手を褒めたつもりでも、その人によっては嫌味に聞こえてしまったり、とにかく関係がギクシャクしてしまうことが増えていきそうです。
良いことであってもこの時期は他人について言及をするのは控えましょう。

感情的になりすぎないようにするためにも、心理学の本を読んだり、リラックスに努めると吉です。
ワンドのクイーンが逆位置で出現した直後は、心を落ち着かせ、大人しく過ごすと良いでしょう。

タロットカード・棒のクイーン|意味(キーワード)まとめ

正位置の意味(キーワード) 愛情 聡明 魅力的 面倒見が良い 姉御肌
逆位置の意味(キーワード) 魅力減少 余計なお世話 感情の起伏が激しい 憎めない存在 辛辣

タロットカード・棒のクイーン|悩み別の解釈例まとめ

相手の気持ち 正位置 あなたに対して好意を持っていることの暗示。
逆位置 感情が安定していないことの暗示。
片思いの成就 正位置 誠実に思いを告げることで成就することになりそう。
逆位置 周囲の余計なお世話があることの暗示。
仕事 正位置 聡明さを発揮し上手くいくことになりそう。
逆位置 感情的になってしまうことの暗示。落ち着くといい。
対策・アドバイス 正位置 面倒見の良さを発揮して周りを助けてあげる。
逆位置 自分を見直して、努力を重ねる。

【恋愛】相手の気持ちの悩みでワンド(棒)のクイーンが出てきたときの意味とは?

正位置で出た時の意味や未来の結果、対策は感謝の念

片思いの相手、家族、友達など相手の気持ちについて悩んでいる時、タロットが正位置で出た時、相手に感謝しなさいという事しょう。
現在の悩みは相手の気持ちが自分には分からない、という事など、未来に不安を持っていたり、どうすれば良いのか迷っている時などに、このタロット占いが示す意味は感謝をすることで未来のへの扉は開きます。相手に感謝することで相手から感謝され、相手との距離も縮まり、相手の気持ちで悩みもなくなり関係がうまくいきます。

逆位置で出た時の意味や未来の結果、対策は対話と理解が大切

ワンド(棒)のクイーンの正位置が表す人物像は、相手を信じて謙虚に振る舞い、周囲の事を考えながら人間関係を構築していく人です。逆位置は、不信感や不安を抱いている状態と言えるでしょう。相手の気持ちを占ってワンド(棒)のクイーンの逆位置が出た場合は、疑いの気持ちから心が不安定になっていたり、嫉妬や猜疑心から視野が狭くなっています。恋愛関係では、恋人に対して悲観的な気持ちが強く出てしまい、意固地になっているかもしれません。本人の思い込みである可能性もあるので、じっくりと話を聞いてあげると良いです。

【恋愛】片想いの悩みでワンド(棒)のクイーンが出てきたときの意味とは?

正位置で出た時の意味や未来の結果、対策は積極的な会話です

内気なタイプである自分を変えて、積極的なコミュニケーションをとろうと意気込むことが両想いの近道となることがカードに示されています。これまでの弱い自分の殻を破って、どんどんアプローチをしていく姿勢が強く求められています。少しくらいミスをしても良いので、自分の思いを全て伝えるような行動が幸運を呼び込みます。相手の心を打つフレーズを用意することも大切です。切り札を多く持って、積極的な会話をしていくことが求められます。

逆位置で出た時の意味や未来の結果、対策は落ち着いた対応

ワンド(棒)のクイーンのは優しさや思いやりを表しますが、逆位置で出た場合は、思いやりに欠けた行動や言動からわがままな状態と言えます。片思いの結果で出た場合は、依頼者から相手への要望が多かったり、不安や嫉妬心が大きい事を示しています。または、相手が振り回される程、依頼者が魅力的であるとも言えますが、どちらにしても、相手は依頼者を異性として見ており、二人の関係は女性側のペースで進んでいます。恋愛関係を進めたい場合は、女性の落ち着きのある対応が必要です。

【恋愛】復縁の悩みでワンド(棒)のクイーンが出てきたときの意味とは?

正位置で出た時の意味や未来の結果、対策は自立することです

相手の存在に依存し過ぎていた過去を恥じて、これからは自分の力で生きていくという覚悟が復縁への鍵になります。いつまでも過去の恋人の残像に縛られていることに、罪悪感を持たないことも重要です。少しでも強くなった自分を相手に知ってもらおうと、努力することの大切さがカードに映し出されています。自分だけでも、地に足の着いた生き方が実現できるという自信が、相手からの信頼を勝ち取る唯一の方法になってくるでしょう。

逆位置で出た時の意味や未来の結果、対策は思いやりを持って接すること

ワンドの女王は、人に対する優しい心や思いやり、配慮といった柔らかな感情を示します。そのため正位置が出たならば、特に親しい人との人間関係改善や円滑なやり取りを期待することができますが、逆位置が出た場合は、そうした良い感情が発揮できず、心無いことを言ってしまったりという危険を示しています。お互いの距離が離れてしまい、思いやりが必要という状況では好ましくないカードと言えます。
そのため、もし意中の相手との復縁を望む際にワンドの女王の逆位置が出てしまったなら、その相手とは極力優しく、思いやりを持って接する必要があると言えます。やり過ぎかと思っても、丁重な態度をとり続けるぐらいの方が良いでしょう。

【恋愛】仕事の悩みでワンド(棒)のクイーンが出てきたときの意味とは?

正位置で出た時の意味や未来の結果、対策は他人の意見に耳を傾ける姿勢

ワンド(棒)は仕事や野心を表すスートです。ワンド(棒)のクイーンの正位置が仕事で出た場合は、まさに仕事や職場に情熱をかけている状態でしょう。人物像は、優しく周囲の事を考えた振る舞いのできる大人の女性、といったところでしょうか。自分のやり方に信念があり頼もしい存在ですが、やや頑固な一面もあるので、視野が狭くならないように気をつけましょう。仕事はひとりではできません。たとえ自分と見解が違っても、他人の意見に耳を傾ける姿勢は持ち続けて下さい。

逆位置で出た時の意味や未来の結果、対策は視野を広げる

ワンド(棒)のクイーンが逆位置で出た場合は、不安、嫉妬、視野が狭い、などがキーワードです。仕事の結果で出たときの意味は、自分のやり方にこだわりすぎて自己中心的になっていたり、職場でのポジションを意識しすぎている傾向を表します。また、目的意識が持てず仕事への情熱が低下している状態かもしれません。職場でのポジションや、自分の仕事について不安を抱えながら現状を維持しています。前に進むための対策は、視野を広げて客観性を持つ事です。